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高校時代は全く無名…環太平洋大の左腕、徳山一翔が“鮮烈”神宮デビュー!2024年のドラフト有力候補になるか?

全国のドラフト候補を網羅する「プロアマ野球研究所」。主任研究員で、ドラフト専門家の西尾典文が彼らの実力や将来性を分析している。今回は、明治神宮大会で鮮烈な全国デビューを飾った大学2年生のサウスポーを紹介する。

2022年11月18日 明治神宮大会大学の部
国際武道大0-2環太平洋大

徳山一翔(環太平洋大) 2年 投手 176㎝84kg 左投左打 鳴門渦潮

環太平洋大が3人の継投によるノーヒット・ノーランを達成した。先発投手としてこれ以上ない見事なピッチングを見せたのが、徳山一翔だ。

鳴門渦潮では全国的には全く無名の存在で、3年夏に行われた徳島県の独自大会では主にファーストとして出場している。環太平洋大進学後、今年春まではリーグ戦登板はなく、秋にデビューしたばかりという投手だ。秋のリーグ戦では2試合、その後の中国地区大学・広島六大学・四国地区大学の3連盟による明治神宮大会出場決定戦で1試合に先発しているものの、いずれも早いイニングで降板しており、決して“先発の柱”というわけではなかった。

しかし、自身初となる全国大会の初戦で先発を任せられると2人目の打者から4者連続三振を奪うなど快投。3回と4回にいずれもワンアウトから四球で走者を出したものの、後続を打ちとり、最終的に7回までノーヒット、9奪三振という投球でチームの勝利に大きく貢献した。

◆2024年のドラフト候補になりそうな理由とは…!?

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