変わらずそこに在るもの
月日の流れが早い。
今年は特に速く感じる。
動きだす世の中
動き出したい気持ちと
動き出して良いのかという気持ちと
動かざるを得ない気持ちと
何を優先するのか、何が今の自分にとって最良なのか
頭も心も追いつかない。
人によって優先すべきこと、せざるを得ないこと、捉え方が違うことは理解していても
それでも
ん?
と思ってしまうことも、なんだか嫌だな、と感じてしまう。
少し前の中秋の名月
せっかくだからと久しぶりにカメラを取り出して写真を撮った。
久しぶりすぎてカメラの使い方忘れてしまったけれど、
なんとなくそれっぽく撮れた。
「天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも」
阿倍仲麻呂が唐でみた月も、三笠の山に登った月も同じ月
どれだけ世界が動こうと、時代が変わろうとも
あの人やあの人が、あの時、あの時代にみていた月も
全てが、今見上げているこの月
姿は変われど、いつでも変わらずそこに在る
月、すごいなと
漠然に思う。
どれだけの時代の中で、人や生き物に見上げられてきたのだろう
月、すごいや。
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