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【新入荷情報】 Awesome &roid / Haiki のスプリット音源を入荷しました!

どうも、サトパン(@3104punx)です。

入荷してからしばらく経ってしまいましたが、新しい音源の入荷情報です。東京のEmo, Punk バンド Awesome & roid と Haiki による Split音源を入荷しました。

フォーマットとしてはカセットテープですが、ダウンロードコードがついているので、カセットプレイヤーがなくてもデジタル音源を楽しむことは可能です。

 

さて、収録曲は各バンド2曲ずつの計4曲ということで、1曲ずつのレビューを書いてみることにしました。

・Haiki "横浜"

自分たちの出身地をタイトルに冠した曲。昔のことを振り返ったときに感じる哀愁と前向きな気持ちとが同居していて、その切り替えポイントである後半のリズムチェンジが、めちゃくちゃ清々しいんです。

歌われているテーマとは違いますが、全員が同じ"学生"という肩書きを持っている状態から、みんなそれぞれ別の道に進みはじめようとする年代のことを思い返しながら聞くと、キュンキュンすること間違いなしです。

・Haiki "ナードマン"

言葉数少なくも甘酸っぱい気持ちを恥ずかしいほどストレートに表現した曲。爽やかさとソワソワ感が同居するサウンドは、高校生の頃に聴いた Going Under Ground を思い起こさせるような雰囲気で、これまたキュンキュンしちゃいます。

小学校のときは何気なく歌っていたスピッツの歌詞の意味が、中学生になった初めて分かったあの時の気持ちを、何度でも感じられる素敵ソングですね。

・Awesome &roid "Minecraft"

いろんなテイストの楽曲を持つ Awsome &roid らしさを感じさせる楽曲。メンバー曰く、80sハードコアのエッセンスを取り入れたってことですが、Pop Punk に Hardcore を取り入れた Easycore のような雰囲気も感じます。

Haikiのメンバーがギターで参加してるんですが、そのTwinklyなギターソロをまるでメタルバンドにおけるギターソロのようにフィーチャーした曲構成がめちゃくちゃオリジナリティを感じて面白いですね。一方で、US モダンエモパンクバンド直系の、曲の途中にセリフを当て込むやつもやってて、あー音楽好きでたくさん聴いてるんやなぁってところがまた最高です。

・Awesome &roid "Sponge B Rhapsody"

"Minecraft"とは打って変わって、ドリーミーなサウンドをゆったりと歌い上げた曲。歌詞カードと向き合って聴いてみると、陰鬱さや諦め、虚無といった感情が込められているようで、コロナがもたらした世の中からの影響を感じずにはいられません。

メロディックやエモをやっている国内のバンドで、ここまでダークな世界観を表現した曲ってあんまりないんじゃないかな。サウンド面でも歌詞でも、幅の広さを見せつけられる楽曲です。

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とまぁ、レビューという名の単なる自分の感想を書き散らしてみましたが、貼っつけたYouTubeで全曲聴けるし、Spotify や Apple Music でも配信されているので、まずは自分の耳でチェックしてみてください。

その上で、これはフィジカル音源として手元に置いておきたいと思ったら、ぜひ購入してみてください。カセットテープは可愛らしいですし、コレクションのためのアイテムとしてもおすすめですよ。

ちなみにパジャミンで Distro しているのは、バンドがライブの物販として販売する用に作られた Clear Black のテープになります。普通の店舗で手に入るのとは違うのが欲しいって人は、ぜひパジャミンをご利用ください!


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