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最近の入荷情報(2020.7.8)

どうも、サトパン(@3104punx)です。

遅ればせながら、先週の金曜日に No Sleep Records より届いた音源を紹介します。

Hot Mulligan "you'll be fine"

多数のパンク、エモバンドを輩出しているミシガン州出身の Emo / Pop Punkバンド Hot Mulligan の2nd アルバム。

New Found Glory から始まり、Set Your Goals、Four Year Strong 〜 Man Overboard、The Wonder Years 〜 The Story So Far、Real Friends と受け継がれてきたモダンポップパンクの 現時点での最終到達地点といった印象のバンドですね。

個人的に面白いと感じるのは、前述のバンドの多くがハードコアシーンからのアプローチだったのに対し、Hot Mulligan は エモリバイバルの流れからここに到達していること。正直、20台前半でポップパンクを飽きるほど聞いてしまった自分ですが、これまでにないエッセンスも感じるので気になっちゃうんです。

金太郎飴的なところも否定できない音源ですが、聞いた瞬間ガツンとやられる曲があるのもまた事実。#1 "OG Blue Sky"、#3 "Feal Like Crab"、 #10 "BCKYRD" あたりを聞いて心掴まれちゃってください。

 

Worst Party Ever "here, online"

フロリダ州の Indie Rock バンド Worst Party Ever の5曲入りEP。バンドアンサンブルの音のバランス感やったり、インディーとパンクの配合具合やったり、ちょうどこのあたりが好き!っていうところにピタリと合わせてきてくれる感じが堪らない音源です。

リードシングル、いわゆるバンドの推し曲は、浮遊感と哀愁を見事にミックスした #3 "what about you?" だと思うんですが、個人的には #2 "False Teeth" や #5 "Road Trip" のような ガチャガチャかき鳴らす曲が好きですね。

ちなみにリードシンガーの Andy は、日本に来て sans visage、くだらない1日のメンバーたちとas a sketch pad というバンドをスタート。そちらもビビるぐらいカッコいいです。

  

Charmer "Ivy"

ミシガン州の Emo バンド Charmer の2ndアルバム。モダンな Emo / Punk シーンを追いかけている人にとって聞かずに通れない名作、2018年リリースの "Charmer" に続いてのディストロになります。

前作はいわば王道というか、トゲトゲしさを極力取り除いた温かみのある楽曲が並ぶ作品やったんですが、今作では枠や制限を取っ払うことで才能を爆発させちゃってます。

ジャンルや同系統のバンド名を挙げて説明するのが難しいくらい深みがあるサウンド。曲によって深さの方向も違うし、聴けば聴くほど新たな魅力が見つかるしで、とんでもない作品なので、とりあえず一度通して聞いてみてください。

曲単位でカッコいい曲だけ聞いてみたいという人には、前作とは一味違うぞと感じさせてくれるオープニングナンバー #1 "Slumber"、前作のテイストを純粋に深化させた #4 "Wolf Fang Fist"、ここまで密度高く煮詰めても清々しい音楽ができるのかと感動する #8 "VCR 666" あたりから入ってみて欲しいです。

 

紹介記事を書いておいて何なんですが、今回入荷した音源は、ストアにアップした時点で多くの人に購入いただき、在庫が残っているのが Hot Mulligan だけになってしまっています。

No Sleep Records からは今後も音源を入荷しようと考えているので、リクエストがある程度集まった時点で、再入荷を検討しようかなと思っています。

再入荷に対する思いについては、コチラの記事にまとめているので、ぜひお気軽に再入荷リクエストをお送りください。


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