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Q.学校は行かないとだめなの?

A.「行かなくてもいいと感じる」程度なら行っといた方がお徳だよ!(※〜高校までに限る。大学や専門の場合は、そう感じてるならさっさと辞めた方がいい)

学校に行ってなかった私に「学校行けよ」と言われても、説得力ゼロなのは承知の上で。

学校行かなくてもいい派の意見としてよくある「学校じゃなくても学べる」だが、もちろんこれはその通り。ただ、誰にも教わらずに勉強するのは大変だし、誰かにレッスンしてもらうとお金がかかる。その点、学校(公立の場合は特に)はとても安い費用で必要な事を教えてくれるので、とてもコスパが高い。なので行けるなら行っておいた方がいい。

だが

それがわかってるからこそ「辞める決断」を下す事に対する怖さが生じるんだと思う。

それと、行かない方がいいパターンももちろんある。たとえ学校がどんなにコスパ高い場所だとわかっていても、苦痛を感じるようなら高コスパでもなんでもなく、もしツラ過ぎて病気にでもなろうものなら元も子もないので辞めてよし。もしくは天才タイプで、学校という凡人の集団内では才能が発揮できない場合もしかり。

ちなみに私の場合は、ツラすぎる訳でもない、もちろん天才でもないので、「辞める決断」をするのにとても時間がかかったし、怖かった。

質問の直接の答えではないが、ついでにここで私が高校を辞めたときの話をしようと思う。

私が自らの意思ではっきりとその決断を下したのは、高校1年生の3学期だった。

小・中学校のうちはどんなに行かなくても籍を外れる事はないため、具体的な決断を先送りにしたまま「アーアーアー行キタクナイーーーアーアーヤダヨーー」とうろたえてるだけで自分にも親にも先生にもどうすることも出来ず、なし崩し的にダラダラと不登校生活を送っていた。

そんな私でも、(当時は)学校には行かなきゃいけないと思い込んでいたし、また家で少女漫画ばかり読んでいたせいで、漫画の中の高校生たちの青春ライフにひどく憧れ、「高校からはちゃんと行くぞ!」と希望を持って地元の公立高校へ入学してしまった。

しかし、筋金入りの不登校児だった私に高校生活が勤まるわけもなく、1年生の2学期には早くも息切れがしてだんだんと休みがちになっていった。当然このままじゃ進級できないよという話になり、今後どうするのか決断を迫られてしまった。

どうしよう
学校行きたくない、でも辞める勇気もない。どうするか決める事ができないまま、時間だけが過ぎていった。
どうしよう

そんな私が決断するに至ったのは、母親の何気ない一言だった

母「あんた今ここで辞めなかったとしても結局ズルズル行かなくなって、単位不足でどうせ卒業できなくなると思うけどw」

・・・確かに!

不覚にも納得してしまった私は、通っていた高校をあっさり辞めた。辞めたと言っても、2年生になる4月からそのまま通信制に編入したので「学校を辞めた」訳ではないが、制服とも部活とも友達とも縁がないスクールライフになってしまうので、とても躊躇したのを覚えている。

人間は、意外と変わらないものだと思う。小・中学校にいけなかった人は、高校にも行けないのだ。とても単純だ。よって何かを決断する時には、過去の自分の行動を振り返ってみるのがいいと思っている。そこに答えが隠れているはずだ。

学校に行かなくてもいいんじゃないかと思いつつも通えてる場合は、学校を辞めるとガラリと環境が変わるんだという事を意識してみるといい。その変化は、果たして自分にとってどうなのか?
それは、今まで学校にいけなかった私が試しに高校に行ってみて、その変化についていけなかった事と同じだと思う。

その変化に、自分が乗れるのか・乗れないのか。

幸いにも昔よりはみんなの考え方が多様化してきてるし、学習ツールも様々なので、世間的には「学校に行く・行かない」はどちらでも大丈夫だと言える。

なので、【自分がどのような環境下でイキイキできるのか】と【今までの行動パターン】をベースに決断をすればいいよ

という結論です。ではまた。

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