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28歳で15歳と10歳の女の子の父親になった話④レシピ色々

結婚以来20数年、今も家庭では夕飯作りの担当をしているが、娘たちが独立してからは楽になった。夫婦二人だけになると作る量が少なくて済むし、何より腹を空かせて待っている子どもたちからうるさくせっつかれることが無くなったからだ。
前にも書いたが、他の家庭ではわからないが、ウチではまともな名称のある料理なんてほぼ食卓に上らなかった。

常に記憶の中にある家庭内在庫と、各種食材のスーパー店頭価格をにらめっこしながら臨機応変に決めていたからに他ならない。今よりかなり世帯収入が低かったからね。
そんな当時よく作っていたメニューを思い出すままにいくつか。

〇〇漬けチキンの炒め煮


よく作りました。
作り方は簡単です。
①鶏もも肉は適当な大きさに切り、白ネギは筒切りにする。
②適当な調味液(めんつゆ、だし醤油など)、ごま油と①をジップロックに密封し冷蔵庫においておく。
③帰宅したら②を炒め煮する。
これだけです。分量は適当です。
「適当な調味液」と書きましたが、ほんと何でもいいんです。上記以外でもおいしいのが市販の焼肉のタレですね。この場合はごま油は入れません。この焼肉のタレチキン、『きのう何食べた?』という私の好きな漫画にも登場していて驚きました。「あんなきちんとした料理の出てくる漫画にまさか…」って感じです。
応用としては、同じくチキンをカレー粉とヨーグルト(あと適当にナンプラーとか)を混ぜた調味液に漬けておくというのもあります。

適当な野菜と肉or魚介の蒸し煮


これもよく作りました。
これも簡単です。
①適当に買ってきた肉(ひき肉以外)or魚に塩を揉み込む。塩は、肉200グラムに対してティースプーン1杯弱くらいかなあ。この辺は目分量というか気分です。
②野菜(根菜でも葉物でも何でもよい)、きのこなどを適当な大きさに切る。
③フライパンにまず①を敷き、②を上に乗せる。野菜類は「え?こんなに多くて大丈夫?」というくらい盛り盛りでOK。
④100ccくらい?(計っていないので目分量)の水を回しかけ、蓋をして中火で10分弱(8分くらいでもいいかも)蒸し煮する。
けっこう塩味が濃く感じられる出来になるので、塩は控えめにして足らなければ卓上でかけるほうが良いと思います。

何かといえばマヨネーズ、醤油、かつお節で和える


レシピというのもおこがましいのですが、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーみたいなものをレンチンし、マヨネーズ、醤油、かつお節で和えるだけです。マヨネースは抜くこともありますが、かつお節は水止めになるのであった方が良いですね。
ほんとはこれにからしも入れたいのですが、次女が苦手なのであまり使いませんでした。今は使いたい放題なのでいいですね。

魚肉ソーセージ、ちくわを常備

さらにレシピですらないものを。
腹を空かせた子どもたちのために、冷蔵庫に魚肉ソーセージ、ちくわを常備していました。夕飯を待てずにお菓子ばかり食べるのもどうかと思うので買い置きしていたのですが、けっこう出来上がりまでの間をつなぐのに役立ってもらいました。

まあこんな感じで適当の極みみたいな料理を毎日作っていたのですが、栄養のバランスには気をつけていました。野菜をできるだけたくさん食べられるように、タンパク質もしっかり取れるように。
でも、次女は好き嫌いが割とあり、中には長女と共通して食べられないものもあったりして大変でしたね。

今でもたまに娘から、「昔作ってたアレ、作ってみたいんだけどレシピ教えて。」って連絡があるのですが、困るんですよね。分量とか教えようにもほとんど目分量なので…

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