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男は女性にとって金のなる木を目指せ

青年期は、男女共、内分泌系の働きによって、繁殖相手を求めた目的の行動をとる。

容姿や外見、表情、言葉の使い方、雰囲気作りまでも意識するようになる。それは、理性ではなく無意識から生まれるものだ。時期がくれば消えていく。

女性は男性よりも、異性からの関心をひく戦略に長けているように思う。

言葉の使い方や接触のタイミング、表情、声色など、男よりも戦略は豊富だ。

男はというと、優しさを強調する戦略なら効果があるかもしれないが、全くトンチンカンな戦略をとってしまうことも多い。

腕に筋肉をつけると、女の人が「きゃー素敵ぃ!」となると思っている人もいる。

「オレは昔は悪だった」の話もあるが、逆効果を狙ったのか。空気を読もう。

女の人に対して、アピールしたいなら「金」だ。直接でも間接的にでもいい。さりげなくだ。あからさまはやめた方がいい。ウソがばれる。

女の人は、演技は不可欠だ。

間違っても「化粧もしない」「服装も気にしない」「角刈りみたいに短い髪型」、それに加えて「女は内面よ!」なんて、素の自分を出してはいけないのだ。

それは、理想であって適応的ではないからだ。

それらは、かえって「興醒めアピール」になってしまっている。

男は「金のなる木」を目指すといい。「オレを選ぶと、どれだけの金を産むか」というアピールが大事だ。

というのも、年齢を重ねる毎に、内分泌系の働きの低下毎に、それは如実に現れてくる。会話を聞けばよくわかる。

「旦那は今、血圧が高くてねぇ」

「あかんやんそれ、食事を変えてみたら?」

「ええねん別にそんなんは。保険入ってるから」

「ウチの旦那なぁ、最近、血糖値高いらしいわ」

「それはあかんね、糖尿病にならないようにしないと早死にするよ」

「ま、ええけどぉ、それはそれでローン払わなくてよくなるし」

「そんなん言うたらあかんやん!」

「だってみんな言うてるし!」

愛が薄れると金が剥き出しになるものだ。これは異常ではなく、正常の異常だ。

男が無知のままでいると「こんなはずはない」とトボけたことをのたまうものである。

男の人が「ウチの嫁は死んでもいいんや、保険入ってるから」と言うことは、犯罪以外にまずない。だから、そんなことを相手も言うはずがないという思い込みは危険だ。

「自分が信じているからといって、真実とは限らない」というのは真理なのだ。

今日の知恵は、「金は愛という名のもとに…」である。それでも男たちは、金のなる木という目標を女性のために設定すべきだ。値打ちのある男になるためだ。生きるためだ。他に何ができる?

おわり。