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子どもが壁にぶつかった時に、親が持っていて欲しいと思うマインド

こんにちは。えめです。

育児をしていると、
子どもがうまくいっていない時、
何かの壁にぶつかっている時、
何か悩んでいてスムーズにいかない時、
見ていてすごく不安になりますよね。

でも、何かがうまくいっていないってことは、
子どもが妥当な成長をしているってことです。

親は子どもの妥当な成長についていくために、
親としても妥当な成長をしていく必要があります

今回はそんな感じのお話です。


子どもが悩んでいる時とは?


子どもが悩んでいるのはなぜでしょう?

それは、
何かの間違いに気づいており、
何かの目標を定めかけているから
 です。

これは、
現代の、多くの一般社会人が欲しがる、
稀有な才能です。

それを発揮しているから、
悩んでいるのです。

ハッキリ言って、
生まれてから死ぬまできれいにスムーズな人生など、存在しません。

他人がスムーズに見えても、
「そう見えている」だけです。

多くの悩み事は、家に引きこもるので、
目の当たりにすることは少ないから、
そう見える。

悩んでいる方や、目上の方、高齢の方に、
お話を伺うと、見えてきます。

誰しも人生のどこかで悩んでいるという現実。

悩んでいるなんて軽いものではない、
壮絶な、ここにも書くのをためらう、
「現実」「終着点」があります。

将来に壮絶な問題が起こり得ることを、
子どもは見越して、
今、プランを見直している。
今、課題をしっかり見つめている。

言葉にはうまくできなくても、
多くの子ども達が最初は持っている才能。

それが、悩むことです。

言い換えると、問題を起こすこと。
問題提議を行うことです。

少し大きくなって、
課題に真っ直ぐ向き合うということは、
なかなか勇気が必要なこと。

向き合ったのか、
向き合わされたのかは関係ありません。

今向き合っていることが、
多くの人にはできない、
偉大なことなのです。


多くの親御さんが考えること


多くの親御さんは、
問題を解消させることに一生懸命になります。

もう、親御さん自身が、
子どもの将来が心配で心配でたまらない。

早く不安から解放されたい。

「自分を安心させてくれ」という願望を、
子どもに当ててしまう…。

すでに、自身の問題で手一杯な子どもは、
親が「安心する」という、
親の宿題までやらされることになります

しかも、
制限時間など存在しなかったのに、
親の都合で「制限時間」が設けられる

焦って泥沼にハマるパターンが存在します。

冷静さを欠いてしまう親御さんが多いです。
(子育てで冷静さというのもなかなか厳しい表現ではありますが…)


問題が起こらないようにするのではなく、
問題を一緒に処理できるように構える

そんなことができる親御さんは、
あまり多くないように感じます。


「大丈夫じゃないかも」という、
呪いをかけると、
実現しちゃいます。

不安で「大丈夫じゃないかも」しれないのは、
親御さんだけかもしれないのに。

心理学っぽく言えば、
「大丈夫じゃない」親御さんの状態を、
子どもに転移させて、
子どもが「大丈夫じゃない」に仕立て上げる。

不安のあまり、間違って、
子どもに「あなたは大丈夫じゃないよ」と
メッセージを送ってしまう。

誤診のようなことが起こります。


どうやったら安心して見ていられるかな?

「いやだって、何が大丈夫なの?大丈夫じゃないかもしれないじゃないの!」と思う、あなた。

「私が何か悪かったらどうするの!何かしなきゃいけなかったらどうするの!」と思う、あなた。

そうですよね。
未来は誰にもわからない。

だけど、
まずは、妥当な成長をしっかり見る

先のことを考えるのには、
現状をしっかり理解する必要があります。

正直、理解のない心配という愛情は、
足枷にしかなりません…

まずは、
その足枷がない状態にしないと、
打開の難易度はかなり上がっていると思ってください。

そして、
理解がない状態では、
必要な対策も打てません

「理解」〜「対策」までは、

①「情報収集・理解」
②「分析」③「課題の分離」
④「自立のさじ加減の持論吟味」
⑤「教育として必要な負荷判断」
⑥「本人のキャパシティの判断」
⑦「本人の理解できる援助の判断」
⑧「本人が自信を得られるサポート計画」
⑨「具体的な対策案」
⑩「本人に合わせたタイミングでの対策実行」

と、こんなにも段階があります。

この中で、一番簡単なのは「理解」です。

完璧じゃなくてもいいです。
誰しも自分以外の人を100%は理解できません。
「理解」する姿勢でいいんです。

そこをきちんと手抜きなく始めることが、
親としての妥当な成長と言えます。

ご自身の目を覆っている、
「正しい」のロックを全て外し、
まっさらに「理解」を始め、
無限大な分析・対策を考える

このように親は親の課題に取り組むことが大切

「正しい」のロックを外すと、
そんなに難しいことでもないです。

親子ともに、妥当な成長を二人三脚すると、
泥沼に感じていた「問題」が、
「成功」への近道になります

まとめ

失敗は成功のもと。
失敗なくして成功はあり得ません。
そして、失敗は早い方がいい。

問題を抜けた人と、
後回しにした人とでは、
双方とも「早めがよかった」と感じるようです。

誰しも失敗はするし、
後の方の失敗は正直、壮絶です。


地図のように、
道は最終的に全て繋がってます。
間違えてもリルートかけたらいいんです。

子どもが見つける「抜け道」は大変おもしろい。そんな世界観を是非体験してみて下さい。



最後までお読みいただきありがとうございました。
医療の助太刀等あり、投稿、記事拝見が少なくなります。
すみませんが、よろしくお願いします。

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