毎日の読み聞かせで、子どものIQを上げる!「インタラクティブ読書」を3歳児に試してみた結果

ムスメは、絵本の読み聞かせが好きです。どんなに眠たくても、どんなにフキゲンでも、布団に入ると「おほんよむの~」と、絵本を読むように催促してきます。かわいいやつめ。

もともとは、ただ単純に読み聞かせをしていたのですが、少し前に、「インタラクティブ読書」なる読み聞かせの方法を知り、いつか試してみたいな~と思っていました。

「インタラクティブ読書」はとても簡単で、読み聞かせをするときに、「次はどうなるかな?」とか、「ゾウさんはどんな気持ちかな?」というように、次の展開や登場人物の気持ちなどを子どもに推測させるような質問を投げかけるだけ。

これで子どものIQが6ポイント(IQ110の人がIQ116になるくらい)上がるという、ちゃんとした研究があるのだから驚きです。

私は、特別ムスメに英才教育や早期教育をさせるつもりはありませんが、ムスメが好きな読み聞かせで、これほどの効果があるのであれば、やらない理由はないかな~と思っています。

(IQだけで人生が決まるわけではもちろんありませんが、IQが6ポイント上がるのって、人生変わるレベルの変化とさえ言えるそうです)

ひとつだけ注意が必要なのは、インタラクティブ読書では、子どもに「オープンクエスチョン」をしなければいけないということ。

相手が「YES/NO」で答えられてしまうような質問は、「クローズド・クエスチョン」と呼ばれています。

これに対して、「YES/NO」ではなく、自分自身ので考えた言葉で答えられるように自然に誘導するのが「オープン・クエスチョン」です。

たとえば、

「次はピクニックに行くと思う?」→「うん」/「ちがうとおもう」
「ゾウさんは悲しい気持ちかな?」→「そうだね」/「ううん」

 ↑これはクローズド・クエスチョン。

「次は何をすると思う?」→「ピクニックかな?」「遊ぶんじゃない?」
「ゾウさんはどんな気持ちかな?→「楽しそう!」「悲しいんじゃない?」

 ↑これが、オープン・クエスチョン。

つまり、子どもが自分で予想したり、考えたり、想像したりできるような質問を投げかけなくちゃいけないってことですね。このオープン・クエスチョン、大人同士でもの会話でも、何気ない雑談を自然に盛り上げるのに使えますので、違いが分かるようになると便利ですね~。

と、まぁ、こんな感じの「インタラクティブ読書」を、先日、3歳半ばくらいのムスメに試してみたんです。少しずつ自分の気持ちを言葉にしたり、説明したりできるようになってきたので、今だ!と思って。

その時の絵本は、名作「はらぺこおあおむし」。ちいさなあおむしが、いろいろなものを食べて大きくなる話ですね。(ざっくりししすぎ)

以下、初のインタラクティブ読書挑戦譚。



「ムスメちゃん、あおむしは、どうしてこんなにたくさん果物を食べるのかな?」

「う~ん、おなかがすいてたんじゃない?」

「そっか~、おなかが空いてたのかな~。それじゃあ、次はどうなるかな?」

「おなかがすいてるから、もっとたべるんだよ」

「そ、そうだね、じゃあ、何を食べるのかな~?」

「たべもの」

「たべもの」

「たくさんたべものをたべるんだよ」

「そ、そうだね…じゃあ、どうしてたくさん食べるのかな?」

「おなかがすいてたんじゃない?」

「そうだね…」

「はやくよんで~」

「はい…」




絵本のチョイス!!!

へたくそか!!!

あおむしがはらぺこなだけの絵本にオープンもクローズドもねえ!!!

おなかがすいたから!!!食べ物を食べる!!!それだけだ!!!

みなさんは、くれぐれもはらぺこあおむしでインタラクティブ読書しようなんて思われませんよう。

リベンジがんばります・・・。

ここまで読んでもらえたことが、なによりうれしいです!スキをぽちっとしていただくと、30代の男が画面のむこうでニヤニヤします。