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荒地を拓くこと

人にはそれぞれ、適した場所がある。

私は例えるなら、荒地を開墾する係。
いわゆる0→1というやつだ。

とても農作物の育たなそうな荒地を、
草を引き、転がる石をどかし、
土を耕し畝を作って、畑にしたい。

せっかく畑を作ったなら、そこで種を撒き、
作物を育てれば良さそうなものだが、
それは恐らく、向いてない。

だって、種を撒いても芽が出るまで
待たなきゃいけない。

芽が出てしまえばまだ、
成長が見えるかもしれないけど、
芽も出ていないただの土に、芽吹きを信じて
毎日水を遣れることって、すごい才能だと思うのだ。

そんな、未来を信じてコツコツと継続できる人を
「すごいなぁ」と指を咥えて眺めながら、
また新しい土地の草を引き、鍬を振るうような
そんな生き方が性に合っているような気がする。​

もしも叶うなら。

そんな風に自分の適性に叶った、
無理のない生き方をしたい。

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