言葉の魔法

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『パブロちゃん天才！！』

母は口癖のように
僕に言い続けた。

今からちょうど20年前。

父が癌で他界。

当時、何の取り柄もなかった
平凡な29歳が
2代目経営者としての
一歩を踏み出す。

不思議なことに
不安や恐怖は感じていなかった。

それは
「母の育成方法」があったから。

大して何も出来ない息子にも関わらず
母は何故か
「パブロちゃん天才！！」
と言い続ける。

クラスで一番成績が良いわけでもない。
足が速いわけでも、
絵が上手な訳でもない。

それなのに
「パブロちゃん天才！」
「パブロちゃん天才！」
と言うのです。

こんな事を言われ続けると
いつしか
「あれ？僕って天才なのかも？」と
勘違いをするように。

一人っ子だった事もあり、
母の溺愛で育った僕は
「勘違いの呪文魔法」
にかけられていたのだ。

話は冒頭に戻り、社長となった僕は
やる気に満ちてたかもしれないけど
何の経験もないんですよね（笑）

何か新しいことに挑戦すれば、
物の見事に
打ちひしがれてばかりの連続・・・

「何でだよ。。」

「もーーーーまた上手くいかない。。」

「もうだめ！」

「自分には能力がない、、、」

そんな事ばかり考える様になった僕は
次第に会社へ向かう足取りは重く
気付けば、ため息ばかり。

『パブロちゃん天才！』という
「勘違いの呪文魔法」の効果は薄れ
いつのまにか
「上手くいかない呪文魔法」
にかけられていた。

この
「上手くいかない呪文魔法」は
非常に厄介。

ある日、ストレスのピークに
到達した僕は社員に

「もう無理！！僕のことなんて放っておいてくれ！」

と全てを投げ出そうとした。

僕はすでに限界。

しかし、そんな事を言う
未熟者の経営者を
支えてくれた1人の女性社員。

「そんなに社長が苦労してるのなら
私が営業に行って契約取って来ます！」
と言いきった。

周りもそれは無謀だと
言わんばかりの表情。

たった２日 ─────。

たった２日後にその女性社員は
「２億の契約」を取ってきた。

まるでドラマのような展開に
他の社員も、僕も
空いた口が塞がらない状態。

彼女は自分で発した言葉を
見事に実現させたのだ。

きっと
「契約取ってきます呪文魔法」
だったのだろう。

そこからV字回復をしたのは
言うまでもない。

最終的に売上は
スタート時の5,000万から
15億になった
要因の１つの柱でもある。

僕はこの時
確信した。

「言葉の魔法」は実在すると。

『パブロちゃん天才！』
とい言い続けた母がいたから、
『契約取ってきます！』
と言いきった女性社員がいたから。

言葉はチカラになる。

僕は
『会社をホールディングする』
という言葉を言い続けていた。

何も出来ていない時にこそ
発する言葉だから
チカラが湧いてくる。

アナタの魂が、
心の底から求めてる想いが
アナタだけの唯一無二の

『言葉の魔法』

𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄

今回、僕のメルマガ内容に含まれている
キャッチコピー講座コンテンツの中から
抜粋して
『言葉の魔法』をお伝えしました。

20年経営者として
駆け抜けてきた"失敗"
という経験から学び得た
ノウハウを詰め込んでおります。

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