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10月13日は「世界血栓症デー」

こんにちは、Hです。

前回に続き、今回も血液に関する話題をお届けします。 

本日10月13日は、国際血栓止血学会が定めた「世界血栓症デー(WORLD THROMBOSIS DAY)」という記念日です。

血栓症の認識を高め、診断、治療を促進し、最終的に血栓症による障害、死亡を低下させることを目的として2014年から世界的に活動をスタートさせたそうです。(※日本血栓止血学会ホームページより)

 ちょうど本日から「第85回日本血液学会学術集会」も開催されており、血液関連疾患の診断・治療について注目が集まりそうですね。

 QLife遺伝性疾患プラスにも遺伝性血栓症の解説記事が掲載されています。
こちらもよろしければご覧くださいませ~!

 血友病と靴の関係とは?

さて、血液といってもさまざまな分野がありますが、今回も「血友病」に関する話題をお届けします。

 8月に「荻窪病院」で行われた、血友病の方を対象とした「足と靴の相談会」の記事が、本日公開となりました!

 血友病は、からだの中の血液を固める成分が不足することで血液が止まりにくくなる病気です。
切り傷などのケガはもちろんのこと、手足などを強く打ったり運動で酷使したりした際、関節内で出血をすることが生活に支障をきたしてしまい大きな負担となるそうです。

 現在は多くの薬が開発され、そのおかげで日常生活の負担が減ってきている方も多いそうですが、それでもやはり関節のケアが大変重要であるとのこと。

 そこで、足と靴の関係性に着目し、今回の企画を考案されたのが、血液凝固科の医師である長尾梓先生。
とあるセミナーで「シューフィッター」という「整形外科靴技術」を学ばれた専門家にお会いして感動し、この企画を思いついたそうです。

今回、カウンセラーとしてお越しいただいたのはシューフィッターの小黒健二さん。
「ロビンフット」という靴店を営みながら、日頃から関節や足に悩みのある方に対して靴選びのカウンセリングをしていらっしゃいます。

 私たちも相談会当日、実際のカウンセリングの様子を近くで見させていただくことができました。

 関節の形状や痛みの程度、両足にかかる体重のバランスや骨盤の位置など、隅々まで手際よくチェックし、個々の症状に応じた提案をされている小黒さんに、一同驚きの声をあげてしまいました。

 私の靴や歩き方も気付かないうちにチェックされていたようで、取材後に「その靴だと疲れちゃうでしょ~?」と、まさに感じていたことを見抜かれておりました・・!

 今回行われた長尾先生と小黒さんのコラボイベント、目から鱗のお話もたくさん伺うことができ、自分の足に合った靴を履くことは血友病に限らず子どもから大人まで非常に大切ということがよくわかりました。

 よろしければぜひ、こちらの記事もご覧いただき、皆さんも「足と靴」について改めて振り返っていただくきっかけとなれば嬉しいです。

 ▼取材記事はこちら
https://www.qlife.jp/square/healthcare/story70505.html

 

 改めて、長尾先生をはじめ荻窪病院の皆さま、小黒さん、取材にご協力いただきありがとうございました!


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