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【第七話】コンプレッサーの始まり。

画像は一切関係無い。


EQが必要なモノだと知った筆者は次にコンプはどうだろうと思った。


そもそも教則的な本を読めばこんな遠回りをする事は無かったのだろうけども。どうせ無理やり頭に詰め込んだ知識などいずれ忘れる。己が気付きトライ&エラーを繰り返して得た術こそ生きた力となる!と信じている。


ぶっちゃけコンプはギターの音作りで必須アイテムだった。が、何をどういじればどんな効果が得られるのか・・・この辺を全く理解出来ておらず、筆者はギターから先ずコンプを通す事がデフォとなっていた。


現在利用しているHELIX内でも同様、コンプはかけているが実際各パラメーターをいじる事は正直なくせいぜいレベルをいじる程度。それだけで満足してしまっていた己にDDTかましてやりたい。


そんな筆者なので当然コンプを立ち上げてもプリセット使用する以外手が出ない。いじれ!いじりまくって感じろ!


結果的に筆者が腑に落ちた理解案は下の通り。


①何処で(圧縮する部分)引っ掛ける?→Threshold

②そこからどれだけ潰す?→Ratio

③その潰し、引っ掛けてからいつから?→Attack 

④潰されてるのはいつ解放してやるの?→Release

⑤効果は直接的に?ゆるめに?→Knee


いじる事で得る音の変化でこんな感じなのかなと理解をしてみた。コレを全く知らなかった事は恥ずかしい。しかしながら筆者はもう知った(正解かは不明だけど)。昨日までの己よりはマシになったのである。


そしてこの事を踏まえると単純にレベルが部分的に大きくなっている所に引っ掛けてやればその抑え込まれた分余裕が出来て音圧や音量を上げる事が出来るのではなかろうかと。やってみた。


出来た。ただ劇的ではなくほんの少し。


ここで同時にコンプとリミッターとは似て非なるモノだといった事を認識する事となる。前者は緩く、後者は絶対に超える事を許さないみたいな。


そしてこの時点で筆者がOPTだのFETだのVCAだのを知るのはまだ先の話。


こうして正解か不正解かは別として筆者はプラグインというモノの必要性を徐々に理解していく事になるのであった。この時点でお察しの通り、知識が無さ過ぎてスタートラインにすら立てていない。それでも知らなかった事を知る事が楽しくなってきていた。


Ozone、イコライザー、コンプ。この辺を何となく触り始めて筆者は欲が出てきた。


打ち込みドラム・・・まとめてではなく、各キット別々で音いじった方が良くないか?


次回はそんな話。

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