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資格の試験勉強

 過去問解くのが基本なんだけど、最近の薬剤師の国試のように過去問解くだけでは対策できないものもあるねぇ。
 私が薬剤師の国試を受けた時は過去問10年分を5回やりました。当時の国試は今よりはるかに易しいです。マークシート形式の4択問題しかありません。過去問やってると同じ設問で4択の選択肢の並び順まで同じ問題が何個か出てきました。実際の国試も同じような感じでした。どの科目も時間の半分から2/3ほどで記入できました。マークシートを埋めてから周りを見渡すと皆同じように時間を持て余している感じでしたね。ホントに普通にやっていれば9割程度取れる試験でした。
 メバロチン®︎(プラバスタチン:抗コレステロール薬)やガスター®︎(ファモチジン:胃酸を抑える薬)レニベース®︎(エナラプリル:降圧薬)などが80年代後半の新薬でした。それが国試の問題になるのです。覚える薬理作用も今の国試よりもっと単純なものでした。なので、6年制の人達と同じ資格として見られるのは、何となく申し訳ない気持ちになります・・・。実際は私の世代の5年後くらいから難しくなったようです。

 私にとっては3年前受けた宅建の方が難しかったですね(汗)特に民法は難しい。必ず難問奇問珍問の類が出てきます。皆できないとはわかっていても、これがプレッシャーになるんだ。
 過去問は必ず何周かやる。わからなくてもやってみるというのが大切。間違えたところは教科書見るなり先生に聞くなりする。
 私の勝手な手応えですが独学が利くのは、3級とか2級のつくものまで。1級とか国試レベルになったら、先生やその道のプロの話を必ず聞いた方がいいですよね。息子が独学大好きですが、見てると限度を感じてしまいます。若いから気にならないのかな。まあ、そのうちなんとかするでしょう(苦笑)
 息子は宅建を持っていませんが、息子の友達は何人か学生時代に宅建を取っていました。法学部や経済学部の学生だけでなく、部活の後輩だった文学部の学生まで取っていたらしいです。皆さん不動産関係の会社に就職しました。宅建は就職の時に有利なことは事実です。
 資格だけで世の中渡っていけないけど、資格があればそれに越したことはない。
 実際は資格取った後も頑張らないといけないんだけどね。
ライセンス保持者にはピンもいればキリもいる。薬の仕事をして、ぱぁホームで建物を建ててわかったこと。大した薬剤師じゃない私が偉そうには言えないんだけどね。


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