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趣味のイベントに参加する時に気を付けていること

広島での数年間で、小規模なボードゲーム会や、身内の人狼・麻雀会などもやってきた。一方で、他の人が主催する趣味のイベントにも参加してきた。そこらに歩いている人よりは、趣味のイベントの主催側の気持ちも、参加者側の気持ちもわかるとは思う。

今回はそんな自分が「趣味のイベントに参加する時に気を付けていること」を書いていく。

なお、ここでいう「趣味のイベント」とは「素人がやっている何かで遊ぶ企画」という意味である。一応、プロがやっている有料イベントでも当てはまるとは思う。


イベントに参加するかどうかの判断

まず、趣味のイベントに参加するためには、その趣味のイベントを探す必要がある。趣味を特定しなければ、趣味のイベントは調べてみると近場でやっていたりするものだ。
しかし、いくらその日が暇だったとしても、調べて出てきたイベント全てに対し、時間の許す限り参加する・・・というのはしない。また、参加メンバーだけ見て楽しそうだから参加するというのも同様だ。
自分は3つのポイントでそのイベントに参加するかを決めている。


1.楽しめそうなイベントの内容か
一番重要なポイントは、イベントの内容である。ワクワクしないイベントに参加する必要はないし、参加するべきでないと思う。

どの趣味のイベントでも「全員で楽しむこと」が大前提である。そんな中「時間があったのでとりあえず参加しました」「メンバーが面白そうなので参加しました」という気持ちで行くとどうだろうか。

おそらく、他の参加者と「イベントで楽しもうとする気持ち」に差があるため、置いてきぼりな感覚をうけるだろう。そして主催者や他の参加者は自分に対して気を使いすぎてしまい、問題の人以外も100%楽しめなくなってしまう。
また、「メンバーが面白そう」という理由で言った場合、楽しそうな人といることが主目的となってしまい、イベントを壊すことになりかねない。

だから、最低限イベントの内容をしっかり読んで、自分が楽しめるイベントかは把握しておくべきだろう。それすらできないのであれば、イベントに参加する資格はないと個人的には思う。


2.主催者が求めている参加者層に自分が含まれているか
次に参加するかを決めるために重要なことは、イベントのターゲット層である。それに自分が入っているのかを考える。これは非常に判断が難しいが、自分本位になりすぎないように意識しておきたいと思っている。

例えば、主催者をあまり知らない状態で「身内向け」イベントに参加するのは避けるべきだろう。いくらイベント内容が楽しそうでも、身内向けとなっているのであれば、我先に参加するのはちょっとおかしい。どうしても参加したい場合は、一旦様子を見て定員が余っていそうなら、主催者に個別で相談する形をとる。

また、十分経験者なのに「初心者向け」イベントに参加するというのも基本は避けたい。「自分は初心者に楽しんでもらう」という楽しみ方も好きなので、参加したい気持ちはある。だが、経験者ばかりになってもよくないので、やはり一旦様子を見て、初心者のために枠を開けておくようにする。
なお当然だが、参加することになった場合は「自分が楽しむぞ」という気持ちは置いていく。

逆に、初心者なのに「本気の大会」イベントに参加するのもしたくない。その趣味をある程度理解し、競技として成り立つ人たちを募集しているはずだからだ。戦略がわからず、ルールすら危うい状態であるならば、参加するべきではないだろう。

自分が主催者側だった場合は、イベントに参加してもらえるのは基本ありがたい。ただ、イベントの目的が崩れない範囲であればという前置きがつく。そして、最も嬉しいのは「主催が求めている参加者が」イベントに参加する事だと考えている。
「このイベント参加したいけど、自分向けではないかも」という場合は、一旦様子を見ることが大事だと思う。


3.参加メンバーを確認する
最後に確認するのは参加メンバーだ。人付き合いは楽しいこともあるが、面倒なこともある。全員に好かれることはないし、全員を好きになることも難しい。
だからこそ、自分が苦手だと思う人がいる場合は参加を避ける。その人が自分のことをどう思っているかは関係ない。自分自身が100%楽しめないからだ。そして、その雰囲気が他の参加者に届いてしまうかもしれない。主催者に気を使わせてしまうかもしれない。
友人同士で集まってやるイベントの時は、特に参加メンバーを気にして参加するかを決めていた。


以上が、自分がイベントに参加するかどうか判断する際、気を付けることだ。まずはイベントの内容を確認し、「自分が求めている内容か」「主催者が自分の参加を求めているか」を考える。その上で「参加メンバーを確認する」形になる。
堅苦しく書いてはいるが、イベントの内容をしっかり読んで自分が楽しめそうかを確認し、また他の人にも配慮して参加するかを決めているという事である。


イベント中に意識していること

続いて、イベント中の話をする。「自分が楽しめる」「自分がターゲット層に入っている」「苦手な人がいない」イベントに参加したとしても、イベント中も多少の気遣いは必要だと考えている。


1.自分が楽しむ・他の人を楽しませる意識
趣味のイベントなのだから、一番の目標は「全員で楽しむ」ことだ。そのだ一歩としてまずは自分自身が楽しむ意識が必要である。自分を楽しませることができるのは自分だけなのだ。ただし、楽しむといっても自分本位な遊び方ではない。それをやってしまうと、他の人が楽しめなくなるからだ。
また、他の参加者も一緒に楽しめるように、軽い声掛けやフォローも行うようにしている。他の参加者が楽しんでいることで、さらに自分も楽しめ、よりよい時間を過ごせるのだ。


2.イベントのルールに沿った行動を
また、イベントのルールを守ることも意識したい。イベントのルールは、イベントの目的に沿って遊ぶために必要なことだからだ。自分のイベントでも、過去のイベントでの出来事を踏まえて、必要だから書いていた。
特に、時間を守ることは意識したい(自分もできていないこともある)。イベントの内容によっては「参加者が何時に来て、何時に帰るのか」が重要な情報になることがある。仮に遅れる場合でも「確実に△時〇分には着きます」という連絡をして、その時間には確実につくようにしている。万一ドタキャンになっても連絡は入れる。来ると言って来ないのが一番迷惑なのを体感しているからだ。


3.主催者をたてる
もう一つ気をつけていることは、主催者を立てることだ。自分はイベントを結構やっていることもあり、主催者のフォローに回ることもある。しかし、やりすぎてはいけない。基本的には主催者がイベントの運営をするべきだし、様々な決め事は主催者が決めるべきだと思っている。
イベントの目的を一番わかっているのは主催者である。だから大切な事や疑問点は主催者に確認するようにし、イベントにそぐわないことをしないようにしている。
また、主催者に注意された場合には、明らかにおかしい事でない限りは受け止める。「なんかちょっと違うのでは?」という程度なら、あとでこっそり個別に伝えればいい。イベント中に指摘して、雰囲気を壊す必要はないと思う。


以上が、自分がイベント中に気を付けることだ。まずは「他の人が楽しめるように自分が楽しむ」。ただし「ルールの範囲内で」。そしてイベントの秩序を守るためにも「主催者をたてる」ようにする。

割と当たり前の事なので、特に気にする必要はあまりないと思う。
ただ、楽しみすぎて周りが見えなくなってしまい、他の参加者の事をないがしろにしたり、主催者が考えていた内容から外れた行動をしてしまわないよう、日ごろから意識をしておきたいなという事だ。


今回の記事はここまでである。自分が趣味のイベントに関わった回数は100回以上はあるだろう。いろんなイベントに参加た中で、「この人みたいになりたくないな」と思って意識していることを書いてみた。
もし、自分と何かのイベントで一緒になった時、上記を守れていない場合はこっそり教えてほしいです。土下座します。

次回は、イベント紹介文でよく見る「あの言葉」について語ります。

気が向いたら程度でかまいませんが、いただけたら超喜びます