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常葉大菊川に“強肩捕手”…鈴木叶、地肩やフットワーク、スイングは全国トップクラス!ドラフト戦線に浮上へ

全国のドラフト候補を追いかける「プロアマ野球研究所」。国内屈指のドラフト専門家、西尾典文が主任研究員を務めている。週5日、こちらのサイトで、ドラフト候補を紹介しているが、今回は東海地区で注目を集めている高校生の強肩捕手を紹介する。

2022年10月29日 高校野球秋季東海地区大会
加藤学園0-2常葉大菊川

鈴木叶(常葉大菊川) 2年 捕手 180cm76kg 右投右打

常葉大菊川が決勝進出を決め、来春の選抜高校野球出場に大きく前進した試合だが、チームの中心的な存在となっているのが鈴木叶だ。

初めてプレーを見たのは7月9日に行われた夏の静岡大会、対市立沼津戦。この日のお目当てはバッテリーを組む安西叶翔(日本ハム4位)だったが、その145キロ前後のストレートを難なく受けるキャッチングと、低くて伸びるスローイングはとても2年生のものとは思えないレベルだった。

この日も4番、キャッチャーで先発出場。まず、目立ったのがシートノックでの動きだ。最初のボール回しから、他の選手とは明らかに投げるボールの勢いが違い、高校生の中に1人だけ大学生か社会人が混ざっているような印象を受けた。

◆”ドラフト専門家”西尾典文は鈴木のプロ入りの可能性をどう見たか?

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