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映画版『かがみの孤城』をおすすめしてくれたフォロワーに感謝のディープキッスをしながら感想を述べる記事

はじめに

ん・・・ちゅ・・・💋💕 ちゅぷ💕 ちゅっ💕ちゅっ💕 ちゅぷ💋💕 ん・・・♥ はぁはぁ・・・♥💕♥💕 ん・・・ふぉろわっ・・・好きっ♥ ふぉろわ好きぃ・・・っ♥♥♥ ンン・・・チュッチュッ💕 チュッ💋💕

ということで感謝の淫らなディープキッスを捧げたところから始まりました、平成最後の黒ギャルによる映画版『かがみの孤城』感想回です。

先に言っておきますが、これからこの映画や原作を楽しむ予定の方はこの記事は絶対に読まないでください。感動がめちゃくちゃ薄まります。


広告で流れたほんの少しの映像がなんとなく気になって、ツイッターで観てみようかな~なんてことを呟いたらフォロワーがオススメしてくれたので観てきました。

原作小説があるみたいなんですけどそちらは読まずに挑みました。それでも非常に分かりやすい話で大変満足のいく内容でした。
もしかしたらここ原作からカットされてるかな?って思うような部分も多少ありましたが、特に問題なく楽しむことができました。

さて、感謝のキスも済ませたので、ざっくりと感想なんかを述べていきたいと思います。久々にきれいな涙を流せたのでこの気持ちを忘れないようにnoteで残しておくことにします。勿論ネタバレありです!
また、鑑賞後この記事を書くために色々調べものをした結果、どうやらカットどころか原作から改変されている部分もあるようでした。なので原作だけ履修済みの方がこれを読んだら「なんか私の知ってるかがみの孤城と違う・・・」となるかもしれませんが、ご承知おきください。

ちなみに私が最近泣いたアニメの筆頭は『Cyber​​punk: Edgerunners』なんですが、あれはどちらかというと"負"の涙(悲しいとか悔しいとか喪ったものに対する虚無感からくるもの)だったんですが、純粋な感動で気持ちよく流れる"正"の涙はいつぶりだろうな~って思えるくらいにはここしばらく泣いてませんでした。本当に数年単位で泣いてないと思う。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の10話はどっちの涙だろう・・・? 両方かな?
あ、そういえば『トップガン  マーヴェリック』でボロ泣きしたんだった。
とにかく『かがみの孤城』はそんな感動の涙を流したい方に今後私からもオススメしたいです!

まずは簡単な振り返りから!


あらすじ

学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。
ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。
さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、
「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。
期限は約1年間。
戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――――

果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?
それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?
全ての謎が明らかになるとき、想像を超える奇跡が待ち受ける―

公式HPより


起承転結(最後通牒ですが作品を見る気がある方は今すぐこのページを閉じてください)

~起~
主人公のこころはクラスメイトからのいじめで学校に通えなくなっていた。
いじめの事実は親に打ち明けられておらず、親に付き添ってもらいながらフリースクール『心の教室』へ見学にいく(フリースクールとは、様々な事情から学校へ通えない子供が集まる小さな学校みたいなもの)。スクールでは喜多嶋先生という優しい女性の先生と出会う。

喜多嶋先生「こころちゃんは雪科第五中の生徒なんだね。私も雪科第五中の生徒だったんだよ」

しかしそのフリースクールにも中々通うことができず、部屋で閉じこもる日々が続く。

5月のある日、こころの部屋の姿見が突然光りだし、こころは鏡の中に入り込んでしまう。鏡の向こうにはとても小さな島に西洋の古城が建っており、あたりは一面の海に囲まれている。そして狼の仮面を被った小さな少女がこころを待ち受けていた。
狼の少女は「私のことはオオカミさまと呼べ」とこころにいう。オオカミさまが無理矢理こころを古城に引きずり込むと、そこにはこころの他に6人の子供がいた。

オオカミさまはこころたちに話した。
「この城のどこかにある鍵を見つければ、見つけた人の願いをなんでも1つ叶えられる。願いを叶えられるのは1人だけ。期限は約1年。城に来れるのは日本時間の9時から17時。誰かが願いを叶えたら城は消える。17時を過ぎても城に残ってしまったら狼に喰われる。その時に城にいた者も連帯責任で喰われる」
そしてオオカミさまはこころたちを『赤ずきんちゃん』と呼んだ。

自己紹介をした7人は何故自分たちがこの城に集められたのかを疑問に思うが、みんな詳しく自分の話をしないだけで『ここにいる全員は自分と同じく、何らかの理由で学校に行けていない』ということに気付く。
各々がそのことには触れず、鍵探しの日々が始まる。


~承~
7人はみんな城に来る日も時間もバラバラで、毎日集まることも強制しなかった。そんなマイペースさ故か、時間をかけてみんなは徐々に打ち解けていき、こころは同じ女の子であるアキフウカの2人とは特に仲良くなっていった。しかし、鍵は見つからないままだった。

10月になり、本格的に鍵を探すために全員で協力することを決める。
オオカミさまは「願いを叶えるとこの城は消え、城での出来事も全て忘れる。願いを叶えなければ城は消えるが、城での出来事は覚えたまま帰れる」と話す。姉御肌であるアキはそれでもよいとするが、ここで出会ったみんなとの時間を忘れたくないと考える子もいた。

11月、こころが他の数人と城で過ごしていると、アキがとても怯えた表情で自室の鏡から城に飛び込んできた。ガタガタと肩を震わせ、とても恐ろしい思いをしたかのような様子だった。
しかし、アキを心配するこころはアキを見て他にも気になる点があった。
これまではみんな私服で城に来ていたが、この時のアキは学校の制服姿だったのだ。しかもそれはこころの通っている(通えていないが)雪科第五中学校の制服であった。
このことをきっかけに、この城に集まった7人は全員が雪科第五中学校に通っている生徒だということが明らかになる。こころは、私と同じように学校に行けない子が同じ学校に同時にこんなにいたんだ、と驚く。

男連中4人のうちの1人、マサムネ「全員が同じ学校に通ってるなら、一日だけみんなで頑張って学校に行かないか?」「 無理して教室に行かなくてもいい、保健室に集まるだけでもいい。みんながいてくれるって思えば、みんなに会えるなら行けると思う」とみんなに提案する。

勇気を出してこころは学校に行く。しかし、何故か約束の日にこころ以外の誰も学校に来ていない。それどころか、保健室の先生に聞くと「マサムネくんという子もアキちゃんという子も聞いたことがない」という。
結局誰も学校には来ず、その後城で集まったときに全員が同じ経験をしたという事実を共有する。
このことからマサムネは、自分たちはそれぞれ違う世界のパラレルワールドに生きていて、別の世界の雪科第五中学校に通っている。この城がそれぞれの世界を繋いでいる場所であると推理する。近くに住んでいるはずなのに出会えないし、保健の先生にも認識されていないのはそういうことだ、と。
しかし、オオカミさまがそれを否定する。
「パラレルワールドではない」「みんな同じ雪科第五中学校に通っている」
オオカミさまはそれ以上のことは教えてくれないのであった。


~転~
鍵を見つけ出す期日が迫る中、とある事情で自宅の外に出ていたこころが部屋に戻ると、姿見の鏡が大きな音を立て砕けてしまった。わずかに残った鏡の破片が光り、光の向こうからみんなの悲鳴が聞こえる。男の子の1人、リオンが鏡の向こうからこころに叫ぶ。
「アキがルールを破ってしまった、17時になっても城から帰らなかった!」
どうやらアキには家に帰りたくない恐ろしい事情を抱えていたようだ。
アキを除いた城にいた5人はルール通り17時に鏡から自分の部屋に戻っていたが、オオカミさまの言っていた連帯責任で5人も城に戻され、大きな狼に喰われてしまうところだった。こころはこの日、そもそも城に行っていなかったために連帯責任を免れたのであった。

恐怖に震えるこころであったが、鍵の願いを使ってみんなを救うことを決意し、残された鏡の破片に飛び込む。
リオンが最期に残してくれたヒントから、こころは自分たちが童話の『七匹の子ヤギ』に見立てられているのではないかと気付く。オオカミさまがこころたちを赤ずきんちゃんと呼んでいたのはミスリードだったのである。

答えに辿りついたこころは遂に願いを叶える鍵を見つけ出す。
鍵を見つけるためのヒントは7人の「隠したいこと」と関わっており、鍵を手にしたこころは自分以外の6人の「隠したいこと」がフラッシュバックするのであった。「隠したいこと」はつまり、7人それぞれの「過去」である。

リオン、マサムネ、スバル、ウレシノ、フウカ、アキ。
次々と6人の過去を体験するこころ。みんなこころと同じように苦しさを抱えていた。
みんなの姉貴分であり面倒見のいいアキ。アキが制服姿で城に飛び込んできたあの直前、アキは親族の男に強姦されそうになっていたのだった(ここ大事な場面なので後述します)。
他にも、所属していたバレー部で後輩への指導が厳しくなってしまったり、傍から見ると後輩をいじめているような行動になってしまっていた。そしてアキは周りから悪者扱いされるようになり、学校へ行けなくなったのだ。
更にはろくでもない彼氏とのいざこざや、自分に優しくしてくれた祖母を喪った悲しみ、その直後の強姦未遂でアキはそのエネルギッシュなキャラクター性の裏で深い暗闇を抱えていたのであった。
頼れる人のいないアキは、だから家に帰ることを拒み、穏やかな城の世界でルールを破って城に閉じこもってしまった。

そしてこころは全員の過去を体験したことで、遂にこの世界の謎に気付く。
こころたち7人はそれぞれ同じ世界の同じ雪科第五中学校に通っているが、それぞれの生きている時代が違うのであった。
アキは1992年に学校に通っており、こころが2006年に学校に通っているように。同じ世界の違う時代の7人が集められていた。
お互いが気を遣ってお互いの心に踏み入りすぎないようにしていたため、全員がそのあたりの情報を知りえないまま城で過ごしていたのだった。

こころは鍵を使い、願いを叫ぶ。

「アキちゃんのルール違反をなかったことにしてください」

光に包まれた景色の中で、アキが目に涙を浮かべてこころを見つめていた。
こころはアキの手を掴み、力強く引き寄せた。


~結~
アキのルール違反はなかったことになり、狼に喰われた全員が城に戻ってきた。こころの勇気がアキとみんなを救ったのであった。

鍵の願いを使ったため、この城での出来事は全て忘れてしまうものの、最後にみんなで全てをさらけ出した本当の自己紹介をし、自分がいつの時代に生きている人間なのかを明かす。

スバル  1985年
アキ   1992年
こころ  2006年
リオン  2006年
マサムネ 2013年
フウカ  2020年
ウレシノ 2027年
※生年月日ではなく今この城に集まっている各人が生きている年

そして別れの時。それぞれ自分の鏡で部屋に戻る際、リオンはみんなを見送るオオカミさまに向き直る。
「姉ちゃんなんでしょ?」
城にいられる期限の3月30日は、リオンが自分の世界で亡くした姉の命日だった。死に瀕した姉の病室に飾られていたドールハウスの城と、今いるこの城はあまりにも似ていた。
リオンは「この城はあのドールハウスに姉ちゃんが最期の時間を使って俺に会いにきてくれている城。俺やこころのように学校に行けないみんなを集めて、俺たちは助け合えることを教えてくれた」と指摘する。
最後にリオンは「みんなのことを覚えていたい」とオオカミさまに言う。オオカミさまは沈黙の後「善処する」とつぶやき、リオンを見送ったあとに仮面を外した。

元の世界に帰り、こころは次の春を迎えた。
通学路を往く多くの学生の波に混ざりながら、不安そうな表情で歩くこころ。しかしそこに同じ雪科第五中の制服をきたリオンが現れ、こころに声をかける。こころとリオンだけは同じ2006年に生きていたのだった。

お互い見覚えはない。お互い会ったことがないはず。
それなのに、こころはリオンに声をかけられたことにどこか安心感を覚え、二人は一緒に登校するのであった。

自分の世界に戻ったアキはその後、大学に入学。フリースクール『心の教室』の立ち上げに誘われ、その後『心の教室』で子どもたちに寄り添うカウンセラーになる。大学時代に出会った男性と結婚、喜多嶋という姓になり、『心の教室』で子どもたちから喜多嶋先生(喜多嶋晶子[あきこ])と呼ばれ、親しまれている。

ある日、『心の教室』に安西こころという雪科第五中の女の子がやってきた。喜多嶋先生は何故か「遂にこの日がやってきた」と感じ、こころに向き合う。一方、こころは「待ってたよ」という喜多嶋先生の心の声が聞こえた気がした。

喜多嶋先生「こころちゃんは雪科第五中の生徒なんだね。私も雪科第五中の生徒だったんだよ」

こころの背中側にある窓ガラスに映った自分の顔は、喜多島晶子先生の顔ではなく、アキの顔をしていた―――



感想

涙どばぁああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!
いっぱい泣いちゃった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ああああああああアキかわいいよぉおおおおおおおおおおおおおおおおキュンキュンキュンキュンキュンキュン!!!!!!!!!!!!!!!!!

現実とファンタジーを上手く融合させた素晴らしい作品だったと思います。
作品を観る前、少しミステリー要素もあるという風に聞いていたのですがほとんどおまけみたいなもので、確かに随所に伏線が散りばめられていたものの、それに気づけなくても作品を楽しむのに全く問題ありませんでした。
ヒューマンドラマとしてもファンタジーとしても楽しめるので、どっちか片方のジャンルが好きであればよりお得に楽しめる作風に仕上がっていたと思います。

起承転結ではこころとアキが中心になっていたような感じですが、7人それぞれにしっかりとキャラクター性、ストーリーがあってそれぞれが終盤の繋がりで一気に駆け抜けていく快感は凄まじいものでした。

ここからはキャラクターについて触れていきたいと思います。


こころ

安西こころ 2006年からやってきた

本作の主人公。クラスメイトからのイジメ(イケメンの男子に好かれているという理由でクラスのカースト上位女集団に嫌がらせをうける等)で学校に通えなくなる。その事実を親に話せず、物語序盤では母親がこころにうんざりするような場面があり、あぁこういうタイプの親か・・・と思ってしまうシーンもある(後ほど覆される)。

私の感想として、本作は『こころとアキの成長の物語』と一言で表現できるんじゃないかなと思う。対照的な二人でした。
塞ぎ込んでいたこころの理解者としてアキの存在があり、臆病だったこころが終盤ではみんなを助けるために危険を顧みずピンチへ飛び込んでいく。
アキは元々健康な心を持っていたものの、徐々に逃げ場がなくなり、優しくしてくれた人がいなくなり、最後まで助けを求められず塞ぎ込んでしまう。
最終的にはこころに助けられたアキが現代に帰ってこころを救う、という王道感動ファンタジーになるわけですが、結局こういうシンプルなのが分かりやすくていい。

実は喜多嶋先生との会話のシーンで中盤で喜多嶋先生=アキということを匂わせており、察しのいい人はここで気付けるんだろうな~という伏線もあった。これは喜多嶋先生の欄で後述します。

みんなと過ごすことで親に事実をきちんと話そうとする勇気を持てるようになり、ここで母親がこころの内情を理解してくれたのが本当に安心した。
きちんと話す。助けてほしいと言う。相手の話も聞く。という過程を経て、遂には自分が他人を助けるという行為にまでたどり着いたこころは王道の成長する主人公といえるでしょう。

マサムネの提案でみんなで学校に集まることにした日。こころが心身を摩耗しながらやっとの思いで保健室にたどり着くシーンは描写がとてもリアルで苦しかった。
予期しないトラブル、なんでこのタイミングで・・・っていうことが起きてパニックになり視界がグルグル回りだし、動悸が激しくなり、吐き気を催し、歩く廊下がぐにゃぐにゃに歪んで見える。このあたりはこういう精神状態になったことがある人は見てて本当に共感できるし本当に辛いシーンだった。
あたしは今でこそ落ち着いてるけど酷いときは毎週心療内科に通ってたし毎日睡眠剤飲まないと不安と動悸で眠れない最悪な時期もあったから、心の病をかかえたことのある人は本当によく理解できるシーンだったと思う。
つらいかもしれないけど「あぁ、みんな同じ苦しみを抱えてるんだな」って分かるシーンだから、同じ悩みを抱えてる人にも見てもらいたい。それくらい登校のシーンの描写が凄まじかった。あたしも一時期仕事行くときあんな風になってたから。


アキ

井上晶子  1992年からやってきた

アキは俺が"守護(まも)"る―――

あたしが一番好きなキャラクター。こころと対をなすような人物。
日焼け肌で活発そうに揺れるポニーテールが運動部っぽさを表しており、女の子組の頼れるお姉さん的存在。
その反面、実はよく落ち着いていて、こころやフウカの声にしっかりと耳を傾ける。こころが涙ながらに自分の過去を話した時はこころを抱きしめてあげる優しい心を持った女性でもある。

おばあちゃんに彼氏を紹介したりしていたので、おばあちゃんが大好きだったことが伺えます。が、元々のアキは少々チャラついてる感じの女の子だったようで、女子中学生でありながら彼氏は金髪社会人。またその彼氏が紹介されたのにも関わらずおばあちゃんの葬式にも来ないわアキが困ってるときに助けに来ないわ他にも女作ってるわでまぁゴミ男なわけです。
前述した通り、部活での後輩いじめの主犯にされてしまったり、親族に強姦されてしまいそうになったり、挙句彼氏が他の女と腕組んで歩いてるとこに出くわしたりと本当にかわいそうな子です。

おばあちゃんのお葬式→直後の強姦未遂のシーンでは、葬式のときにアキの隣に座ってた男がアキに手を出そうとしていたので、親族側の誰かなんだろうなというところまでしか映画では分かりませんでした。なので後から調べたんですけどあの男はどうやらアキの義理の父親だったみたいですね。
アキはアキの母と実の父のデキ婚で生まれたらしく、元々遊びでアキの母と交際していたつもりの実父はアキができてしまったことをきっかけに結婚後しばらくしてから母(妻)から離れたそう。その離婚後に再婚した男がアキに手を出そうとしていたと。
義父がアキの部屋に押し入りドアを閉め、アキの体に手を伸ばすシーンは本当に恐ろしかった。義父の顔をぐちゃぐちゃに黒塗りにしてアキに迫る、という表現にしておりその黒塗りの描写が恐ろしさを倍増させていてとても怖かった。

しかも母は母で自分の娘であるアキに「あんたができたせいであの人(実父)はいなくなった」的なことを吐き捨てるわけです。気分悪い。
とにかく実の父からも母からも愛情を受けておらず、再婚した男にはジロジロと女である自分を物色されるように邪な目を向けられて、強姦に怯えて過ごす毎日。
そのような事情があったうえでのトドメの強姦未遂&彼氏の裏切り。アキがルールを破って城から帰れなくなってしまったのも無理ありません。
こころはまだ理解ある母親がいてくれたし、支えてくれる喜多嶋先生とも良好な関係を築けていけそうでした。が、アキには助けてくれる家族も喜多嶋先生もいません。しかし、この出来事と城でのみんなとの出会いがあったからこそ、アキはその後みんなを救う喜多嶋先生になれた。
助けてくれる人がいないアキを最終的に助けてくれたのは、アキ自身が拠り所になってあげたこころだったのでした、というオチ。

これが"愛"だ・・・♥


スバル

長久昴  1985年からやってきた

メンバー唯一の昭和からきた男の子。年長さん。
ゲーマーのマサムネとセットで面白い仕掛けがなされていました。

マサムネは城に携帯型ゲームを持ち込み、熱中しています。一方スバルは将棋を嗜みます。マサムネにジジ臭いな~と嫌味を言われますが当然です。スバルの時代ではファミコンがやっと登場したぐらいの感覚です。
そこからマサムネにゲームを教えてもらい、逆にマサムネを負かしてやるくらいゲームが上達します。ゲームを通じて仲を深める2人。

マサムネ「今超売れてるゲーム、知らねぇの?  ナガヒサって人が作った」
スバル「ナガヒサ・・・?」
マサムネ「ナガヒサロクレンだよ、有名なゲーム会社の人!」

その時は「?」なスバルでしたが、終盤、自分の本名を明かすシーンにて。

「長久昴。昴はプレアデス星団、別名六連星(むつらぼし)

つまり『昴』→『六連星』→『ロクレン』で『ナガヒサ・ロクレン』という名称でマサムネの生きる時代では超有名ゲームクリエーターになっていたという仕掛けですね。 

最後の別れのシーンで鏡から自分の世界に戻る際にスバルは言います。
「俺、なるわ。ゲーム作る人」いいトリックだなと思いました。

マサムネが持ち込んでた逆の意味で時代錯誤な携帯型ゲームに「なにこれ!?」ってならなかったのか不思議です。今ファミコンっていうでっかいのが世に出てきたんじゃないの!?って。そもそも世間に疎かったのかもしれません。原作では触れられてたりするのかな。

余談ですが、日本の自動車メーカー『SUBARU』のエンブレムは六連星です。

SUBARU公式エンブレム  星が6つある


マサムネ

正宗青澄  2013年からやってきた

『まさむね  あーす』
まさかの『マサムネ』が苗字。名前が『青澄』で『あーす』。
序盤、みんながフルネームを名乗らずに下の名前だけ名乗ってたのはこういう伏線だったということですね(この子だけ苗字名乗ってるわけだけど)。
最後の本名を明かすシーンで恥ずかしそうにしながら「お前らが古臭いんだよ!」的なことを言ってたのが微笑ましかった。ちょうどDQNネームキラキラネームなるものを世間でもよく聞くようになってきた時代ですもんね。恥ずかしくて名乗れなかったわけだ。かわいい。
あまり複雑な過去や事情などは掘り下げられませんでした。カットされちゃったかな。

また余談ですが、アニメ版でのキャストはご存じ高山みなみさんです。
劇中でオオカミさんに質問するとき「真実はいつも1つ!・・・なんだろ?」って言っていたシーンはどう反応すべきか迷いましたがとりあえず愛想笑いしておきました。


リオン

水守理音  2006年からやってきた

この子男の子の中で一番好き。褐色でちんちん小さいこと気にしてそうだから。褐色好きすぎてもう登場時から好きだった。やっぱエロ漫画は日焼けショタ一択っしょ。

このリオンくん、劇中ではそのポジションに違和感があって、終盤で超重要キャラになってくるのに序盤・中盤で全くと言っていいほど存在感がない。
恐らく原作では彼にスポットが当てられている部分も多いんだと思う。だからこの子の補完のためにそのうち原作読まなきゃいけないなと思うくらいだった。彼が全然話に関わってこない(恐らくカットされた)せいで生まれた大きな違和感が2つ。

1つ目。オオカミさんの正体に思いっきり関わってくるのにそれらしい描写が劇中でほとんどない(病気で喪った姉を返してほしい、くらいは言ってた)。
2つ目。こころと同じ時代の唯一の子で、最終的にこころのパートナーというかいわゆるカップリング的な構造になる描写があるんだけど、それなのに城でこころとの絡みが一切といっていいほどない。一瞬城で2人きりで会話するシーンを挟む程度。「あれ?みんなは? あ~、夏休みだもんな~」くらいの話しかしてなかったような。終盤の2人の関係性に特に影響を及ぼさないような世間話みたいなもの。

多分リオンくんについては尺の都合上カットせざるをえなかったのかなと考えてます。明らかにアキにメインの時間を割かなければならなかった。
終盤にたどり着くと「この子めっちゃ重要キャラじゃない・・・?」って誰もが思うはずなんだけど、序盤・中盤何もしてないのに終盤でいきなりオオカミさんを姉ちゃんって呼び始めるわ元の世界でこころを迎えにいってるわで唐突すぎる感じがしました。

これはあたしの推測でしかないんですが、『かがみの孤城』を映像化するにあたって、何とかこの超大作を2時間に納めなければならない。しかし全員の過去の掘り下げをしてると時間が足りない。ラストのアキ(喜多嶋先生)のシーンがこの作品の全てだからアキには時間をかけなきゃいけない。アキをこの物語の主軸として描いてあとはなるべく削ぎ落とす。という作業にならざるをえなかったんじゃないかな?

原作では多分もっと彼についていろいろ散りばめられてるはずなんだ。というかそうであってほしい。ラストで急に存在感出て色々もっていくところが急すぎる。
途中でこころといい感じになるとか、せめてこころかリオンがお互いにちょっと興味持ち始めてお喋りする時に頬を赤らめてくれてたりしたら「あぁ、この2人は後でいい関係になるのかな」とか予想できてラストのリオンの急展開にも少しは説得力生まれたんじゃないかな~と少々物足りなさがありました。できれば原作でそういう描写があってほしいです。
劇中この2人の間に特別な関係性を全く描いてなかったのに、最後はリオンがこころを迎え入れて一緒に学校に行くだなんて、いきなりロマンチック過ぎない!?と驚いてしまいました。お前こころと何かあったっけ!?

原作読むときの楽しみにしてます、リオンくん。ちんちんしゃぶらせて?


フウカ

長谷川風歌  2020年からやってきた

この手の作品の題材でよく見る教育ママ・毒親の餌食になってしまった子、という役割でした。心に何かを抱え込んでしまう子にとってよくあるパターンなんだろうなという感想を抱きました。
現実でもそういうニュースはよく目にします。実際に起きた事件だと記憶に新しいのは秋葉原連続殺傷事件とか。加害者の親が超教育ママでヒステリックで息子(加害者)の進路、受験する大学、勉強時間、習い事、全部決めつけて過度な教育を施し、勉強以外のプライベートの時間も徹底管理してた、みたいなのがニュースになりましたよね。

親からの過度な期待・願いを押し付けられ、願いが呪いに変わってしまっているケース。あたしはガンダムUCのこのセリフが大好きだからいつも使ってしまいます。

ロニ「子供が親の願いに呑まれるのは世の宿命(さだめ)なんだよバナージ・・・わたしは間違っていない!」
バナージ「それは願いなんかじゃない!  呪いだ!
ロニ「黙れ!  託されたことを為す、それが親に血肉を与えられた子の、血の役目なんだよ!」
ロニ「これは・・・"私の戦争"なんだあああああ!」

機動戦士ガンダムUC episode4 重力の井戸の底で

ちなみに「私にはこうするしか・・・他に生きる意味なんてない・・・」→「憎しみや怒りが生きる意味なんて悲しすぎる」→「理不尽には怒るのが人間だ、人は神じゃない!」→「それでも・・・止めなきゃ駄目なんだ!」のコンボも好きです。ガンダムUC episode4は神。

話を戻しますが、親は大抵自分の子の幸せを願って、だからこうしろああしろというのでしょう。
「自分は若い頃こういう辛さを味わった。だからこの子にはそうさせたくない。そのためにはこういうことをさせないと・・・」
「あれはダメ、これもダメ。やるならこれ。こうしないといけない」
それらは全て子を想ってのことなんでしょう。しかし親はよかれと思ってやていることでも子はどう感じているか。いつの間にか子への願いが呪いに変わってしまっていることに気付かない親は多いようです。ここでもガンダムの教訓が生きました。

劇中ではそんなトラウマを抱えながらもピアノを弾くこと自体は好きなようで、城でのんびりとピアノを楽しんでいます。また、学校の勉強もしっかりやっているようで、それに気付いたアキはフウカのそんな姿に感化されて自分も勉強しようと心変わりすることになります。フウカがいなければ喜多嶋先生は生まれておらず、こころを助けられていなかったかもしれませんね。

モンペにならないように気を付けましょう(親になる予定まだないけどな!ガハハ!)


ウレシノ

嬉野遥  2027年からやってきた

この映画が公開されている時代から見ると唯一の未来人。
序盤、女の子連中のくっつき虫になるあたりは「パーソナリティ障害とか愛着障害、ADHDのような類の子なのかな」と思い込んでいましたが単なる惚れっぽい女たらしらしくてワロタ。
そうなんだよね?  なにか特別な事情があっての行動じゃないんだよね・・・?
こういう作品だから、そういった何らかの精神障害を抱えた子がいてもおかしくないなと思ったけど特になにもなかった。実は原作でそういう設定があったりなかったりするのか・・・?
もしかしたらそういうメッセージも含まれてるのかもしれないし、受け取り方は自由でいいと思いました。医学的に病気や障害を診断されているものも、これだという診断ができない心の問題も、様々な人がたくさんいるはずです。見た目に現れない病気はたくさんあるので気を付けたいですね。元気そうに見える人も裏では大変な何かを抱えているかもしれないし、そういったときに適切な距離にいられるといいな。

劇中、こころが見たウレシノの過去の中に加齢した喜多嶋先生が登場してました。アキとウレシノの時代差を考えるとアキは50歳くらいらしい。こころと出会う若いときからウレシノに出会うまでずっとずっとみんなにとってのいい先生でいてくれることが分かる本当に嬉しいシーンでした。
マサムネ同様、あまり掘り下げられませんでしたが。

キャストが梶裕貴さん。安心の素晴らしい芝居でした。


喜多嶋先生

喜多嶋晶子  旧姓は井上  大人になったアキ

アキ=喜多嶋晶子先生。最初と最後はそう繋がるのか!
あたしは最後までこのことに気付かずにいたからラストは超衝撃でした!
アキとキャストを変えることで序盤では同一人物だということに気付けないようになっていました。

そんなに出番は多くないんだけど、そのわずかな出番で聖人っぷりを遺憾なく漂わせる人。この最後を観るために映画館に足運んでいいレベル。
超泣いた。赤ちゃんだから泣き疲れて帰ってすぐ寝た。
劇中で泣いたシーン順番にするなら

1位 ラストの『心の教室』でアキがこころと向き合うシーン
2位 こころが願いを叶えてアキの腕を強く引き寄せるシーン
3位 リオンとお姉ちゃんの別れ

だったと思います。

実は劇中、アキ=喜多嶋先生を匂わせてました。
アキ、フウカ、こころの3人が城で女子会をした際、アキは水筒にお気に入りのストロベリーティーを入れてきており、それを2人に振舞いました。
そのしばらく後、元の世界でこころと話すためにこころの家に訪ねてきた喜多嶋先生が「私が好きな紅茶だから、よかったら飲んで」と言ってこころに紅茶の入った袋を渡します。その中身はストロベリーティーだった。

ここで気付けたはずなのよね!  あたしは話についていくのに夢中で「あれ? さっきもストロベリーティー出てきたよな」って一瞬思ったけどすぐ頭から消えちゃった。
ここの伏線絶対気付けたな~でも気付かなくてよかった~最後の衝撃を余すことなく味わえたから!って前向きに消化できたのでよしとします。鈍感でよかった。

ちなみに、調べによるとここは原作と違っているようです(調べているうちに原作のネタバレ読んじゃった、が正解)。
原作では最初にアキが水筒に入れてきたのはアップルティー。その後こころがお返しに振舞ったのが喜多嶋先生にもらったストロベリーティー。そこでこころが持ってきたストロベリーティーが大好きになったアキ。そして時は流れ、喜多嶋先生になったアキがこころのお陰で好きになったストロベリーティーをこころにプレゼント。という流れになっているそうな。泣いちゃう。喜多嶋先生→こころ→アキ(喜多嶋先生)→こころ~の橋渡し。

城が消えて元の世界に戻ってからは勉強を頑張って大学に進学。色々あって『心の教室』の立ち上げに参加。いい男性とも出会ったようで素晴らしい先生、素晴らしい大人になったようですね。

そして『心の教室』にこころがやってくる運命の日、窓に映った自分の顔がアキに戻ってこころを見守っている・・・という感動のラスト。
不思議と自分の手を強く引かれた感覚を思い出し、今度は自分がこころに手を差し伸べようとする。

(待ってたよ)

(大丈夫。大丈夫だから、大人になって―――)

う~ん、ここで嗚咽漏らして涙100リットル。


オオカミさん

水守実生  リオンの姉

リオンが小さい頃に死んだ姉だそうです。ここちょっとリオンの掘り下げが少なかったために「急にぶっこんでくるやん」という感じがしました。

リオンのお願いは「姉ちゃんと学校に行きたい」というもの。死んだ実生(みお)は神様にお願いしてこの舞台を作ったようです(私はそう解釈してます)。
その舞台が病室にあったドールハウス。その中に弟のリオンや、リオンの友達になれたであろう人物を呼んで、学校のようにリオンが友達を作れるようにした。
姉ちゃん大好きっ子だったリオンに最後に「あなたはこれからも生きていける」と願いを込めたのでしょうね。

お城での過ごし方にルールがあるのは「大人になるためには、健康な社会生活を送るためには、ルールを守らなければならない」というメッセージが込められていたんじゃないかなとあたしは解釈しました。
嫌なこと、辛いこと、逃げ出したいこと。これから先のリオンたちの人生にはきっとたくさんの困難があるけど、ルールを守れば、自分を守れる。そんな意味があったんじゃないかな。お城はリオンたちの安らぎの場という役割だけでなく、子どもから大人に成長するための練習の場所でもあったと思います。


こころのお母さん

優しいお母さん

理解ある母親で本当に良かったです。
最初、学校に行かない(行けない)こころを突き放す系の親だったからしんどかったんだけど、こころの本音を聞いてからはずっとずっとこころに寄り添って誰よりも味方でいてくれて、話が通じない担任をバッサリ切り捨てることができる素晴らしい母親でした。サンキューマッマ。


こころの担任

ゴミカスうんこちんちん

死ね


アキの義父

死ね


アキの彼氏

死ね


アキの実の両親

死ね


アキ、こころ・・・俺が"守護"ってやるからな―――

↑神すぎるファンアートを見つけたのでシェアさせていただきます


まとめ

振り返りをするだけで感想文そのものになってしまっているような非常に満足度の高い作品でした。これは大人が見ても胸を打たれるし、思春期の少年少女にも見てもらいたいなと思いました。
しかし、映画を観て本当によかったなと思えたことが他にもあります。

なんと映画のスタッフロール後、こころたちの"その後"を描いた一枚絵を全員分流してくれるのです!!!!!
このサービスが本当に神で、原作しか読んでない人は急いでこれを見てきてほしいなと思いました。
それぞれの時代に帰った7人の"その後"を絵で見せてくれるんです。全員分の。でもこのへんずっと泣いてて涙で滲んでよく見えなかったんですけど。

最後に同じ時代でみんなが集まってる絵(アキは喜多嶋先生になっていたりスバルが中年の天才ゲームクリエイターになっていたりウレシノが生まれたての赤ちゃんだったり)が流れて終わるんですけどこれが神~ュ。超泣く。
このオマケが非常に感動的だったのでそれ目当てに原作勢の方々も劇場に足を運んでいいと思いますね。仮に後日配信サービスにきたとしてもこの部分が見れるかどうか分からないので!

そしてトドメのスタッフロール終了後のメッセージ。

『大丈夫、君は、大人になれる―――』

う~ん、全ての子供たちに見てもらいたくてしょうがない・・・
あたし子供できたら絶対これ見せるわ・・・


私がこの作品を観て感じたこと。辛いときにすべきこと、辛い思いをしてる人に伝えたいこと。

・つらい、助けてと言うこと。苦しいことを打ち明けるのは恥ずかしいことでも情けないことでもない。
・誰でも何らかの問題を抱えている。大人も子供も関係ない。
・ルールは守らなければいけない。いけないことはいけないことだと言う。
・話さないと分からない。話すことから始める。

当たり前のようで実際に行うのはなかなか難しいんだな、これが。
あたしは心の調子崩しまくってる時があるから非常に突き刺さる作品でした。心の健康って身体の健康に影響するしほんと碌な事ない。きっとこういう風に苦しんでる子どもも大人もいっぱいいるんだろうな。

この作品が10年早く世に出ててあたしが出会えていたら多分喜多嶋先生になろうとしてそういう勉強してたと思う。母が保育士なことも影響あるかもしれないけど基本子ども好きなんだよな。生まれ変わったら喜多嶋先生になろうと思います。そう思えるくらいあたしに影響与えてくれた作品でした!

毎年年末に自分の『今年みたアニメランキング』をやってるんだけど、きっと上位に食い込むことでしょう。近いうちに原作小説にも挑もうと思います。原作勢のみなさんも是非劇場へ。

大丈夫。大丈夫だから、大人になって―――



おわりに

あ~あ!ここまで全部読んじゃった未読未視聴の人たちかわいそ~だな~!
もうあの初見の感動味わえないんだ!ラストの感動一気に薄れちゃったよ!あ~あもったいない!(クソデカ大声)

・・・勿論それでも十分感動できるエネルギーがあるんですけどね!
興味が沸いた方は是非劇場へ!  終わってしまったらいつか配信サービスにきたときに楽しみましょう! 

あたしと同じようにかがみの孤城に胸を打たれた方は是非この記事をシェアしてください!  あたしもこれからかがみの孤城の記事を読み漁ろうと思います。

最後の最後に!  見るか迷ってる時にあたしの背中押してくれたフォロワーに改めて感謝のキッスを!

ぶっちゅううううっっっっっぱ!!!!!💋💕


終わり


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