Abrazo メキシコのハグについて
メキシコではよくアブラソ、つまりハグをします。お辞儀文化の日本人にとっては、ハードルが高いかもしれませんね。外国人である私たちに対してはある程度、ハグしなくても「あ、ハグはしないのかな」くらいに理解してくれている気がしますが、メキシコ人同士で挨拶するときはハグをするのが普通です。
また、地域によるかもしれませんが、私が住んでいるところでは女性同士または女性と男性が挨拶をする際、ハグをしながらほっぺ同士をくっつける(その時口はチュッという音を出す)、ということもします。この時はガッチリとハグするわけじゃなくて、相手の肩甲骨あたりに軽く手を置き、肩を寄せ合うくらいの軽い感じです。慣れるまではなかなか難しいかもしれません。男性同士だと、握手してハグしたり、最初からハグだったりします。
他にも、嬉しいことを表現する時、例えば誕生日プレゼントをもらった時などもハグをしますし、私の地域では12月31日にカウントダウンして、新年になった瞬間にも、家族や親戚、友人たちみんなとハグをします。あと、毎日会う人ではなくて、この後いつ会えるか分からないな〜っていう人にも帰り際にハグをしたりします。考えてみるとすごい頻度ですよね。
ハグはしないとダメ?
一応メキシコに住んでいるので、ハグはした方がいいと言えばいいですが、抵抗がある、恥ずかしい人もいると思います(それに関係なくハグして来る人たちもたくさんいるかもしれませんが笑)。そういう方は無理してハグせず、代わりに握手して「Hola, mucho gusto」や「Hola, cómo estás?」と挨拶するといいと思います。その際相手の目を見るようにしましょう。
子どもの迎えに学校へ行くと、子どもの同級生の子どもたちも駆け寄ってきてハグしてくれることがあります笑。あなたのことを嫌っていないんですよ、Welcomeなんですよ、と言われている気持ちになります。
もしまだハグデビューしていなければ、勇気を出してハグしてみるのもいいかもしれませんね!それでは今日はここまで。
また次の記事でお会いしましょう。Nos vemos pronto.
Pachi