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青本の自炊(電子化)について



なぜ電子化しようと思ったのか

※著作権上、自炊はかなりグレーゾーンです。
スキャンしたデータを他人に渡してはいけないそうです。
行う場合は個人で責任を持って行ってください。

私は現役生の時は紙の青本を使っていました。
一年浪人するということで、前から気になっていた青本の電子化に着手することにしました。
(薬ゼミの5月コースに通っていました。)

・色々持ち歩きたいけど青本が重い
が一番の理由です。

2021年度版から青本は青問と青本の2冊に分かれました。
多少持ち歩きやすくなりましたが、依然として分厚くて重いのには変わりありません。

1年間iPadで勉強して感じたメリット、デメリット、行うにあたって気づいたことなどを記載しておきたいと思います。

goodnotes5のステマみたいになっていますが、個人的にゴリ押ししてるだけなので、ご安心ください笑
✰他のノートアプリは使っていないため、比較できませんのであしからず。

メリット、デメリット

メリット
★★★
9冊(青問入れたら18冊)持ち歩けるのに、カバンが軽い
⇒常に科目をまたいで復習できる。
あ、コレなんだっけ?と思ったらすぐ確認できる。
常に全科目持ち歩けるので、気になった時や必要な時にいつでも先生に質問できる
(薬ゼミでは毎日全科目の先生がいる訳では無いので、今日この科目持っていないから質問しづらい😭ということは減らせると思います)

スクショが撮れる
→別科目で書いた図や青本に載っている表や図をスクショして、別ページや別の科目の本に貼れる。時間ロスしない!
(goodnotes5の投げ縄ツールで図を囲んで1回タップすると、スクリーンショットが撮れます)  

NMRの問題を何度も書き込んで勉強できる!
スペクトルの上にここは『1H』とか色々書き込んだ方が解きやすいのですが、紙の青本だと書き込むと何度も解き直しが難しいと思います。
しかし電子化しておくと、解く時に同じページを量産(コピペ)できるので、結構便利でした。

こんなに書き込んでも大丈夫!

薬ゼミの先生もだいたいiPadを持ってるので、同じフォーマットで勉強できる(浪人生向け)
あと多分goodnotes5を使っていると思います。

goodnotes5なら付箋も使えます!
ゴロを書いて貼ってます😆

覚えやすくするために薬の写真とかをネットから引っ張ってきて貼れます。
→実務とかに役立つと思います。


iPadのSplit View機能の応用



safariなど他のアプリを同時に開くことも出来ますが、goodnotes5も同時に開くことが出来るので、青本を開いて青問を開くこともできます。
ちょっと小さくなってしまうのが難点です。

★★
マーカーを消せる
⇒覚えたやつは優先順位を下げて、忘れたやつを強調できる。

人によるかも↓
図が描きやすい
(慣れるまでは煩わしく感じる人もいるかも)
速く描ける
(同じ図をコピーできるので省略できることがある)
ペンや付箋、ルーズリーフの消費が減る。


デメリット
本のようにパラパラめくれないので、欲しいページが探しにくい。
⇒アウトラインやよく使う項目を活用する
スキャンして取り込む時にページを結合してなかったら人によっては使いにくいと感じるかも。
⇒ipadに取り込む前に見開きになるようにページを結合するのも手かも(かなり面倒くさい)

✰私は去年も青本を使っていて、紙の青本のフォーマットを見慣れていたので、どこに何が載っているのかをうっすら覚えている状況でした。
本と同じように使いたいと思って見開きになるようにScanSnapのアプリで結合しました。
(1ページずつなので、死ぬほどめんどくさいです。時間がある時にやりましょう。)

わざとぼかしてあります。


青問は解答も見開きにしておくと、解答と問題を同時に見られるので、かなり使いやすいと感じます。


たまに3枚に渡って問題が構成されているページにレイアウトの調整で挟まれている白紙のページは、スキャナーでは読み込まれませんでした。
そのため、そこだけは結合せずに半ページで残しました。


たまにデータが重くて真っ白になる。
たまにペン(apple pencil)が作動しにくくなる。
⇒キャッシュを消去するorどうしてもダメならipad再起動
薬ゼミの先生もたまにあると仰っていたので、goodnotes5の仕様だと思います。
他のノートアプリだと解消できるかもしれません。

青問と青本を同時に開いたら、人によっては小さくて見にくいと感じるかも
⇒家でやるならPCで青本を開いてipadで問題を解くのもあり?(場所とるのであんまりやらないけど)
あとはiPadのサイズを大きいものを選ぶといい


裁断とスキャン

☆青本は裁断をカットブックプロ(https://cutbookpro.com)さんにお願いして、スキャンはDMMレンタルで6日間ScanSnapをレンタルして行いました。

カットブックプロでは、初回限定20冊お試しパックというのがあったので、こちらを利用させていただきました。

https://cart.cutbookpro.com/index.php?main_page=product_info&cPath=2&products_id=43


https://www.dmm.com/iroiro/office/list/article=type/id=800/

他にも、スキャナーと裁断機のセットのレンタルもあります。自分で裁断したい方はこちらをレンタルされるといいかと思います。

ScanSnapを選んだ理由は、単純に彼氏がs1500を使っていて馴染みがあったためです。
最初は彼のスキャナーを借りてやろうとしたのですが、古い機械だったため機材トラブルが多く、時間がかかり過ぎるのと綺麗に読み込めなかったため、最新機種をレンタルすることにしました。
新しいバージョンだとめちゃくちゃ使いやすくて驚きました。スキャンが速すぎて、スキャナーの周りをアタフタしながら動いてました。

速くスキャンを終わらせるコツ(?)


青本のページ数的に、1冊分は全部台に載せられません。紙が途切れると、そこでデータが1つ出来てしまって後からデータを全部結合していかないといけないのがタイムロスになります。
紙の束をうまく滑り込ませつつ、重ならないように、挿入する枚数を絶妙に調整するのが速くやるコツかもしれません😅 

私は常にスキャナーの横に立って、紙の束を少しずつ滑り込ませるという職人技を身につけました笑 
実務はページ数が多すぎて、心が折れそうでしたが頑張りました💮💯

スキャナーに付いている受け皿?は最大限引き出して使うことをオススメします。
私は最初の方はあまり引き出さずに使っていましたが、全部引き出さないとスキャンした紙が色んなところに飛んでいってしまいます。
(説明書読めよ)
全部引き出して使ったら格段に飛んでいかなくなってめっちゃ使いやすくなったので、皆様は是非そうしてください。。

どれくらい時間がかかったのか

4/11 書籍がカットブックプロに到着
4/15 裁断終了、佐川急便にて発送通知

輪ゴムで留められていました。


発送した時と同じダンボールに入れられて戻ってきました。赤シートなどもそのまま残して送ってくださいました。

スキャンにかかった時間
5日程度
レンタル期間が6日間で、期限には必ず返却しないといけない為かなり頑張ってスキャンしました。
5月コースに通う予定だったので、スターティング講座を聴きながらやりました。

ノートアプリ

goodnotes5

有料アプリですが、かなりオススメできるアプリです。買い切りタイプなので、お金が必要なのは最初だけです。

こんな感じです

他にもスキャン機能もついているので、私は予備校でもらったプリントをほぼ全てスキャンして入れていました。

スキャン書類というところを開きます
カメラが起動します
読み込んだデータはこんな感じです

ふせんで隠して勉強もできる

私は1年間薬ゼミに通っていました。
復習プリントは解答が端にまとめてあるタイプだったので、書き込まずにふせんで隠して勉強していました。

是非買って欲しいもの、使用機材

・iPad(私は第6世代を使用しています)
・Apple Pencil
・ポータブル充電器(iPadの為に大きめの容量の充電器がオススメです。)

・ペーパーライクフィルム
・iPadスタンド(個人的にはBoyataの折り畳めるタイプがオススメ)
Boyata


書きたいことを詰め込んだらとても長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
質問等あれば分かる範囲でお答えしますので、お気軽にどうぞ。

*薬ゼミの方へ
著作権に配慮して一部ぼかしを入れていますが、もし問題があるということであれば削除しますのでご連絡ください。

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