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第133回 体力の限界

娘は3歳になって、どんどん活動量が増えています。それに加え夜は遅くまで寝てくれません。

わたしはというと、もうすぐ還暦で体力のピークはとっくの昔にすぎてしまい、近年疲れやすさ、回復の遅さで子守が大変に思えてきました。

妻の方は、まだ40代ですので体力的にはわたしほどキツくはないはずですが、妊娠後の体力低下はかなりのもので、結婚前のパワーがありません。

いろいろな事情があって転居を決意して、家探しでここ2週間ほど毎日のように車で移動して家を見て回っています。

これがかなりわたし達夫婦の体力を奪ってしまい、娘につらくあたってしまうことを反省しています。

日曜日の今日、午前中から娘を連れて3件回り午後にくたくたになって帰ってくると、娘は買ってもらったボールで遊びたくて、わたしを外出に誘います。外出といっても家の玄関の前なのですが、わたしはボール遊びに付き合う気になれず、娘の誘いを断ってしまいました。

妻も眠たそうで、しばらく横になりたいといいます。

娘は仕方がないので、バー(90歳です)のところへ行き、こちらは無理やりボール遊びに付き合わせます。

人間というのは不思議なもので、くたくたに疲れているわたしでも、自分の母が孫にてこずっていると思えば体が動きます。

これが愛というものなのでしょうか。

体力の限界を思いやりや愛の力で克服できるのか。

まだまだ気力までは失うわけにはいかない還暦前です。

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