1.自分の棚おろし

　1987年生まれ、33歳、仙台出身、岩手県奥州市在住、家族は昨年結婚した夫がひとり。ここの地には2021年の4月に、彼の仕事の関係で越してきた。
　現在、自分を一言でなんと言い表せばいいのか分からない状態。主婦？無職？求職者？なんだろうか。

　最近、岩手からは少し離れた長野の宿で、１ヶ月ヘルパーをしてみた。今後なにが自分にできるかヒントを得たかったからだ。そこで自分にも好きなことや、得意なことがあったんだなぁと思い出すことができた。
　「好きなことを仕事にしたい」なんて書くとなんだかこそばゆいが、得意なことで周りの人が喜んでくれるのは改めてうれしいな的なことを思い、なんかやりたい・やれるのではという状態なのだ。
　だからと言っていきなり起業するぜ、という熱い感じでもなく、自分に合った毎日の時間割をつくりたいという雰囲気だろうか。

　とはいえ、自分の中になにがあるのか全貌をわたしも把握していない。これまでのわたしは他人と比較して、自分は劣っていると結論づける天才だった。だから自分が素直になにを思っているのかが、自分でもさっぱり分からない。
　そこで人からどう思われるかというのは一旦脇に置いて(とはいえ読んでいる方を傷つけたくはないので、そこは気をつけて)、わたしは一体なにを思っているのか、それを探るために、書こう、と思った。なんでもよいので日常のこと、やっていることなんかを。

　そんな30代の自分語りみたいな文章を楽しんでくれる人はいるのかなーとわたしも思うが、難しく考えるのはわたしの悪いくせらしい。
　友人・知人への近況報告(実際そうでもある)のような感じで書きたい…と今は思っているが、どうなることやらだ。