【備忘録】ベンゾ減薬進捗8
この記事は、あくまで一個人の体験記録です。「私の身にこんなことが起こりました」という情報にすぎず、医学的・薬学的なアドバイスをするものではありません。
だいたい月に1回のベンゾジアゼピン減薬進捗です。私のベンゾに関連する体験と、今までの減薬記録はマガジンにあります。
ジアゼパム減薬を本格的にスタートしてから280日以上経ちました。
ピルカッターで錠剤を8分の1等にカットして漸減中。
1か月に1回の減薬(約1か月ステイ)ペースです。
不眠が出ていました。眠気が来なくて一睡もしない日が続いて、3日間(72時間)起きてたときもありました。夜間に体の火照り、発汗、喉の渇き、30分ごとの頻尿が連日のように出ていて、久しぶりにしんどい日々。眼科に行くと1か月前より視力がガクッと下がっていました。寝てないから疲れ目かな? 私、夏が大好きで得意な季節なのですが、今年はあかんかったですねえ。最近涼しくなってきて、眠れるようになってきました。常に貧血のようなふらつきの感覚はありますが、気にしなければ大丈夫なレベルです。
では、9回目の減薬の結果報告です。
減薬回数 変化率 減薬率
8回目 ▲11.11% 50.00%
9回目 ▲12.50% 56.25% ←NEW
(ジアゼパム 4mg / day からスタートしたので、現在1.75mg / day)
1回目の減薬からずっと定量減薬でやってきました。今回も定量でチャレンジ。
離脱症状は... なんと前回に引き続き、ほぼ何も起こりませんでした。
小さい症状はありましたが、ザ・離脱症状と言うよりも ”ちょっとした体調不良” という表現の方が合っています。
朝分を減薬して3~4時間後に呑気、歯のかみしめアリ。
夜間は夢ばかり見て眠りが浅かったです。早朝4時頃に覚醒して、急な体の火照り(局所的に熱々な気がする)発汗、吐き気、不安感・焦燥感が出ましたが、10分くらいで治まりました。
その後も眠りは浅いですし、悪夢も見ます。でも日常生活には特に支障なし。
服用量が少なくなってくると、離脱症状も軽くなるのかしら? うーん、わからん(笑)仮説は立てられても証明できないし、完璧な答えは出せません。次もマイペースにやってみまっしょい。
●印象的だった言葉たち(私の体験より)
前の主治医はベンゾの離脱症状を否定した。
転院する前に、その先生に ある疑問をぶつけてみたことがある。
ベンゾを断薬して、この病院を卒業した人はいるんですか?
先生は、無言だった。
イエスともノーとも言わなかった。
私の顔を見ているだけだった。
いや、私の顔を通り越して、遠く遠くを見ていたのかもしれない。
個人情報だから言えない?
いる いない くらいは言えるんじゃないのかい?
でも、無言だった。
そういうことか、と思った。
***
鍼灸院で、はり師さんと いろいろ話をする。
問診票に抗不安薬を飲んでいることを書いていたから、はり師さんが聞いてきた。
「何の薬を飲んでいるんですか? デパスですか?」
いえ、セルシンです。
「あぁ。軽い方ですね。いやあ、よかった。
なら、回復は早いかもしれませんね。
デパスは肩凝りに効くからって、飲まれる方 多いんです。
でも、あれは効いている時はいいんです。
問題はその後。
切れたら、めちゃくちゃしんどいんです。
あれは... いけませんよ。本当に」