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徳島に新たな“高速右腕”が登場! 生光学園の“153キロ右腕”川勝空人、2024年のドラフト上位候補に浮上へ

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高校2年生の“高速右腕”が徳島県に現れた――。今回のコラムでは、生光学園エースで、最速153キロを誇る川勝空人の実力をレポートしていきたい。
 
2023年9月16日 高校野球秋季徳島県大会
生光学園3-1城東
 
川勝空人(生光学園) 投手 179cm83kg 右投右打

13奪三振で完投勝利を飾った川勝空人(生光学園)

川勝は大阪出身で、中学時代は藤井寺ボーイズでプレー。当時、高校野球の関係者の間では、能力の高さが話題になっており、多くの強豪校からも誘いがあったそうだ。生光学園進学後、1年秋から投手陣の一角に定着。2年春には早くも最速150キロをマークし、現在は153キロに到達したという。この秋の新チームからは背番号1となり、キャプテンに就任している。
 
筆者は9月16日、川勝の実力を確かめるべく、徳島県の秋季大会、生光学園対城東戦が行われた「オロナミンC球場」(徳島県鳴門市)に足を運んだ。
 
この試合に4番、ピッチャーとして先発した川勝は、まずバッティングで魅せた。1回表の攻撃、ツーアウト一塁で打席に入ると高めのストレートをとらえて、レフトスタンドに叩き込んだ。これが、練習試合を含めて初のホームランとのことだが、インパクトの強さとパワーは、高校生で上位クラスに位置するだろう。

そして、本職のピッチングでは、さらに素晴らしいものがあった。

◆2024年のドラフト上位候補に浮上するか?

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