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時間はこころ


最近とてつもなく忙しい。

気がつくとこの時間(23時近く)になっていて、

「ああ、今日もあれができなかった。
これもできなかった。
今日も1日が終わってしまう。
こんなに忙しく過ごしているのに、忙しい忙しい。時間の使い方下手くそか」

と、落ち込む。

あっっっという間に過ぎてしまう時間に

「誰かに時間をとられてるみたいだ。

あぁ、そうだ時間どろぼうだ。」

と、ふと思った。

時間どろぼうとは『モモ』に出てくるキャラクターで、『モモ』は子供の頃『モモの時間泥棒』というミュージカルをみて、のめりこんで読んだ児童文学。

作者は『はてしない物語』のミヒャエルエンデ。

ミヒャエルエンデの話は子供心にもとても楽しめるものだけれど、
大人になるとまた違う角度、もっと深いところでギクっとするようなものが多い。
だから何度読んでも興味深く読めて感じられるものか都度違って面白い。
心にくるものがある。

で、なにをわざわざnoteに書こうと思ったかと言うと

時間どろぼうはモモの時間は盗めない。

それはモモの心が豊かだから。
人のために自然と自分の時間を使える余裕かあり
忙しく過ごしていないから。

忙しいとは、心を亡くす。と書くけれどほんとこれ。なのです。

心を亡くすことは時間をなくす。

時間を亡くすことは心をなくす。

すなわち、時間とは心。

心が豊かであれば時間に迫られずに
豊かな一日を過ごせる。

つまり、自分は毎日何かに追われて、次はあれをしてこれをして、これもしたくて、あれもやらなくてはいけない。

あー忙しい忙しい!!!

と心を亡くしていた。

ということを書きたかったんです。

言いたいのは


心を豊かに、毎日過ごしたい。

忙しいの漢字を心を亡くすにした人すげえ。
ってことです。

現代はパソコンにスマホにIT家電に、、、ともかくなんでもかんでも便利に簡単になっていて

便利すぎて逆にその浮いた時間であれしようこれしよう調べよう、SNSチェックしよう、メールも確認して、LINEの既読無視もいいかげん返事しないと、、、あーー!あれもこれもありすぎる!!!と
常に頭がフル稼働していて余裕がなくなっているように思う。

便利さこそ、現代の時間どろぼうなのかもしれない。

自分を豊かにできるのは自分
自分の時間を取り戻せるのは自分。

時間どろぼうにこれ以上、時間も心もを盗まれないように

時間と心は常に自分の味方であるように
心を亡くさずに過去でも未来でもなくて、

今を豊かに、大事に生きなくては。

時計の針を巻き戻すことはできないのだから。


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