【備忘録】ベンゾ減薬記録15

この記事は、あくまで一個人の体験記録です。「私の身にこんなことが起こりました」という情報にすぎず、医学的・薬学的なアドバイスをするものではありません。

だいたい月に1回のベンゾジアゼピン減薬進捗です。
私のベンゾに関連する体験と、今までの減薬記録はマガジンにあります。

ジアゼパム減薬を本格的にスタートしてから510日以上経ちました。ピルカッターで錠剤をカットして漸減中。1か月に1回の減薬(約1か月ステイ)ペースです。

【前回の減薬からステイ中の体調変化(減薬日から2週間目~約4週間目)】
・夜中の火照り&明け方まで眠れない&もろもろ祭りは、頻度・程度がさらに軽くなりました。
・3週間目に胃の不快感、食欲不振。夜中に吐き気で目が覚めることも。
・散歩でめまいが起こらないまま2時間歩き続けることができました。今まで1時間を過ぎるとめまいが出てきていたので、嬉しい。

【今回(16回目)の減薬の結果】
・減薬率 93.75 %(ジアゼパム 0.25 mg/day)
・朝夕の2回服用。前回朝分を減らしたので、今回は夕分を減らしました。
・今回の減薬に対しての離脱症状と思うツライ症状は、減薬日から約1週間では特にありませんでした。ぼちぼち安定しています。

【ひとりごとのコーナー(私の減薬が今のところ順調な理由)】
私のここまでの減薬記録を振り返り、主治医は順調過ぎるほど順調だと言った。「減薬に専念できる環境に身を置いているからだろう」とのこと。
専念できる環境とは。私の場合は、ストレスがほとんどない状態のことだと思う。考えられる要因は3つ。

①  仕事を辞めた。
私の診断名つまり原疾患は適応障害→抑うつ状態だった。休職して、復職して、働けるようなってきたところで私から元主治医に減薬したいと相談して、元主治医が快諾した。その時点で「原疾患は治りつつある」って、元主治医は判断したんだろう。ま、元主治医の減薬指示量に従ったら離脱症状起きちゃって、仕事どころじゃなくなっちゃったんだけどね! 仕事を辞めたことで日々のこまごまとしたストレスはなくなったから、結果オーライかな~ハハハ~って、笑えんわ!

②   変院した。
仕事辞めて引っ越したから、変院は必然だった。ベンゾの離脱症状を理解してもらえる、それだけでどんだけ精神的に安定したか! 離脱症状なんてものは無いとか、簡単に減薬できるとか言いきる精神科医は、マジで消滅してほしい。

③   実家に戻った。
私にとって実家での療養は、病院に入院しているのとほぼ同じ意味を持っていると思う。毎日同じ時間で繰り返す生活。食事は栄養バランスを考えて。また、実家ではアニメ、ドラマ、映画、犬と猫の話しかしないから、自分が薬を飲んでいることや離脱症状があることに意識をフォーカスする時間が圧倒的に少なくなった。


仕事家事育児介護をしながら減薬するのは、本当に大変だと思う。私はそれらをしていないのです。つらくても毎日しなきゃいけないって事を排除した。だからストレスもほとんどなく、順調に減薬できているんだと思う。毎日仕事をしながら、育児や介護に追われながら減薬している人たちを、私は尊敬せずにはいられないです。超超超リスペクトです。