見出し画像

大阪桐蔭の「根尾2世」境亮陽 脚力は全国屈指のレベル! マッチする球団はセ・リーグの2球団か!?

今春の選抜で優勝候補の一角になりそうな大阪桐蔭。昨年は、明治神宮大会三連覇を逃すも、秋の近畿大会で安定した戦いを見せ、優勝を果たしている。今年のチームは、平嶋桂知(新3年)や森陽樹中野大虎(いずれも新2年)ら投手陣に注目選手が多い一方で、野手陣にも注目株がいる。今回は、運動能力が抜群に高い外野手、境亮陽を取り上げたい。

境亮陽(大阪桐蔭) 新3年 外野手 180cm75kg 右投左打

境は、岐阜県大垣市出身で、中学時代は「岐阜南ボーイズ」でプレーした。野球のみならず、陸上競技でも優れた一面があり、100m走でJOCジュニアオリンピックカップ(中学生を対象とした日本国内の全国大会)に出場した経験がある。

大阪桐蔭進学後、1年秋から「外野手兼投手」でベンチ入りを果たした。一昨秋の明治神宮大会準々決勝、クラーク国際戦では、4打数4安打1本塁打と見事な活躍を見せて、チームの優勝に貢献した。

同じ岐阜出身で、高校の先輩である中日・根尾昂に憧れており、一部のスポーツ紙では「根尾2世」と呼ばれている。なお、昨秋からは、他の投手が台頭するといったチーム事情から、外野手に専念している。

筆者が境のプレーを取材したのは、昨年10月21日に行われた秋の近畿大会1回戦、高田商対大阪桐蔭戦だ。結果は、大阪桐蔭が6対0で高田商に完勝。1番、レフトで出場した境は、安打、1四球と3度も出塁して、トップバッターの役割を見事に果たした。

2023年10月21日 高校野球秋季近畿大会 高田商0-6大阪桐蔭

◆「根尾2世」がマッチする球団はやはり中日なのか、それとも…

ここから先は

1,044字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?