”感染症騒動”が終息した今だからこそ復習しておきたい”免疫の知識3選”
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”感染症騒動”が終息した今だからこそ復習しておきたい”免疫の知識3選”」です。
※本noteは毎週水曜日発行となります
昨日は30℃近くまで気温が上がり、少しだけ日も出ていましたので夏のような天気でしたね。。(-。-;
しばらくは「雨でじめじめ→夏のような暑さ」の繰り返しで少しずつ本格的な夏に近づいていくものと思われます。
少しずつ夏の準備を始めていきたいですね(^^)
さて、そんな今回は「今だからこそ復習したい免疫の知識」について記していきます。
・感染症予防の二つの基本は〇〇!?
基本的な感染症予防の方向性としては、、
①ウイルスが体内に入る量をなくす(少なくする)
②ウイルスが入ってきた際に速やかに体外に出す、もしくは殺菌する
です。
①はいわゆる「感染症対策」、②に該当するのが「免疫」ということになります。
「免疫」は「自然免疫」と「獲得免疫」に分かれます。
「自然免疫」は皮膚や粘膜、白血球など、物理的な壁で病原体の侵入を阻んだり構造を認識して攻撃したりする仕組みです。
「獲得免疫」は感染したり予防接種をすることで病原体の情報を記憶して、同じ病原体が入ってきたときに効率よく排除できるようにする仕組みですね。
この二つの「免疫」によって「身体に入っても損害を受けないようにする」ことが超重要です。
本来はこちらを実行することが先決で、その次に「感染症対策」という順番です。
人間生活を普通に営んでいれば病原体は多少なりとも入ってきていしまいますので、それを少なくすることよりも入ってくることを前提に対策をする方が重要ということですね。
・「免疫力」を高めるために摂るべき栄養は〇〇!?
「免疫力」を高めるための土台となるのが、
「しっかりとたんぱく質を摂ること」
です。
理由は大きく以下の3つです。
①水分を除いた身体の構成要素の約半分が”たんぱく質”だから
②免疫細胞もたんぱく質でできているため
③免疫の70%を担うと言われている”腸”の”腸壁”を強くするためにもたんぱく質が必要
などです。
免疫細胞などのそもそもの材料となる”たんぱく質”が足りていないとNGということですね。
ここの土台がしっかりしていないと、その上に何をしてもすぐに崩れてしまいます。
人間の身体を「工場」に例えると、仕事は以下の3つです。
①消化と吸収(食べ物を消化して、栄養を吸収する)
②代謝(吸収した栄養を血肉に変換する)
③排泄(余ったものを体外へ排泄する)
これらの仕事が円滑の回っていればOKということですね。
よくあるのが②が終わる前に①を始めてしまうことです。
これは工場で入荷した材料を商品に加工して出荷する前に、新たな材料を入荷してしまっている状態です。
当然、②の仕事が大変になり、負担がかかるためどこかで故障が起こるということですね。
また、商品に加工されない材料は倉庫に備蓄されますので、倉庫内に材料が溢れてしまいます。
この状態がいわゆる「肥満」という状態ですね。
しっかりと「代謝(商品を加工して出荷する)」が終わってから、「消化と吸収(入荷)」をしていれば問題なく人間工場株式会社が運営されるということです。
そして、話を”たんぱく質”に戻しますと、一番必要な材料がたんぱく質ですので、それが十分に入荷されない状態ではちょっとずつ劣化した不良品を作るしかなくなります。
当然、免疫細胞も目には見えませんがちょっと劣化したものになっている可能性があるということですね。。
「たんぱく質は身体を作る上で最低限必要な土台」
ですので、「免疫力が上がる!」などの謳い文句で売り出されているよくわからない商品よりも、まずはたんぱく質が不足しないように注意していきましょう!
・「免疫力」の改善方法を復習しよう!
「免疫力」に関係する要素と改善方法は以下です。
①腸内環境 : 腸は免疫の70%を担っている
→ビフィズス菌を多く摂取する(ビオフェルミンなど)
→納豆、キムチなどの発酵食品を一日一品は摂るようにする
→水分を一日2リットルを目安に摂る
→食物繊維を多く摂る(サツマイモなど)
→ウォーキングなどの適度な運動
②睡眠の質 : 質の高い睡眠を取ることによってNK細胞が活性化する
→寝たい時間の15時間前に起きて、なるべく強い光を多く浴びる
→トリプトファンを摂る(バナナ、納豆、など)
→寝る3時間前までに食事を済ます
→寝る1時間前までに入浴を済ます
→寝る前、1時間はスマホ、テレビ、パソコンなどの画面を見ない
→寝れなそうな場合は、寝る1時間前に「アスタキサンチン」「亜鉛」「日本酒(60mlまで)」を摂る
③ビタミンD不足 : ビタミンDが不足すると免疫に異常をきたす
→日中に日の光をなるべく多く浴びる
→ビタミンDサプリメントの摂取
④ストレス : ストレスの有無と感染症の罹患率には相関関係があるという研究データが出ている
→リズミカルな有酸素運動(ウォーキングなど)
→バイオフィリアを満たす(森林浴など)
→あえて何も考えない時間を作る(マインドフルネスなど)
⑤基礎体温 : 体温が36.5度以上だと感染症になりにくい
→冷たい飲み物や食べ物を控える(常温のものを摂る)
→体温調整ができるように上着を持ち歩く
→大きい筋肉を鍛える(スクワットなど)
などなどなどですね。
足りない部分などを今一度確認して習慣にしていきましょう。
・まとめ
今回は「”感染症騒動”が終息した今だからこそ復習しておきたい”免疫の知識3選”」という記事を記しました。
私事で恐縮ですが、5月頃から我が子たちが体調不良になる期間が増えました。
周りでも学級閉鎖などの話をよく聞きますので、今まで3年間かかってこなかった病に今感染し始めて免疫を獲得し始めているのかなと感じています。
通常であれば免疫を獲得していたはずの病もこの3年間は獲得できなかった可能性がありますからね。
政策的な観点だけでなく、獲得免疫の観点から見ても通常モードに戻ってきたということだと思いますので、今一度免疫力を高める習慣を再確認していきましょう。
今回の内容が少しでもお役に立てていれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
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