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性別の美学。

著書 
女ことばってなんなのかしら
著者
平野卿子さん


とても差別問題を抱える
ボクには学べた1冊だ

丁寧控えめ上品な
「女言葉」

これは明治時代ごろから
つくられてきた
日本文化の一部になっていて
他国には類を見ない

他国の人が
日本語を翻訳するのに
手こずるはずだ

ボクはリアルでは
この本にかかれた
「女言葉」を使用するし
親族も女性は同じく
「女言葉」なのは確かだ

しかしながら
「女は女らしく」とは
まったく思ってない

本にあるように
「女言葉」には
「悪態」もない
「命令」もない

そこは素直に
素敵だなと感じる

著者が
乱暴な言葉を発することで
人は怒りを発散し
気持ちを解放することができます

イギリスの研究
「悪態の科学」では
下品な隠語を使うチームは
使わないチームよりも
メンバーの結びつきが強く
生産性が高いと
公表していました

これは体験あるかもしれない

ガラの悪い地域に行くと
同調して言葉を合わせると
スグ仲良くなれたことがある


現代では「中立語」
男女とも共有で
仕える言葉ということらしい
このほうが女性たちは
スカッと暴言を吐ける

現代ドラマなどでよく
見かける怒鳴るシーンなどです

もちろん
極端な女言葉も小説や
ドラマなんかで見かけます

目からウロコだった
お話は

男性は「名字」で
「鈴木さん」とか表現する
女性は「名前」
「サクラさん」というふうで

確かにホントだ
逆だったら
文章読んでいて頭こんがらがる

そして
「言い回しも」

自身を後回しにし
男性を優先し
へりくだって話す

「どちらでも大丈夫です」
「本当は・・だけど・・」
という言い回し
著者の平野さんが
書かなかったら
ピンとこなかった

そうか「女らしい」
「言い回し」だったんだ

日本では当たり前のように
文化に根付いてる

夫婦茶碗
男子が大きく
女子が小さい

夫婦箸もしかり

思いやり
気配り
優しさ

なども
人間の資質としては
好ましいですが
日本では
女子固有のイメージが強い

女らしさの規範から
抜け出しにくい
要因でもあるとうこと


少年という言葉も
男女を現すことがあるのに対し
(「少年の主張」のように)

少女という言葉の対峙する
少男という言葉は無い

本当だな
驚く
何気なく
使用してた言葉だ

著者は「女言葉」は今後も使うと
表現してた
しかし
男女の差別を
推奨してるわけではない
そうも記してる

そうか凄いな
この著者の平野さんは
翻訳家が本業のようだ

だから言葉が気になり
気づいたのか

凄いなぁ

ちなみに
「女言葉」は東京弁
標準語にしか無いそうだ

確かに
物語やドラマで
田舎のおばあちゃんが
「おれの家が。。」と
「オレ」って言ってたりした

でも、どうかな
ボクの親族の中は
出身が関西が多い

関西弁も
男女で方言分かれてると
ボクは感じるなぁ

どうなんだろ

しゃべりかたって
性別を分けるよ確かに

テレビでオカマさんが
女言葉と女性用の服着て
お化粧してて
観てるこちらは
「オトコなのに
オンナの格好だ
オンナの言葉だ」と
認識するから

オカマさんだと理解する

ボクの場合
好きな女の子が
「女言葉」で
あることを云ったので
胸を打ち抜かれた

「中立語」でそれを
表現してたら
また違ったかもしれない


ボクの暮らす地域は
いくつもの大学がある

なので大学生をはじめ
付属する高校などもあり
学生で溢れてる

地下鉄内でも
会話は中立語

それでも言葉が
無くなってるかな

基本的に
「ヤバい」だけで会話してる

スマホ片手
団体でもそこは同じ

並んで歩いてても
「え?マジ?」
「ヤバい?」
「ヤバくない?」
「ちょー」
「エモいし」
「わんちゃんいけんじゃね?」
「ひー」

半疑問文が多く
擬音が多く
「ヤバい」
「エモい」

だけで半日
やり取りして
過ごせそうだ

同じような内容
1度書きましたね・・
すみません
あまりにも
言葉が無い現代表現に
驚いたものですから



ボクは
noteの過去記事を整頓して
もっと見やすく
改善していきたいと
すこしずつマガジンなども
増やす予定です

おかげさまで
スキ100越えてる文章は
読みやすいか
多くの人に興味や
共感を与える記事として
マガジンにまとめようと
目論んでいます

昨日おばあちゃまが
入院したので
ボクはおばあちゃまが普段
担当してる
家事を手伝うことになってるので
今週は忙しくなります

それではみなさま
日頃から激励ありがとうございます
心から感謝しています


















読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました