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パーソナルトレーナーになるための教科書

この記事ではパーソナルトレーナーという職業でお金を稼ぐための方法が書かれている。就職で迷っている、好きを仕事にしたくて悩んでいる会社員はぜひ読んでほしい。この記事では以下の情報が得られる。

・好きなことで生きていくという人生をストレスフリーにする考え方
・資格や歩合などトレーナーとして生きていくために不可欠な知識
・自分で営業をして給料を上げる方法
・数十万というお金をかけずに独学で勉強する方法

注意が必要なのはこれらの情報はあくまで理論に過ぎず、読んだだけでトレーナーとして生きていけるわけではない。実際にリスクをとって行動に移さなければ意味のない情報だ。読むだけでいいと考えている人はお金の無駄。そのお金は別の自己投資に使って欲しい。意味のあるものにできる人はこんな人

・本気で好きを仕事にしたいと思っている
・トレーナーとして生きる気がある・+αの努力ができる
・雇われず自由に生きるためのスキルを身につけたいと思っている
・給料の高いトレーナーとして生きたい
・イベントに合わせて日程を調整できる自由な生活を送りたい

この記事の詳細について書く前に自己紹介をしておく。大学卒業後に好きでもない不動産会社に入りメンタル崩壊。「好きを仕事にしたい」と決意しジムのアルバイトをしつつトレーナーとして歩み始める。営業方法を知らずにフリーランスになった際に収入が月4万、借金40万になり別のアルバイトを始める。その後に一念発起して営業方法を学ぶと顧客がどんどんつくようになり、月収40万以上を達成させた。前置きは以上にしてこの記事の構成について書いていく。


1.トレーナーのお金や職場に関する知識と現実

給料、資格と待遇、ジムの歩合や面接方法について解説している。力を入れるところ抜くところがわかるので無駄な時間やお金を無駄にすることができる。

2.トレーナーになるための方針の立て方

どうすれば売れるトレーナーになれるのか、収入を上げられるのか。そのために必要な方針の打ち出し方を紹介している。

3.集客のやり方

性格いいのにモテないのは自分の売り出し方が悪いから。これはトレーナーでも同じ。知識やスキルがあっても売れなければ生活ができないのだ。ここでは集客の具体的な流れと私が実際に使っていた営業トークを公開。

4.顧客との関係の築き方

単に集客するだけでは顧客は「目標を達成する前に」早々とやめてしまう。結果、収入が安定しない。ここではなるべく継続してもらうための方法を公開。

5.補足

なんの商品を出すべきか、収入を安定させる方法を公開。コロナが流行る中でのトレーナーの生き方について書いているので「好きを仕事に」したい人は最後まで読み込んで欲しい。

6.数十万というお金をかけずに勉強する方法&指導のポイント

独学でトレーナーになるためにはやみくもに勉強するのではなく、なんの知識が優先的に求められているのかを把握して勉強したほうが効率的だ。勉強についての指針と指導のポイントについても解説している。

読者のレビュー

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~本編~

【パーソナルトレーナーの給料】

パーソナルトレーナーの給料ですが、雇用形態によって大きく異なります。

ここでは大きく分けて、正社員かフリーランスかで話を進めていきます。

パーソナルトレーナーの給料にがっかりして、やめてしまう人の大半はパーソナルジムに正社員として働いており月の給料は月20-25万円ほどになります。

パーソナルジムの給料は採用欄などを見ると基本給+インセンティブという風に書かれていますが、だいたいパーソナルジムの正社員として働いた場合の給料は月20-25万に落ち着きます。正社員で月30万円ほど行くのは中堅クラスの役職につかないと難しいようです。

一方、フリーランスのパーソナルトレーナーの給料はより開きがあり、月0-80万円ほどになります。フリーランスは固定給がない分、トレーナーの取り分が多くなります。

例えば、正社員のトレーの場合60分8000円のパーソナルトレーニングをした場合、正社員のトレーナーの取り分はその5-15%ほどに収まるのに対し、

フリーランスのトレーナーが60分8000円のパーソナルトレーニングをした場合は、フリーランスのトレーナーは60-80%の取り分を貰うことができます。(この5-15%とか60-80%という数字の開きは活動するジムによって異なります。詳しくは後の項で説明しています。)

この取り分だけを見るとフリーランスのほうがよくない?と思いますが、フリーランスとして働く場合の最大の難関が「営業」と「不安定な給料」です。正社員として働く場合はパーソナルジム側が営業をしてくれるので、トレーナーは営業をする必要がなく最低限の給料も補償されていますが、フリーランスの場合だと給料は保証されておらず営業はすべて自分でしなくてはなりません。

営業ができないと月の収入が数万円になってしまい、トレーナーとしての働き方を諦めるというのはザラにあるわけです。ですが、フリーランスである程度営業ができるようになるとお客さんをとるのが苦ではなくなり、働く時間も自分の好きなように調整できるようになります。

正社員とフリーランスどちらがいいというわけではないですが、これから紹介していくキャリアの築き方などを参考に最終的にどういう形で働くかを決めていくとよいと思います。


【契約するジムごとの歩合と特徴】

正社員のトレーナーとして働く場合はどこで働いてもだいたい給料が20-25万円ほどになりますが、フリーランスのトレーナーとして働く場合はどこで働くかで給料が大きくことなってきます。というのも契約する施設によって、トレーナーの歩合が異なってくるからです。

今回は大きく三つの場所に分けて、そのジムでもらえる歩合の詳細についてご紹介していきます。

・プライベートジム

正社員ではなく、業務委託契約をしてフリーランスのトレーナーとしてプライベートジムで働く場合のトレーナーの取り分は20-50%ほどになります。

60分8000円のパーソナルトレーニングを行ったらそこから20‐50%がもらえるということですね。

しかし、20-50%と書きましたが取り分は大体20‐30%ほどに収まることが多いです。もらえる歩合が少ないのはやはり、利益を上げるための要の部分である集客は店舗側が行うためです。

自分が働いている時間は常にお客さんが入ってきて、それをさばけるという場合でない限り

このプライベートジムとフリーランス契約のみで働く場合の給料は月30万円ほどになります。

後ほども説明しますが、プライベートジムで働くメリットは集客はお店側がしてくれていてすでにお客さんがいる点です。そのためフリーランスという働き方でもある程度安定した収入源の確保ができます。これを利用してプライベートジムで週2で働きつつ、別の歩合の高いジムで週3で働くという働き方もありです。


・ゴールドジム・ティップネス・コナミなどの大型施設

・ゴールドジム:月6万円支払えばそれ以上の売り上げはトレーナーの取り分にになる

・ティップネス:月20万以上の売り上げを上げるまでは取り分は7割・20万円以上の売り上げを上げると8割の取り分になる

・コナミ:取り分は6割で固定(働くメリットはあまりない)

大型スポーツ施設で働くメリットとして挙げられるのは、見込み客の母数の多さです。大型施設だと会員数が2000‐4000人いるため自分が営業をかけられる分母も大きくなります。しかし、営業力がないといくら分母が多くても死ぬので営業力は必須です。営業方法については後ほど説明します。


・エニタイムフィットネスなどの24時関系ジム

24時間系のジムは基本的にエニタイムになりますが、ここでのトレーナーの取り分は8割になります。ダンロップジムというダンロップの子会社のジムで働いていたこともあるのですが、そこも8割の取り分でした。(エニタイムの一部の店舗では取り分は7割ということもあるそうです。)

24時間系ジムは会員数が600-1000人ほどになりますが、うまく営業をかけられると一つのジムからだけでも20-25万ほどの売り上げを上げることができます。


・公共の運動施設

公共の運動施設で働く場合は取り分はすべて自分のものになります。公共の施設の中にはセントラルスポーツといった民営のスポーツ施設に管理を委託しているところがあり、そこではパーソナルトレーニングが禁止されているので注意してください。

【パーソナルトレーナーの働き方・生活スタイル】

パーソナルトレーナーの生活は正社員だとほかの業種の会社員とあまり変わりませんが、フリーランスのトレーナーになるとかなり自由が利くようになってきます。

月50-60万の収入を上げていた時はずっと働いていないといけなかったのですが(とはいっても待ちの時間合わせて8時間くらい)、あまり給料を追わないというのであれば1日2-3時間だけ働けば月20-30万円の給料は入ってくるようになります。

念押ししておきたいのですが、このような調整ができるのは営業力があってこそできるものなので、営業ができるという感覚をつかむまではがむしゃらに営業をして予約を入れまくる生活をしたほうが良いです。


【トレーナーのおススメ資格】

トレーナーの資格は様々ありますが、単にトレーナーとして働きたいのであればNESTAがおススメです。トレーナー資格の有名所といえばNSCAという資格で私も所有していますが、これがあるから集客につながるというのは特段感じない&維持費がかかるため、NSCAと同じくらい有名でなおかつ試験も簡単なNESTAをおススメします。

NSCAやNESTA・JATIといった一般的なトレーナーの資格が役に立つことといえば、面接の時くらいで、採用側に対して信用できるトレーナーだということを認識させることができます。

個人的に余裕があればとっておいたほうが良いと思う資格は加圧トレーニングの資格です。

この理由としてはパーソナルトレーニングを受けるだけの余剰資金を持っている50-60代の方は関節に痛みを持っていることが多く、強い負荷をかけるようなトレーニングができないからです。ですが、加圧トレーニングだと「加圧トレーニングなら重いものを持つ必要がないため関節痛を持っていたとしても大丈夫」という打ち出し方で高齢者のお客さんをとることができます。

後の項でも説明しますが、加圧トレーニングの資格をもっていると高齢者向けの高単価な訪問パーソナルトレーニングを行うことができたりします。コロナの流行でジムが使えなくなったりしても働き続けられるわけです。つまり選択肢の幅が広がるので、加圧トレーニングの資格は余裕があれば持っておきたいところです。


【何を売りにするトレーナーになるのか考えよう(フリーランス)】

パーソナルトレナーになるにあたって、自分がどのタイプのパーソナルトレナーになるのか決めておいたほうが良いです。「何を専門とするか」ですね。

筋トレ指導はもちろん、ダイエット指導もできるし、女性の理想の体作りもできる、さらには60代以上の高齢の方の指導もできるという何でも屋さんでは請求力が落ちてしまいます。

最初はうっすらでもいいので何を専門とするトレーナーになるのか決めておいたほうが良いでしょう。反応が悪いなと思ったら、専門として打ち出すものを変えても構いません。(変える場合はその知識について知識や指導力があることが前提)

専門として打ち出すものは一つに絞らずとも、最低1-3つ以内に抑えておきましょう。

いくつか専門として打ち出すテーマについてご紹介しておきます。

・ダイエット専門

ダイエットに関してはどのジャンルのジムでも一定数見込み客の母数が多く、目的達成のための動機も強いのでパーソナルトレーニングを受ける可能性が高いです。これを専門にして全く顧客が獲得できないということはまずないので、これで取れなければほかの要因を変えるべきと考えます。

・筋トレ指導専門

だいたいの筋トレ好きの人は筋トレを教えることを打ち出そうとしていたのではないでしょうか?筋肉をつけるために筋トレをする男性は多いのですが、この人たちが顧客になる可能性は低いのです。これは推測ですが、この世代は20-30くらいのサラリーマン世代&所得もそこまで高くないことが多い&YOUTUBEなどをみて自分でトレーニングができると思っているのでかなりとりにくいのです。

専門とは関係ないですが、エニタイムなどのまずパーソナルトレーニングを目的としていくわけではないジムでサラリーマンやOLがパーソナルトレーニング継続して受ける可能性は少ないです。本当に動機の強いOLやサラリーマンは大体パーソナルジムに流れるので24時間系のジムでの主な見込み顧客は既にそこのジムに通っている40‐60代の金銭的余力のあるマダムか、40‐60代の自営業の男性なのでこの層が欲するものを提供したほうが良いです。

話がそれましたが、筋トレを専門とするよりはダイエットを行っていく過程で筋トレ指導もしっかり行っていきますと打ち出したほうが良いでしょう。

個人的な経験を言うと筋トレをしている男性が筋トレの指導をしてくださいと申し込んできたケースはSNS経由でしかなかった気がします。それくらいマッチョになるために筋トレを教えてくださいという人は少ないです。

・姿勢矯正&パーソナルストレッチ

姿勢強制&パーソナルストレッチはダイエットと同じく打ち出す内容としては良い専門だと思います。「軽く肩が凝っている、整体は大げさだけどどうにかしたい場合にマッサージ感覚でジムにいるトレーナーに週一でほぐしてもらおう。」という流れになりやすいので。習慣にもなりやすいのでマーケティングさえ間違わなければこのジャンルで食べていけるでしょう。

そして。このジャンルがさらにおいしいのが訪問もできるという点です。コロナが心配なのでジムに行きたくない・わざわざ出向くのがめんどくさいという富裕層が利用してくれる可能性が十分にあります。

ドクターストレッチというストレッチ専門のお店に行くとわかるのですが、ストレッチなのにパーソナルトレーニングと変わらないの60分8000円とかの金額でお客さんが来ているので、訪問ストレッチなどはさらに値段高めの15000円とかで価格設定をしてもいいかもしれません。価格設定についてはまた後の項で詳しく説明します。


・高齢者&加圧トレーニング

高齢者専門の体を衰えさせないためのトレーニング、加圧トレーニングなら関節に負荷をあまりかけずに筋力強化できます!という打ち出し方もいいと思います。50-70代の年代が一番お金をだしてくれやすいのでそういった方に標準を絞るのもありでしょう。

単純に筋トレ指導できます!だとこの年齢(60-70)でも大丈夫かな?関節痛いんだけど大丈夫かな?という不安をあたえてしまうので、あらかじめそういった人向けにパーソナルトレーニングをやっていますよと打ち出すとスッと受けやすいと思います。

これを専門とする場合でも訪問のパーソナルトレーニングができるため、コロナ中とコロナ後も生きる確率の高いトレーナーの形と言えます。

【トレーナーとしての勉強方法】

何を専門にするのかを決めたら、それについて勉強してわかりやすく説明できる必要がある。例えばダイエットについて学んだ場合はそれをブログやSNSで自分の言葉にしてアウトプットしてみる。学んだことをひたすら文字にしてアウトプットしていく練習をすると実際のパーソナルトレーニングでも人にわかりやすく説明ができるようになる。アウトプットの場をTwitterといったSNSにしてしまえばわかりやすく説明する練習と同時に集客もできてしまうため一石二鳥。実技の部分では定期的に友達に指導をして指導感覚も身に着けておくとなおよい。

もう一つの勉強方法としてやって欲しいのが、自分の専門とする分野で活躍しているパーソナルトレーナーのセッションをお客として受けること。どのような構成でセッションを行っているのか?営業をおこなっているのか?ほかにどんな工夫をしているのか?という視点で目を凝らすと学ぶことはたくさんある。真似できそうなポイントがあればすぐさま自分のものにしてしまう。これは一人だけでなく2-3人からパーソナルトレーニングを受けてみると比較ができるためより勉強になる。

【トレーナー資格の勉強方法】

私はNSCA-CPTという資格しかとったことがないので、この資格についてのみ書かせてもらいます。

NSCAのCPTの資格取得のためにやったことに関しては、NSCAジャパンから出版されているストレングス&コンディショニング理論編https://amzn.to/3hidrInを教科書として購入しました。

そして受験前に念のため、問題集としてNSCA-CPT用の緑色の模擬問題集と、ネットに上がっている問題集を解いて、重複している問題だけは解けるようにしておきました。

実際の試験では、教科書に出たことのないような問題ばかりが出てきて、合格しているのが不安になりますが、受験の傾向としては合格点よりも少し上の点数がとれるくらいの設定にしていると思われます。私の場合は2か月くらいの準備で合格できました。




【ジムと契約する手順と面接内容】

さて、次に働き先となるジムとの雇用契約の結び方について紹介していきます。

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パーソナルトレーナーになるための教科書

パクチー大原

4,980円

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早稲田大学スポーツ科学部卒・2016年度ミスター早稲田🥇今すぐ使える筋トレ&ダイエット情報と、筋トレで得られるメリットをTwitterでご紹介しています👀【Iherb5%OFFコード:LCZ955】☘️