「真のエシカル」とは!?という話
こんにちは。PAF MALLのエシカル男子、カワムラです。
先日、一般社団法人日本エシカル推進協議会(以下:JEI)主催「エシカルアカデミー Vol.4」ウェビナーに参加してきました。
真のエシカル…について学んできました
JEIは、持続可能なエコ文明の構築のために活動するさまざまな団体、個人を対象としたプラットフォームです。とくにサステナブル購入、フェアトレード、FSC、MSC、レインフォレストアライアンス認証、RSPO、動物福祉、オーガニック、ESG投資、エシカルファッションなど、エシカルなライフスタイル及び文化全体の底上げを主要な使命としています。
2021年10月13日(水)、JEIが公表したのが日本で初となるエシカルについての総合的な基準となる「JEIエシカル基準」です。
エシカルに関連しては、いくつかの分野や原材料についての第三者認証制度は存在しますが、こうした認証制度は一般に特定の分野についてのみのものであり、エシカルという広い概念全体をカバーできるものではありません。また、厳密であるがゆえに専門性が高く、取得や維持には多額の費用がかかり、小規模な事業者にとっては利用が難しいのです。
真のエシカルとはどのような状態を指すのか。それを明確に示せるよう、JEI理事を中心としたエシカル関連分野の専門家が集まり、2年以上の検討、3週間にわたるパブリックコメントを経て、多くのかたがたの知見や意見を反映させて策定されました。
あなたのエシカル・アクションは何点ですか!?
今回のウェビナーは、JEIエシカル基準の大項目5、8にあたる「製品・サービスの情報を開示している&サプライヤーやステークホルダーと積極的に協働している」をテーマに開催されました。
▪️エシカル=倫理的、道徳的
▪️エシカル消費=人や社会、環境に配慮した消費行動
うん、なんとなくわかるのですが、少しふわっとした感じがしますよね。僕たちのPAF MALLでは「美味しいもの」「できるだけ身体によいもの」「エシカル消費なもの」という3つの要素を満たした商品を販売しています。
そのためにも、エシカルやエシカル消費を学ぶことは、とても大切なことと考えています。ウェビナーでは、がっつり2時間、講義とディスカッションを聴講しました。ふぅ〜…インプットでお腹いっぱいです。。
例えば、大項目5「製品・サービスの情報を開示している」内の中項目5-1「エシカルである等の主張をする際には裏付け情報(エビデンス)を示している」では、下記のようにS(100点)〜D(0点)まで6レベルの課題・配慮項目が示されていて、それぞれの課題への取り組み状況が点数化されています。
「え、点数がつくんですか」
「何点以上が合格ですか」
「何点以下がエシカル・ウォッシュ(※)とみなされますか」
※エシカルを標榜しながら、実際にはエシカルではないこと
点数といわれると、過敏に反応してしまう企業のかたもいらっしゃるそう。その気持ち、わかります。でも、ウェビナーに参加して感じたのは、エシカルとは”心持ち”ということ。JEIエシカル基準は、自身の現在地点を知り、気づきへと繋げるきっかけ。そこからのアクションがとても大切なんです…という優しい世界でした。ウェビナーを経た僕としては、
エシカル=なんかいいこと
から始めてみたいと思います。もちろん、そのために必要なのはエビデンスです。それも第三者が証明している、信頼性と透明性を擁した客観的根拠が望ましい。
ユーザー、サプライヤーなどPAF MALLに関わるすべての人たちが”ハッピーな世界線”であり続けられるように、僕なりのエシカル・アクションを続けていきたいと考えています。
どんないいことして♪
次回は、
JEIエシカル基準の大項目5「製品・サービスの情報を開示している」講義について具体的に書いていきます。どうぞ、引き続きおつきあいください!
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