【備忘録】ベンゾ減薬進捗10

この記事は、あくまで一個人の体験記録です。「私の身にこんなことが起こりました」という情報にすぎず、医学的・薬学的なアドバイスをするものではありません。

だいたい月に1回のベンゾジアゼピン減薬進捗です。私のベンゾに関連する体験と、今までの減薬記録はマガジンにあります。

ジアゼパム減薬を本格的にスタートしてから340日以上経ちました。もうすぐ1年。
ピルカッターで錠剤を8分の1等にカットして(秤りは使わず、目分量・ザ・アバウトで)漸減中。
1か月に1回の減薬(約1か月ステイ)ペースです。

10回目の減薬からステイ中(減薬日から2週間目~4週間目)体調はぼちぼち良かったんじゃないかな。ただ、ちょっと気になるのは、例の火照り発汗頻尿口渇不眠のセットが4~5日に1回やって来ること。なんで夜ばかりなんだろう? 日中はなんともないのよ。不思議! 夕方5時以降に活動的になってしまったり、イライラしてしまった日、夜の気温が高い日と関係してそうなんです。自律神経系かなあ。アシュトンマニュアルの作用機序の部分を読めば、仕方ないことだと頭では理解できます。感情では、くそ~! って感じ。

まぁ、自前の回復力を信じて、焦らず、うろたえず、日々落ち着いて過ごすしかないですね。

では、11回目の減薬の結果報告です。
朝夕の2回服用。前回夕分を減らしたので、バランスを考え、今回は朝分を減らしました。結果、朝0.5mg、夕0.75mg、1日合計1.25mg服用になりました。

減薬回数  変化率  減薬率
11回目  ▲16.67%  68.75%
(残り31.25%)

今回の減薬に対しての離脱症状と思う症状は(減薬日から約1週間で)... 特に無かったです。服用量が50%以下になってから、今のところずっとこんな感じで、驚いています。減薬を始めた当初のツラさは何処へやら。

あ、もちろん、日常的には、気にし始めれば小さい症状はいくつもありますよ。めまい、頭痛、耳鳴り、歯痛、歯茎の違和感、霧視、手先のしびれ、肩首まわりの筋肉痛のようなこわばり、動悸、体中に虫が這ってるような感覚、湿疹、手先足先の灼熱感、眠りが浅い、急なイライラ・不安感など。
これらの症状は以前と比較して格段に弱く、日常生活に支障がないので、特に離脱症状にカウントしていません。減薬して急にひどい状態になれば別ですが。

最近、体が軽いです。1年前は階段上がるのに手すりを頼りに1段ずつ、フーフー息を上げながら、階上に来たら動悸で座り込んでたのに。今は、2リットルのペットボトル6本入の段ボールを階上に運んで、降りて、また運んで、往復しても大丈夫。1日中 体を動かすのは、まだキツいけど、体調不良になる前の私が少し見えてきました。ジムで筋トレしたり、キックボクシングしてた頃が懐かしいなあ💪 ムキムキ (体調不良でジムを辞めたのです。解約理由に病気って書いたの、悲しかったなぁ…)



今回の独り言のコーナー ●脳が先か、腸が先か(うんちの話)

主治医は毎回の診療時に聞く。
「お通じはいかかですか?」
私の便の形状は、ベンゾを飲み始めてから、水分を失ったコロコロの兎の便になってしまった。いわゆる、ベンゾ糞。完全に副作用。ベンゾを飲む以前はバナナだったのに。硬い便を亀のように排出するのは、毎回苦しくて疲れる... そして、以前のようなスッキリ感が、この5年、まるでない。(整腸剤は飲んでるけど、便秘薬はトイレとお友だちになってしまうため飲んでいない。)

そこで減薬とともに、腸内環境改善、いわゆる腸活も意識することにした。特に今年の夏からは、アプリでうんちの記録を取るようになった。3~4日に1度だった排便が、アプリを取り始めて、ほぼ毎日出るようになった。形状はあいかわらずコロコロだが、減薬が進み、だいぶひとかたまりが大きくなってきたように感じる(ほんと汚い話でごめんなさいね。)

腸は第二の脳とも言われる。
脳の神経細胞は腸からできた、とか。ホント?

ふと考えた。
腸からのアプローチは、減薬の下支えになるのだろうか… なんてね。腸と自律神経の関係はよく聞くからさ。ま、効果ないにしても、どっちみち元気な腸であるほうが、やっぱりイイじゃなない。
いやはや、体というものは、こんなにもカオスで美しいバランスに保たれているのか。これを人は神秘と言っているんだろう。体調を崩してから、痛感する。