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どうなる、セガサミーフェニックス


月曜の朝、目が覚めるポスト

2024年6月10日10時。やる気の出ない仕事中にふとXを見ると、セガサミーフェニックスからの契約更新のポストが。


正直、かなり予想外でした。今年は変わらないと思ってた…
仕事中にも関わらず、何度もポストをさかのぼっては見てを繰り返して、本当に俺の早とちりでないかを確認しても内容は変わらず。(微妙に契約更新の3名との文章が似ていて混乱した)

今日仕事に集中できなかったですね。。

お昼休み・仕事終わりに他の方のポストやnoteを見て、ちょっと落ち着いてきました。


振り返ると、兆候はあった

落ち着いて考えると、この契約更新、理解はできるものでした。

今年1月、セガが運営しているネット麻雀のMJがフェニックスとスポンサー契約を結んでいるんですよね。

MJに参戦している麻雀プロは日本プロ麻雀協会、最高位戦日本プロ麻雀協会、麻将連合、RMUの計4団体からで、日本プロ麻雀連盟は入っていない。
その日本プロ麻雀連盟は龍龍と麻雀格闘倶楽部が公式・公認のネット麻雀。

MJとかかわりのあるセガサミーフェニックスに連盟の魚谷さん・東城さんをチームにいれているのがかなり特例だったところ、今回のスポンサー契約で限界が生じ、今回の契約更新につながったのでしょう。

つまり、競合となる別ネット麻雀に関係が深い連盟メンバーを外した、これが理由だと思います。競合の利益になるような事は避けていくべきです。実際、コナミ麻雀格闘倶楽部は連盟チームだし。
MJのセガサミーフェニックスイベントも魚谷さん・東城さんは参加できず、興行的には扱いづらい部分もあったんだと思います。

理解はできます。が、納得はできません。


俺がフェニックス推しになった理由が消えそう

俺がMリーグをちゃんと見始めたのは2年目から。
特に麻雀プロは知らなかったけど、友達と麻雀をやっていて、みんながMリーグを見ていたので見るようになりました。

そして、自分が左利きという理由だけで近藤さんに注目。すると奇跡の手順で大三元を和了。

不調だった和久津さんの年越しトップ。

そこからあれよあれよとポイントを稼ぎ、魚谷さんは2回役満を和了、フェニックスは1位で通過。しかし、ファイナルの最終戦オーラス、本当にギリギリのところで優勝が零れ落ち、惜敗での準優勝。
この一連の流れが本当にドラマチックで、このアツい戦いは来年も見たいと思わせるものでした。

団体混合+男1女3という、フェニックスの独自性のあるチーム編成。
居合のような、引きつけて切りつける、魅せる麻雀の近藤さん。
麻雀への熱量が伝わってくる、役満へのロマンも忘れない魚谷さん。
マイペースだけど早い打牌、ムラを武器に戦う、茅森さん。
物語のキーマン、ポーズの生みの親、和久津さん。
いつでも明るくのびのびと高打点を狙う、東城さん。

そしてこのチーム構成を作った元祖、高畑監督・明るい過ごしやすい楽屋を提供していた吉野監督。

このチーム編成・メンバーだからこそ、好きだったんですよね。特に自分が好きなのは近藤さんと魚谷さんでした。

なお、醍醐さんは1年目のため、自分の中でフェニックスメンバーとして馴染む前なのでフェニックスが好きな理由からは現状外れています。まだフラットな状態で見てる。

そんな状態での今回の契約更新。・・・あれ?茅森さんしかいなくない?近藤さんの麻雀は見れないわけだし・・・。


誰も悪くはないのだと思う

セガサミーフェニックスというチーム単体で見たら、どう考えても二人を切る理由はないんですよ。

東城さんは今年こそ成績落ちましたが、去年一昨年は+ポイント。魚谷さんさんはMVP以外の年が不調で通算成績もマイナスですが、毎年タイトルを取っている唯一無二の麻雀プロ。
人気も十二分にあり、興行面でも問題ありません。二人ともMリーガーという肩書がなくても問題ないプロです。

スポンサーへの配慮。チームの外からの方針。正直それ以外で二人を切る理由がありません。

だからこそ、チーム運営の人は粘って粘って交渉して、やっぱりダメで本日6/10にギリギリで契約満了を報告したんだと思います。(魚谷さんのnote読んだり、チームメンバーのポストを見てそんな風に感じました)

そしてもちろん、セガサミーだって会社ですから、利益を求めるのは重要。連盟メンバーを抱えた、よく言えば独自性のある、悪く言えばいびつなチーム構成は早かれ遅かれこうなる運命だったのかもしれません。

東城さんを指名した2021-2022シーズンまではそんなに厳しくなかったんでしょうね・・・ここ数年でセガサミー上層部の方針が変わったんだろうな・・・


フェニックス、第二章はどうなる

今回の契約でセガサミーフェニックスはメンバーがほぼ入れ替わったと言っても過言ではありません。
フェニックスの第一章は終わり、第二章が始まると思っています。

2023-2024シーズンからフェニックスのサポーターにちゃんとなったのですが、正直、来年もサポーターを続けるかはわかりません。

去年近藤さんが実質抜け、今年魚谷さんが抜け。自分が好きなセガサミーフェニックスがこの2年で大きく変貌を遂げようとしている時、名前だけで盲目的に好きを続けられるタイプではないんですよ。。

どうなるかは、新メンバー次第でしょうか・・・。

そして、来年は成績を求められると思います。
どうなるのか。今年不調だった醍醐さん・茅森さんはもちろん、新メンバーもプレッシャーでしょう。そして、近藤さんの心労が心配です。体壊さないでいただきたい。


ドラフト予想

最後に、ドラフト予想をしておこうと思います。

以下のように、2024/06/01 最高位戦-MJのスポンサー契約が締結されたため、セガサミーフェニックスと最高位戦のつながりも強まったと考えられます。そのため、最高位戦から選ぶ可能性はかなり高いです。監督の近藤さんもいますし。

そうなると、現最高位の竹内元太さんはほぼ確定でしょうね。キャラクターもよいですし。ただMトーナメントでは2年連続成果残せていないのだけが気がかりか。

次点で、新井啓文さん。Mトーナメントでも選ばれているというところと、キャラクター・過去最高位の経歴。因縁の菅原さんとのバトルも期待できます。

他は過去最高位の経歴の坂本大志さんや、醍醐さんと交流の深いMリーグで知名度のある河野直也さんあたりでしょうか。
女性だと、現女流最高位の相川まりえさん、女流最高位を多くとっている西嶋千春さん、知名度だと丸山奏子さんとか。

うーん・・・団体統一チームじゃないのがフェニックスの売りの一つだったのになぁ・・・


セガサミーフェニックス!
忍田さんを取れ!そしたらサポーター一人維持できるぞ!

おわり


気が向いたら程度でかまいませんが、いただけたら超喜びます