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凡人とは普通の心理的傾向の結果だ!

「普通は嫌だ」とよく聞くセリフだが、実はこの心理は繁殖相手への優越性を示すためのものだ。

居酒屋で武勇伝を語るあの人たちもそうだ。

「そんなんちゃうってぇ!」と言いながら、もろ肌を披露している女の人もそうだ。

そういったことを悪くいいたいのではない。

人間の普通にある心理的傾向は、凡人を作り上げてしまう。それも「自分は特別である」という感情を維持させたままそうする。

「アタシこういうの嫌い!」という強い主張は、自分の意見のようにみえるが、単なる「好き嫌い」という嗜好を、強く押し出したものでしかない。

本人は「アタシは思ったことをズバズバ言うヒトなんで」と言うが、ハッタリかましながらワガママを言ってるだけで、それは意見ではない。

これらは普通によくある心理なのだが、どうやら本人は特別であると思うようだ。

「こう言ってやった!」とかの武勇伝ぽい話は、特別な人間のやることではなく、凡人が普通に言いたがる話なのだ。

普通に思いつく発想は、普通の人が普通に思いつく発想なのだ。それを「特別である」と思い込むのも普通の発想なのだ。

それなら、普通の人が言いそうなことを黙っている方が「特別」なのである。

理性はそういったことを気づかせてくれるのだが、普通は理性には興味がなく、思いついたままの本能的な発想によって、普通の道へと突っ走る。
それに気づかないのも普通なのだ。

そうして、時間が経ち、気づいてみると、自分も自分の周りも、自分のやってきたことが普通なのだと気づくのだ。
それが、普通の心理的傾向が築き上げた凡人というものなのだ。特別なものは何もない。