見出し画像

趣味の定期イベント(会)をやろう②「人を集めるには」

今回も「趣味のイベントを開く際に重要だと思うポイント」を書いていく。以前の記事と被る部分もあるけども、そこは気にしないでほしい。

なお、ここでいうイベントは「知り合いを人を集めて少人数で遊ぶ」から「入念に企画し、大々的に広報して人を集める」まで、幅広い意味でつかっている。またビジネス的なイベントは除外する。


この記事は「人を集める」をテーマに話をしていく。

イベントで人を集める方法は大きく分けて2つある。
・友人を呼ぶ
・SNSや広告を使って、面識ない人も誘う

どちらの方法を使うかは、前回記事(以下リンク)で書いたように目的に沿って選ぶことになる。


友人を呼ぶ場合

気兼ねなく楽しく遊びたいときや、何か新しい趣味に挑戦したい場合は、友人を呼ぶことになるだろう。

友人を安定して呼ぶためにはどうすればよいか。

友人を増やす。これにつきる。
知り合いがいなければ集まらないからだ。当たり前であるが、友人を呼ぶ際、誘える友人の人数が一番影響が大きい。

しいて他にポイントをあげるなら、友人と仲を深めておくことも大事だ。相手としても仲が良い人のイベントなら参加する気になる。また、友人とイベントとの相性も仲良くなっていた方がわかる。

友人をイベントに誘ったときに、断られる確率が減るし、楽しいイベントになりやすい。

友人を増やし、仲良くなる。逆に言うと、これができていないのであれば友人を集めたイベントは難しい。イベントを開くのはあとにして、まずは関係構築をしていった方が良いだろう。


面識のない人を集める場合

新しい人に会いたい場合や、メンバーよりもやりたいことを重視したい場合は、広く告知をして、いろいろな人を集めることになるだろう。

そんなイベントの際に人を集めるためにはどうすればよいか。

友人を増やし、仲良くなる。これにつきる。
・・・さっきも書いたような気がするが、広く告知して人を集めるイベントでも、友人の人数・そして仲の良さは重要なポイントとなる。

なぜだろうか?

ある人が、知っている人がいないイベントに参加する場合、以下のことを確認して参加するかを決めると思う。
・イベント内容が自分が求めるものか
・ある程度参加予定の人が集まっているか
・過去のイベントがあるなら、感想や参加人数がどうだったか

イベントの内容については、前回の記事で書いたように、目的を明確にして詳細を伝えれば問題ない。ただ、問題になるのが参加予定の人数だ。

どんなイベントでも、最初は人が集まりづらい。イベントの雰囲気がわかりづらいからだ。その状態だと「人集まっていないな・・・面白くないんかな」と思われる可能性が高い。
また定期的に開催するイベントを始めたとして、人が集まらないまま複数回やってしまうと、「以前のイベントでも人が集まってない・・・面白くなさそう」と面識がない人がさらに避ける傾向にある。

つまり、イベントを軌道に乗せるためには「告知する時点で、参加人数がある程度見込める状態になっているか」が重要になる。

どんなイベントでも、一番参加のハードルが低いのはイベント企画者の友人だ。イベントの雰囲気がまだわからない状態でも、「〇〇がやっているイベントなら行こうかな」と思って、参加してもらえる。
だから、広く告知して人を集めたイベントをやるうえでも、友人を増やし、仲良くなることは大事なのだ。

ただ、もしイベントをやろうとしているあなたが、一般的に「知名度」を持っている人であれば、友人でなくても人は集まるかもしれない。結局は「主催者が誰かわかる」状態だと参加しやすいということだ。


他に気を付けたいこと

ここまでで、個人が趣味のイベントをやる場合、「友人の力」が非常に重要になることを記載した。
基本的には友人を大事にしていく事だけで十分だと思うが、「他に気を付けたいこと」もちょろっと紹介する。

①事前告知をしてから参加者募集をする
上に書いたように、「参加人数がある程度見込める状態になっているか」は重要なポイントである。
事前にイベントの告知(日時・内容)を行っておくだけでも、参加募集を開始する前に潜在的な参加者を確保できる。これにより、参加募集開始時点で参加者がある程度集まった状態になり、新規参加もしやすくなる。
事前告知でイベントを認知してもらうことは基本だが、イベント開催したさが上回ってとりあえず参加募集をしがちだ。焦らずやったほうがいい。

②いろいろなイベントに参加する
イベントを開く側になる前に、まずは自分が参加者の立場になることも大事だ。どんなイベントが好まれるのか、自分自身で体験してから、イベントを開く側になっても遅くはない。単純にイベントを楽しむこともできるし、イベントのやり方を学ぶこともできる。
イベントを開くことは結構大変だ。イベント参加だけで自分の目的が満足するのであれば、それで十分だと思う。
また、イベントに参加することで、知り合い(友人)を増やすことができる。顔を売ることは重要だ。

③人の集まりが悪い理由を考える
友人も結構いて、告知もしっかりできているのに、参加人数が少ない。
そんな場合は、その理由を考えたほうがいい。友人すら来ないイベントというのは、何かしらの問題がある。「日時・場所が参加しづらい」「イベントのニーズがない」「ほかの参加者に問題がある」などなど。
「友人すら来ないイベント」は一つの指標になるので覚えておいた方がいいだろう。 


以上が、人を集めるために重要だと思っていることである。
イベントの内容はもちろん重要だが、参加人数をある程度確保できるように、まず友人を増やすことを意識したほうがいいと思う。

実際に、自分がイベントを始めたのは、広島で1年たった後だった。
広島で行われているボードゲーム・人狼イベントに顔を出して、友人ができた状態でイベントを行った。
そのおかげで、第1回目から定員いっぱいの参加となり、イベントも軌道に乗せることができたと思う。
また、いろんなイベントに参加していたからこそ、初心者向けのボードゲーム会の需要があることを感じられ、変な会をやらずにすんだ。

なお、イベントは新しい人に来てもらえるような内容にしていたが、イベント1回目の参加者は8割友人だった。その後のイベントでも、面識ない人は多くても数名で、大半が複数回参加者(友人)となっている。
いかに友人が参加しやすく、面識ない人に参加してもらうのが難しいことがわかるかと思う。


次回は、「何度も来てもらう」ために気を付けるべきことを書いていく。

気が向いたら程度でかまいませんが、いただけたら超喜びます