「美」を追及できるデイサービス、って?

おはようございます!

昨日は半月ぶりに大阪まで足を伸ばしていました。
お誘いを受けての話でいい話ばかりを聞かせていただき大変恐縮でした。やはりお誘いには流れに身を任すのがいいかもしれません。

さて、お邪魔してきたのは、12月にオープンしたての八尾にあります、デイサービス Bee:本町店さんです。近鉄八尾駅から徒歩10分かからない距離にあるデイサービスなんですが、ここのコンセプトが非常に面白い。

美容✖️リハビリ特化型ということで、半日のご飯なし、お風呂なしなのですが、このデイにきたら美しくなれるということで、オープンしたばかりにもかかわらず内覧の希望もあるようです。

僕が感動したのはこの化粧台ですね。

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そういえば、ここに来る前にJR京橋駅に寄ってきたんですが、駅構内にある新しくなったトイレには男性用にも関わらず女優ミラーがあったんですね。これもまぁ驚いたんですが、このドレッサーを見たときには、やはり男でも何歳になっても「美しく」ありたい、は永遠のテーマなんだなと感じました。

ちなみにBeeさんは女性専門?なのかな。そんな話を聞いたとか、聞いてないとか(記憶力が悪くてすみません。。。)

僕、個人的にはこのドレッサーが利用者のQOLをかなり高めると思ったのですが、美容で欠かせない「髪」のお手入れができる設備まで完備。しかも美容師さんもいるなんて・・・。デイサービスに来て美しくなって帰宅。帰ったら旦那さんが優しくなりそうですね。もし優しくならなかったら、奥様は外にお出かけして行っちゃうでしょうね。これはADLもアップするなー

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さて、僕がどうしてドレッサーがいい!と思ったかの理由について簡単に説明しておきますね。このシャンプー台、こちらでカットもできるようなので、一般の方にも開放されるようです。学生無料とかSNSでアップしたらクーポンとかすると爆発的に流行りそうですが、このシャンプー台はマーケティングには非常に効果が高そう。

ですが!僕が注目したドレッサーは利用者のQOLを爆発的に改善すると思ったのでこちらを中心に話をします。その理由は「見られる」意識を持つからです。実はこのデイサービス、シャンプー台の前にも姿見があって、化粧台には5つの鏡、その後ろには大きな姿見と2m近い大きな鏡があります。

この鏡というものは、嫌なもので前と後ろに設置してあれば、どこからでも見られる状態になります。つまりは化粧をし、美しくなる姿を周りの利用者にも見られる状態になるということです。

作業療法でよく使われる手段として、身だしなみを整えるということがあるのですが、これは自分以外の人を意識し、社会の中で生きていくためには必須の項目です。誰も寝癖をつけてパジャマで出社も登校もしないですよね?ちなみに高校の時は学ランだったので、学ランの下はパジャマみたいな奴もいましたが、笑

この第3者を意識することで、自分を見つめる機会に繋がります。服装は整っているかな?髪は変じゃないかな?姿勢はどうかな?顔は綺麗になってるかな?笑顔は大丈夫かな?話し方はよかったかな?などどんどんと広がるきっかけですね。

昔「ひもの女子」という言葉が流行りましたが、あれは家の中でぐうたらして、会社ではビシッと決めているという感じで描かれていました。しかし、高齢者には会社はありません。生活の延長にママ友やご近所さんのようなコミュニティがあり、これを社会として形成しています。つまりは、家の中から生活をするために外にいき、たまたまコミュニティに出くわす流れです。

このときに「ひもの女子」の高齢者なら外にいくときも部屋着です。しかし、これでは格好がつかない。だから出かけない。となりがちなんですね。すると活動範囲が狭くなり、刺激も乏しくなります。一気に認知症や体力の低下が進むというわけです。

しかし、デイサービスに行って、自分の美しさが注目されていたらどうでしょう?初めは羞恥心があるかもしれませんが、そこはスタッフの腕の見せ所。この方のモチベーションを「美」と「社会参加」に結びつけることができれば、簡単に元の付き合い上手な女性が戻ってきます。それほど、女性は見られることに「敏感」なんです。

話が長くなってきましたので、このドレッサーの話は終わり!

このBeeさんになぜ行ったかというと、SDGsのカードゲームイベントがあったからなんですね。(まぁほぼ内容知らずに行ってますがww)

初めてSDGsのカードゲームをしましたが、まぁ面白い!コミュニケーションを取るのが苦手だと多少苦労はするかもしれませんが、頭使いながら協力しながらできるゲームとしてはいいですね。

その参加者の方で素敵なコメントをされていたので一つご紹介すると、

「僕のゴールは”大いなる富”でした。このゴールは1200円(単位は忘れました)以上をゲーム終了時に持つこと。この1200円に前半戦で達成することができたので、環境や社会への投資、参加者へのバックアップも考えられましたが、もし上限がなかったら、同じ行動が取れていたかわかりません。」

という内容でした。(記憶した感じで書いています)

これって現実だったら普通に上限ないですよね。つまりは金持ちにはゴールはなく、常に金を求めてしまうということです。自分はこれだけでいいと決めたところから外に目を向けることで役に立てることが山ほどあるんです。でも気づかない。それに気づいた大富豪は財団とか作るんだろうなーと考えていました。

なんだかんだで、楽しくゲームはしたのですが、本来このゲームのポイントは世界の状況に自分の行動が影響しているということを実感させるところにあります。SDGsと聞くと、どこか遠い話で自分ごとに落とし込めません。アフリカの遠いジャングルの森が年間10%ずつ減っているなんて聞いても「ふーん」って感じです。

ですが、このゲームでは自分の行動が如実に結果として現れます。こうなると、現実でもそうなんじゃないかな?小さいかもしれないけど、この行動は地球にとっていいのかな?と行動を考えるきっかけにはなりますね。これは非常にいい。今生きている中での問題の一つは、普段の行動に疑問を持たないことです。

みんなが大学にいくから受験する。会社にいくから行く。マスクをしてるからする。というような、とりあえやっとこ、みんなやってるし、という思考停止に陥ることがもっとも危険だと思っています。別に上の項目を否定しているわけではなく、あなたのする行動にあなたなりの根拠はあるか!ということが言いたいわけです。

これを考えるきっかけになるので、SDGsだけでなく、会社の企業研修としても非常にいいと思いました。


ちなみに終わってから考えてたんですが、このゲーム必勝法があります。w

最後に紹介しますので、その前に告知を一つ。

12/27の22:00~24時間ライブ配信をスタンドFMとインスタグラムとFacebook(Facebookは多分途中で切ります)で行います!

来年のクラファンに向けて決意を述べつつも、みなさんが使える情報を中心に話をします。ゲストによるトークも予定していますので楽しみにしてください!

スタンドFMのURLはこちら


さて、カードゲームの必勝法ですが、

参加人数はおそらく何名でも可能ですが、なるべく少数の方がいいかと思います。

その方法とは、全員のカードを一名が回収して、全ての状況をこの一名が把握し、プロジェクトをその都度プレイヤーに配布し、流れを完全にコントロールする、です。

これを行うことで確実にゴール達成ができます。

ん?え?それどうなのって?

んー、必勝法には変わりないんですが。

これ、現実だったらどうですかね・・・

少し縮図を大きくすると

ある仕事は一括で把握している人がいる、それを各々の目的と能力に合わせて必要な経費を持たせて割り振る。そして、統括の好きなようにコントロールし、目標達成の順も決められる。

ん?これは会社の構造ですね。

もっと大きくすると、

CO2の排出量とか、貿易の量とか全てを把握しているところがある。それぞれのゴールに合わせて、各専門家に依頼しプロジェクトをこなしてもらう、それに見合う対価を報酬として渡す。

ん?日本の公共事業と同じか?

と考えるとSDGsの取組も国の偉い人同士で考えて、それを目標設定し、それに対しての行動指針を義務・・・ってそこまではいってないのか。

そう、独裁っぽく見えた必勝法も、参加者が意識しなければ、現在行われていることとなんら変わらないということです。

ちなみに、この必勝法、穴があるんですが、気づきましたか?

もし気づかれた方はnoteのコメントか、Facebookのコメントでいただけると嬉しいです!

それでは、また面白いことが起きそうなので、できたらアップしますね〜

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