沖縄に現れた期待の遊撃手!日本ウェルネス沖縄・ワォーターズ璃海、スカウトは「面白い素材」と評価
2022年も残すところあとわずか…。「プロアマ野球研究所」は、年内28日までドラフト候補の関する情報を発信していく。今回は、沖縄の新興チームに現れた“遊撃手”を取り上げる。
2022年10月26日 秋季高校野球九州大会
日本ウェルネス沖縄4-11×長崎日大(7回コールド)
ワォーターズ璃海(日本ウェルネス沖縄) 2年 遊撃手 177cm71kg 右投右打
この日はコールド負けを喫したものの、2018年の創部以来、年々力をつけて初の九州大会でも1勝をマークした日本ウェルネス沖縄。そんな新興チームで注目を集めているのがショートのワォーターズ璃海だ。
中学時代は、ポニーリーグの「沖縄ダイヤモンドベースボール倶楽部」でプレー。高校進学後、旧チームからレギュラーとなり、昨年1月に行われた沖縄県内の全高校球児を対象にした競技会(あらゆる種目で個人記録などを競うもの)の100メートル走では、全体でトップのタイムをマークしている。
この日も1番、ショートで出場したが、まず目についたのはその身のこなしだ。シートノックをみると、日本の高校生ではなかなかいない柔らかいグラブさばきでゴロを処理し、軽く投げているようでもスローイングには力強さがある。
細かいステップやボールへの入り方などは、まだ粗さが残るものの、基本的な走る、投げるという動きに関しては、高いポテンシャルが感じられた。
◆九州担当のスカウトは「面白い素材です」と評価
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