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#2 サザンオールスターズと私


サザンオールスターズのライブに初めて行ったのは2013年のライブツアー

SUPER SUMMER LIVE 2013
「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」

の宮城スタジアム公演だった





父と2人で車で行った。グッズ買って開演前に雨が降ってきて雷も鳴っていて蒸し暑かった。


当時ファンクラブに入っていなかったしサザンの活動を全然知らなかった私はたまたまローチケのサイトでライブの情報を見て応募した。(なぜかはいまだにわからない)


「サザンオールスターズって本当に存在するんだ」
「本物の桑田佳祐だ」「CDのまんまの歌声だ」
なんてありきたりな感想しか出てこなかった。






私とサザンの出会いは母のお腹の中にいるときからだから今年で31年になる。若いサザンファンあるあるの"胎教"で生まれる前から聴いていた。

だから今でも桑田さんの声を聞くと落ち着くのかなと勝手に思っている。


サザンオールスターズの曲は車の中で親が「バラッド3 〜the album of LOVE〜」を流していたから自然と覚えた。


とくに「愛の言霊 〜Spiritual Message〜」で始まるDisc.2の曲は染み付いているし好きな曲が詰まっている。


[Disc.2]収録曲

1.愛の言霊(ことだま)~Spiritual Message
2.BLUE HEAVEN
3.あなただけを~Summer Heartbreak
4.MOON LIGHT LOVER
5.愛無き愛児(まなご)~Before The Storm
6.心を込めて花束を
7.唐人物語(ラシャメンのうた)
8.SAUDADE~真冬の蜃気楼
9.湘南SEPTEMBER
10.TSUNAMI
11.夏の日のドラマ
12.LOVE AFFAIR~秘密のデート
13.SEA SIDE WOMAN BLUES
14.素敵な夢を叶えましょう

タイトルだけで色々な感情が湧き上がってくる

そしてこの中でも私の心を掴んだのは
「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」だった。

イントロの歓声がキラキラとした波の音に聞こえてイントロだけリピートしたこともある。それくらい衝撃的だった。

子どもの頃の私は歌詞の意味など考えたことがない。シングルCDのジャケット写真の赤いものが水着ではなくランジェリーだということも知らない。ただこの曲のメロディが1番好きだった。




そして私は2013年のライブで初めて生でこの曲を聴くのである。当時19歳。歌詞の意味もわかってきた年齢。明るいメロディと裏腹に切なさと苦しさでいっぱいの歌詞それを楽しそうに演奏するサザンと笑顔のファンと歓声と拍手そして大号泣の私。


「まだ離れたくない」
この何気ない言葉がまたいい

「じゃあ離れないでよ」とはなれない。
だって"不倫"の歌だから。このひとことに物語の全てが詰まってるようななんて曲なんだ…
(あ、私は不倫否定派)

最近のライブではアウトロにザ・ロネッツの
「ビー・マイ・ベイビー」を必ず歌う。それがまた心地よくてなんてこった…


2013年のライブでサザン熱が高まり帰りの車中でファンクラブに入会しそこから毎回ライブに行っている。CDやDVDを買い集めイベントにも参加し聖地巡礼したりラジオも聞き始めた。
マリーンルージュにも乗った。



私はデビュー当時のサザンを知らないしライブに行くまでのサザンの活動も知らない。生で聴いていない曲が多い。悔しい。
"サザンオールスターズ"は知っていたのに…

でもあのときライブに行っていなかったら親がサザンを聴いていなかったらこんなに好きになることはなかった。そしてサザンファンの皆さんやサザンと親交のある皆さんや様々な作品と出会うことはなかった。

出会いは宝物

還暦を迎えてもいまだに現役で活動し、
先日46周年を迎えたサザンが掲げたのは
「サザンオールスターズ続く」

これだからファンをやめられない。

まだまだ書けるけど長くなりすぎる


次はなにを書こうかな








#創作大賞2024
#オールカテゴリ部門

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