【備忘録】ベンゾ減薬記録20

この記事は、あくまで一個人の体験記録です。「私の身にこんなことが起こりました」という情報にすぎず、医学的・薬学的なアドバイスをするものではありません。

だいたい月に1回のベンゾジアゼピン減薬進捗です。
私のベンゾに関連する体験と、今までの減薬記録はマガジンにあります。

  • ジアゼパム減薬を本格的にスタートしてから22か月以上経過。

  • ピルカッターで錠剤をカットして漸減。

  • 1か月に1回の減薬(約1か月ステイ)ペース。


【前回の減薬からステイ中の体調変化(減薬日から3週間目~約4週間目)】

  • 夜のお祭り頻度アップ
    原因は… 季節の変わり目の日中と朝晩の温度差で自律神経が混乱していたから? それとも夜間の低血糖? それ以外? なんだろう。

  • 精神的には安定してました。


【今回(21回目)の減薬の結果(断薬~約2週間目)】

  • 減薬率 100 % 断薬(夕分1回→0)

  • 断薬に対しての離脱症状と思う症状:
    夕分を断薬して、就寝。夜中にフッと目が覚めました。
    頭の中が震える感覚が少しありました。(前回もあった)
    翌朝起きた瞬間から きつめのドライアイ。日中は地面に引っ張られてるような倦怠感、肩まわりの緊張感、軽い吐き気、胃の不快感、軽い焦燥感がありました。
    久しぶりに、横になりたいと思いました。

  • その後、3日間同じ状態。(程度は徐々に穏やかに)

  • 4日目に抜けた感覚。

減薬の最後は、ゴマ粒よりも小さいジアゼパムを、飲むと言うよりペロッと舐める感じの服用でした。ここまでくるともう効いていないと思う、断薬しても何も起こらないだろうと、断薬には自信があったんです。不安感ゼロ。断薬したことを忘れた状態で就寝しました(頭の中は推しのことでいっぱいで、楽しくて仕方なかった)

しかし、上記の症状が出ました。
半日以上経過しても、私はまだそれを離脱症状だと気づいてなくて、なんか体調変だなぁ、どうしてだろうと不思議に思っていて。夕方に「そういえば昨日からジアゼパム飲んでなかったわ! ということは、この体調の悪さは離脱症状?」と、驚いたのです。で、3日間状態が同じだったので、そうだと確信したという…

あんなに小さくても、薬は薬なんだな、体はしっかりと成分を代謝してるんだな、偉いもんだと感心しました。
身体の仕組みを侮ってはいけないですね。

  • 断薬からぴったり2週間後、久しぶりの特大耳鳴り(30分くらいキーンと鳴ったまま収まらない)と夜中のお祭りが大発生。

離脱症状なのかはわからないけど、交感神経が優位な状態。


【ひとりごとのコーナー1 低血糖と夜のお祭り症状】

以前、主治医に「夜間に低血糖が起こっているかもしれない」と言われた。血糖値が下がると交感神経を優位にさせる。それは、わかるのだけど。私は糖尿病ではないので、いまいちピンときてなかったし、糖をたんまり摂っている自覚もなかった。むしろ結構控えているし、食事の摂り方も血糖値がなだらかに上がるように順番を考えてたんだけど?
血液検査をしてみると「1,5-AG」という項目が、直近では基準値より低かった。半年前は大丈夫だったんだけどな。1,5-AGは短期的な血糖状態を見る数値らしい。私は日中も食後高血糖→低血糖が繰り返し起こっているのか? うーん、無自覚。

減薬を初めてから現れた夜のお祭り。血糖コントロールが苦手な体質がベースにあって、何かしらのトリガーで夜のお祭りが発動してるのかな。もしこれが本当なら、食事内容にさらに気をつけて、食事の時間を考えてみるのもひとつ? 血糖値の詳しい検査を今後する必要があるかどうか。悩みどころ。

精神疾患と低血糖の症状は、区別が難しいね。まだまだ人間の体について知らないこと、わからないことが多いんだなと思った。日々勉強だなー


【ひとりごとのコーナー2 睡眠日誌つけてみた】

断薬前後で、自己流の睡眠日誌(約2週間)をつけてみた。「見える化」することで、自分の睡眠パターンがわかればいいかなと。
私は昼寝することがないので、夜間のみの記録。夜中に目が覚めても、再入眠が30分以内であれば、私は中途覚醒にはカウントしていない。

青色:意識なかった 黄色:うとうと オレンジの線:寝床にいた

これにプラスして夕食の内容・時間、夜の過ごし方を記録して、夜間に交感神経が優位になってしまうパターンが見つけられればいいなあなんて思う次第よ。