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vol.09 加古川橋で上映会を実施しました

21.03.27

【加古川橋に「ありがとう」を届けたい】


●『「かこ」の槌音、未来にとどけ!』再び

『「かこ」の槌音、未来にとどけ!』はPakuPakuParkが加古川の歴史や文化を伝えるイベントです。今年の1月8日から17日までじけまち商店街にあるフリースペース『びぃぷらす』で開催しました。
この展示会で上映したような動画を加古川橋に上映したら面白いやろな、という妄想から上映会の企画がスタートしました。

●兵庫県東播磨県民局のご協力に感謝!

上映会の開催は橋の管理者である加古川土木事務所さんの協力なしでは行えませんでした。
橋脚への動画投影に対しての許可はもとより、記者発表などの広報や、工事中の新しい橋の工事概要説明もしていただきました。
また、現在、橋の架け替え工事をしている吉田組・日本海工共同企業体さんが会場整備に協力をいただきました。
みなさま本当にありがとうございました。

●テーマは『ありがとう、加古川橋』

みなさんは今ある加古川橋が大正13年に建設されたことを知っていますか。大正、昭和、平成、令和と長い間、加古川の両岸をつないだ加古川橋によって加古川のまちが発展していったと言っても過言ではありません。その加古川橋に感謝するとともに、加古川駅から加古川橋の歴史を動画に収めてみんなで振り返るイベントにしようとテーマを設定しました。
動画の製作は加古川市少年団ジュニアリーダー部が主体となり撮影をしました。若い彼らから見た加古川はどのように映ったのか?PakuPakuParkらしい楽しく歴史を振り返る動画が出来ました。

03 恒藤温人

【加古川橋を舞台に】

●加古川橋の橋脚に映し出されたもの

イベントは好天に恵まれ、約80名もの方に参加していただきました。
橋の架け替え工事について土木事務所の方から説明をしていただいたあと、参加者の方は加古川橋への想いをメッセージカードに書き、橋脚に貼りだした台紙に貼り付けてもらいました。カードは桜の花の形とし、台紙には桜の木を描くことで、みなさんの想いが鮮やかに橋脚に彩られました。
そして、メンバーのみんなでつくった30分の動画を上映しました。暗闇の中、橋脚をスクリーンとして動画が映し出された景色は橋の古さと相まって素晴らしい光景でした。

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●私たちを支えてくれる人たちに「ありがとう」

続いて、動画のレポーターとして参加してくれたジュニアリーターの二入にBANBANラジオでおなじみの北原真紀さんがインタビューをしてくれました。
その後、加古川土木事務所の方々にも今回の工事や事務所としての想いを話していただきました。土木の方からは“見えないけれど土木という仕事が地域支えている。”という言葉をいただきました。橋や道路などは、私たちにとって当たり前にあるものですが、当たり前と思っているものが大切であり、それを支えている土木の人がいることに気づかせてもらいました。
最後に伊藤局長からワクワクする加古川について話してもらいました。私たちの知らない加古川の歴史、そしてこれからの社会と加古川がもつ可能性についてたっぷり話していただきました。

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●イベントが残したものは?

イベントのあと、いろんな方からの反応をいただきました。イベントに参加した子どもさんは加古川橋を通る時にお母さんに工事の説明をしているそうです。また、ある若者はイベントを契機に加古川の今を写真に残して後世に伝えようと取り組んでくれているそうです。
これからもその場のストーリーを読み解き、チームで加古川の歴史や文化を楽しく発信出来たらいいなと思いました。

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PakuPakuな人たち

兵庫県東播磨県民局 加古川土木事務所道路第1課

年度末のあわただしい中、私たちのムチャぶりに答えていただいたのは加古川土木事務所道路第1課の方々でした。話が立ち上がってから2カ月で実施するという非常に短い時間の中、こちらもやりながら詳細を決めているので、受け入れる土木の方々には非常にご迷惑をおかけしまし
た。また、動画撮影にも出演していただき、見事な演技を披露していただき
ました。youtubeにあげているので、よかったらご覧ください。

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パクパクにゅーす vol.09





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