これからのお店の在り方、サービスの在り方を考察する日々
新型コロナウイルスという単語を発しない日が一日も無いなぁなんて考えながら朝から晩まで自分の部屋で閉じこもって仕事をしていて息子が部屋に入った途端「うわぁお父さんのにおいがするぅ!」と言って走ってリビングへ行ったのをどう捉えて良いのかわからず悶々とした日々を過ごしがちな今日この頃皆様いかがおすごしでしょうか?パクチーです。
【お店が休業している現状について】
さて。。。
私が店長を勤める金属雑貨ギフトショップ「meta mate誠品生活日本橋店」も4月から休業でまだ正確な再開日も定まっていない状況です。
もし、5月からも緊急事態宣言が延長すれば、もっと長い間営業が出来ないわけですね。
この状況って、悲観的になってグジグジ言って政府や自治体などのせいにしたところでなんら改善はされないわけですよ。
では、今後自分たちはどのように商売をしていけばいいのか。
個人的にはウイルスの特性上、恐らくまったく0になるという事はなく、『withコロナ』の社会がくるのではないかなーって思っています。
ワクチンが出来たら今よりは危険度は少なくなると思いますけどね。
とまぁそんな事を考える毎日です。
5月に仮にお店を再開したとしてもすぐ売上が元に戻るということは望み薄なわけで、そういう状況下でも売上を出していくための戦略を練っていかねばならんなぁという話でございます。
【どの業態もオンラインを重視した方向性になっている】
冒頭でもお伝えした通り、私たちはまだオープンしてから半年の新参者でして、新型コロナウイルスが蔓延する前までは
「リアル店舗をまずはしっかりと立ち上げて、メタマテブランドを確立した後にEC戦略を強化しよう」
と考えており、「メタマテでしか体験できないサービス」というものに力を入れてきました。
ところが、現在のようにお店に来れなくなった場合にこういったサービスは軒並み機能しなくなるわけですね。
ウチなんてまだベースが雑貨屋なので賞味期限があるわけでもなく、固定費もそこまでデカくないし、そもそも母体の企業が別にあるのでしばらくの休業は耐えられるわけですが、いつまでもこの状況に甘んじるわけにはいきません。
むしろ、このまま人がそこまで出歩かなくても今までと変わらない、今まで以上のサービスをうけるにはどうやればいいか?を考えていかないと生き残れない時代になってくるのだと思います。
これって今までのセオリーを捨てて新しい事に挑戦するってことで、今だからこそやらねばならない事なのだと思います。
これに対しての明確な答えなどあるわけもなく、まぁ今出来ることと言えば、家にいながら販売が出来るECサイトの強化。これは急務ですよね。
しかし当然この発送はみんながたどり着く話であって、現在そこはさながら戦国時代のように群雄割拠あふれておるわけです。
そのなかでもやはりAmazonさんや楽天さんで取り扱いがある商品なんかを、無策でECサイトに乗せたところで全く売上にはつながらないわけですよ。
であれば、もっとなにか違う戦略で攻めないといけないわけですが、そんな簡単には思いつかないですよねー。。。
【これからmetamateが目指す店舗のスタイル】
幸いなことに私は雇われ店長、というよりは、母体の製造業の新規事業担当という立ち位置なので、ある一定の保証は確保されているわけです。
なので、生活に窮しているわけではないので気持ちとしては攻めの姿勢でいられる。しかしいつまでもそこに甘えていてはいけないという責任感は当然持ち合わせておりますので日々悩んでいる次第。
まぁ色々と挑戦してみたい店づくりなどのアイデアが出てきて、経営は大変だけれど、不謹慎かもしれないけれど毎日充実してはいます。
ここですべての戦略をさらけ出すわけにはいかないのですが、恐らくみんな気づいてはいるだろうという所の話でいえば、
「わざわざmeta mateで買う理由があるお店」
にすることが重要だと思っています。
【消費者の方の信頼を得るために『ウソをつかない経営』をする】
世の中は超情報化社会と呼ばれた時代のさらに先を進もうとしており、インターネットの世界は情報があふれかえっています。
その情報の中でどれが果たして一番正しいのか。
一般の方も情報が正しいか否かを見極めるスキルがなければ損をしてしまう時代になっています。
そんな中で、
「meta mateが進めているのだから間違いない」
もっというと、
「meta mateのパクチー長瀬が良いって言ってるんだから自分も欲しい」
そういっていただけるようなお店をリアルとネット両方で確立していくことがまず一番最初のゴールかなと思っています。
言い方が悪いかもしれませんが、テレビCMや芸能人の方が
「これ良いですよ!」
と言っても、そこはお金を払ってそのように『言ってもらっている(言わせている)』だけなので、本当に良いか否かは結果的に買ってみないとわからないわけです。もっと穿った言い方をすれば、『金さえ積めばしょーもない商品も素晴らしいものになってしまう』のです。
まぁ実際に消費者の方が求めるクオリティに届かなかった場合は後でバッシングされるだけなんですけどね。そんなのはもう今後流行らないでしょう。
ここで肝心なのは『誰が発信しているか』なのかなと思っています。
言い方を変えると、『この人のいう事なら信じられる』という状態に持っていくことが差別化になるのではと思っています。
芸能人やインフルエンサーを生業にしている方はお金次第で意見が変わる。
私たちお店は、売りたいものを売りつけるのではなく、私たちが良いと思ったものだけをしっかりとお客様のニーズに合わせてご提案していく。
そういったお店にしていきたい。
安ければどこでもいい、そんな考えの方は無理にターゲットにせず、私たちを信用していただけるお客様と一緒に、豊かなライフスタイルを構築していく。
そんなお店作りをしていこうと考えています。
この手法が正解かどうかなんて全くわかりません。
甘っちょろい理想論かもしれません。
でも、今後人口が減少していき、逆に世の中にモノがさらにあふれかえる時代において、『誰から何を買ったか』という事はものすごく価値のある事になると私は考えています。
だから私は、お店に立つ以上、『絶対ウソをつかない』姿勢で、お客様のニーズにお応えしていこうと思います。
偉そうな事言う前に、まずはECサイトをキチンと立ち上げることを優先しなきゃね。
メタマテECサイト
https://www.metamate.jp/
【まとめ】
・ 新型コロナはいつまでつづくかわかりませんよ
・ インターネット上での商売を普通にするだけでは大手ECサイトにはかないませんよ
・ 地道にでもいいから、ウチで買ってくれるファンの方とともに歩む未来をつくっていこう
・ そのための具体的戦略についてはまだヒミツ♬
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