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独立リーグの野手で「注目度ナンバー1」 BCリーグ栃木・叺田本気は強肩強打の大型捕手 ドラフト指名なるか?

今年のアマチュア野球界で注目される選手は誰なのか…。いよいよ10月11日のドラフト会議が迫ってきたが、「プロアマ野球研究所」では、会議当日ギリギリまであらゆる選手を紹介していきたい。今回は、独立リーグで注目を集めている強肩強打の大型捕手を取り上げる。

2021年6月6日 ルートインBCリーグ公式戦
茨城6-11栃木

叺田本気(栃木) 23歳 捕手 183cm86kg 右投右打 菊川南陵→中京学院大

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9月23日、24日とBCリーグ選抜と巨人三軍の交流戦が行われている。そちらの詳細については、後日ベースボールキングのコラムで紹介する予定だが、選抜チームに選ばれながらも、直前で発熱によって辞退となったのが栃木の捕手、叺田本気(かますだ・もとき)だ。

高校時代から静岡県内では評判となっていた選手で、中京学院大に進学後は2年春に外野手として全日本大学野球選手権に出場。チームは初戦で敗れたものの、自身は2安打を放つ活躍を見せている。独立リーグ1年目となる今年は、選手層の厚い栃木で正捕手に定着した。一時、怪我で離脱したが、打率3割を超える見事な成績を残した。

6月6日に行われた茨城戦は、6番・捕手で先発出場。第1打席のライト前タイムリーを皮切りに3打席連続でヒットを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。大柄な割に構えが少し小さい点は気になったが、トップの形はしっかり作れており、長くボールを見られるのが長所だ。

この日は、ライトに2本、レフトに1本と広角に打ち分けての3安打。外の速いボールを逆らわずに打てることが、高打率を残せるポイントと言えそうだ。

◆BCリーグの野手で注目度はナンバーワン、スカウト陣も注目!

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