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質問の魅力について

こんにちは、

クラウドファンディングも7日目。
おかげさまで着実に支援をしていただいています。本当にありがとうございます。

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5日目を過ぎると、訪問者数・支援者数も減るとアドバイスされているのですが、常に発信を怠らず、何かお届けできる情報を伝えていきたいと思っています。

そこで、今日は、昨日ファシリテーターとして参加しました企業研修について話をしていこうと思います。

実は、理学療法士として病院勤務している時に、精神科の患者さんとのコミュニケーションで悩んでいることがありました。自分でいうのも変ですが、僕の治療は「熱い系セラピスト」で、「できますよ!」「頑張りましょう!」を連呼するようなタイプだったんですね。

相手ありきで話すよりも、治ることって嬉しいよね。という思い込みで話を進めていく治療スタイルだったんですが、これが精神疾患を罹患されている人とだとまぁうまくいかなかったんですね。

会話が噛み合わない。

どうして、僕の気持ちが伝わらないのか。

そんな悩みばかりでした。

その時に知ったのが「しつもん」でした。その時に通っていた講座があったのですが、その講師の先生が紹介されていた本がこのしつもんに関しての本でした。

コミュニケーションに悩みに悩みまくっていた当時の僕は、NLPやコーチングなども調べていました。ただ、教えるがティーチング、引き出すがコーチングだとしたら、調べていた内容は求めていたものではないように感じていました。

そんな時に紹介された「しつもん」。

藁にもすがる勢いでその本を読みました。(なぜか、この本はどこかに行ってしまいましたが、、、良書はすぐ貸してしまう癖がある・・・)

そして、すぐに読了。そのまま認定講座の申し込みをしたのが、もう6年も前の話ですね。

この講座が「魔法の質問」だったんです。
この名前を出すといつも怪しいと言われてしまいますので、ページを載せておきます。

こうして僕が魔法の質問と出会い、山形で学び、東京の最終講座で我武者羅応援団に本当の応援の意味を教えられました。

そんなご縁があった「魔法の質問」ですが、今回その繋がりからある大手企業の研修のファシリテーターとして参加いたしました。

しつもん講座自体は5年ほど前に10回ほどやっていましたが、ファシリテーターとして講座に参加させてもらうのは本当に久しぶりで、いつもやっているようなセミナーとは勝手が違い、受講生以上に緊張していたのではないかと思います。

そんなこんなでスタートした研修も、時間が経つにつれ僕の緊張もほぐれ、参加者同士も少しずつ仲良くなり、4時間の研修があっという間に終わりました。

「主役は受講生」をあいことばにファシリテーターを努めましたが、どうやったら講師の意図が伝わるだろうか。どうすればこの時間が最高になるのか。これを思いながら関わらせていただきました。

普段なら、すぐ答えを教えてしまう僕ですが、今日は考えることが大切で、その考えるきっかけを与えるのが、「しつもん」です。

しつもんをすること、されることで、人は答えを探し出そうとします。その過程で思わぬ発見や、まだ見ぬ自分との出会いがあります。また、すぐに答えが見つからなくても、ふと答えが舞い降りてくる瞬間があります。

これが、「しつもん」の魅力なんですね。

受講生の方たちも、講座の始まりと終わりでは、表情が違いました。誰かに答えを教えてもらうことは簡単ですが、それではスッと腹落ちしない。時間はかかるかもしれませんが、自分で答えを探しにいくことで、晴れた顔になるのなら、悩みの答えを探しにいくこともいいのかもしれません。

昨日はそんな受講生たちの顔を見ながら、質問の大切さを再度学ばさせていただきました。

なんだかんだ、ファシリテーターとして参加した僕が一番勉強させてもらったんじゃないかなと思っています。

いい学びを得たらそれをシェアしていく。

循環していくことで、いい社会になるのならどんどんと回していきたいですね。

今週の土曜日には質問を織り交ぜながら、介護の現場を改善するためのイベントを行います。

参加無料ですので、ご興味ある方はご参加ください!


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