見出し画像

198㎝の“超大型右腕” 知徳・小船翼がドラフト上位候補へ名乗りを上げる スケールの大きさは、アマ球界で屈指!

選抜高校野球の出場を逃した選手が、各地の春季大会で大きな成長を見せている。今回は、昨秋から順調にスケールアップを果たした“超大型右腕”を紹介していきたい。

小船翼(知徳) 3年 投手 198cm108kg 右投右打

2024年3月30日 高校野球春季静岡県大会東部地区予選
御殿場西2-6知徳

投手成績
9回 被安打6 2失点(自責点0) 18奪三振 2四球

選抜高校野球では、準優勝に輝いた報徳学園の今朝丸裕喜(3年)が見事なピッチングを見せて評価を上げた一方で、高校球界のみならず、全カテゴリーを通して、スケールの大きさが「ナンバーワン」と見られている好投手がいる。知徳のエース、小船翼(3年)である。

昨秋の県大会は早々に敗れたものの、地区予選では最速150キロをマークし、その時の投球は、昨年8月28日に配信した記事のなかで触れている。

3月30日に行われた御殿場西戦のマウンドにあがった小船は、1回にいきなり自己最速となる151キロをマークした。3回までは四球の走者を1人出しただけで、ノーヒットピッチングを披露する。

8回に味方のエラーとパスボールからピンチを招き、2点タイムリーを浴びて、完封こそ逃したものの、9回を自責点0、18奪三振という圧巻の投球で、チームを勝利に導いた。

◆スカウト陣は高評価!ドラフトで上位指名もある?

ここから先は

1,013字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?