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7月の短歌 1首 増上寺にて

○今年も増上寺の近くにいて・・・

天の川底深く
短冊はただ風にゆれ
薮蚊に刺され夏

・哲学者のこの歌がふとよぎり

我心
深き底あり
喜びも憂いの波も
とどかじと思ふ
             西田幾多郎


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