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【2022年ドラフト】ヤクルト、”三冠王”村上宗隆のメジャー移籍を見越して「強打者」を指名!

2022年のドラフト会議が終わり、来年のドラフト戦線は早くも動き出しているが、「プロアマ野球研究所」は、改めて各球団で指名された選手と各球団の狙いを振り返ってみたい。まずはセ・リーグ1位のヤクルトだ。

■支配下指名
1位:吉村貢司郎(東芝・投手)
2位:西村瑠伊斗(京都外大西・外野手)
3位:沢井廉(中京大・外野手)
4位:坂本拓己(知内・投手)
5位:北村恵吾(中央大・一塁手)


1位の吉村貢司郎(東芝)は、大学卒3年目の投手。昨年12月の都市対抗で評価を上げ、今年は春先から安定した投球を続けて1位指名を勝ち取った。ストレート、カットボール、スライダー、フォークをすべてしっかり操る制球力があり、先発タイプの即戦力としてはナンバーワンと言える。

ただ、夏から秋にかけて少し調子を落としたところと、ゲームの中盤以降につかまることが多いのが不安材料だ。ある程度の勝ち星は期待できそうだが、貯金を作るには、さらなるレベルアップが必要になりそうだ。

◆“ドラフト専門家”西尾典文、2位以下の指名選手の分析とは!?

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