月輪観大事2

入我我入のこと二重

次に月輪を広げるまで常の如しです。

まず月輪を地球が俯瞰できるくらいまで広げます。
そうすると貴方の知識のある地球の姿を上から見下ろしている感じになります。
その地球をよく観察しましょう。

アマゾンでは木々が生い茂り動物が走り回っています。
海では荒れた場所と凪いでいる場所、海の中にはいろいろな魚や海藻が存在します。
東京や都市部ではビルが立ち並び、地方郊外では山は畑があります。

そのように多種多様な有様が展開しています。
それは同時に地球という同じ土台の上に存在しているのです。

地球と言う一つの平等な土台の上に、多種多様な有様が差別の相で存在している。
全ては一つのままで、差別がありのままにあるのです。
それを俯瞰して感じてください。

これは更に月輪を広げて銀河大、宇宙大であっても同じです。
銀河という一つの平等な土台、宇宙そのものの一つの平等な土台の上に、星々や生き物に至るまでの多種多様な相がありのままにあるのです。

二重を終わります。

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