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剣豪、フリーランス武士「宮本武蔵」が後世に伝えたかった生きざま  ⑱

剣道

水の巻、詳細を読み解く

「一瞬のうちに的確な判断を下すような修業とは?」


行き過ぎた緊張たるみ偏見こだわり

雑念をとり払うことは

さまざまな道を志す上では

大切なことですが

武蔵は「心を静かにゆるがせ」ると

いっている。

”心を静かにゆるがせる” なんとなく

ニュアンスとしてはわかるのですが

具体的にはどんな状態か

考えてみました。

適度な緊張の中で
(その緊張を少し楽しく感じるくらいの)

体の筋肉も緊張せずに

ゆったりとした気持ちで

例えば

ただただ、広く穏やかで

凪いだ

大海原を

高台の崖っぷちから

静かに眺めているような

そんな状態?

もし、突風が吹いたり

何かにつまずいても

すぐに、瞬間的に重心を沈めて

転んだり、崖から落ちたりしないよう

バランスを保つことができる。

そんなイメージですかね。

何事も緊張し過ぎはよくない。

からだが緊張でこわばっていたら

動きは、ぎこちなく

次にとろうとする動作も

遅くなってしまいます。


精神も同じように

何事かに偏見を持っていたり

あることに、こだわっていたり
(怒り、悲しみ、未練などの感情)

余計な雑念考えごとをしていたら

絶好のタイミングを

失ってしまいます。

しっかりとした目的、目標、願望を持ったら

純粋にそのことだけを思い、願い

やるべき事を毎日

静かに確実に、淡々とやりとげて

日々、努力することが

大切なのでしょうか。

「日常を非常に生きる」、、、

そうすることで

非常の時にも日常と同じように対応できるのです。


               参考、引用「五輪書」神子侃訳 徳間書店

#フリーランス #緊張 #偏見 #こだわり #平常心