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新版:コーチングの基本

「ゴールを設定する」はコーチングからきた言葉は有名な話。
今ではとても一般的になっていることから
段々と世の中に浸透してきている考え方になってきました。

コーチングとは「目標達成を支援するプロセス」と書かれていて
一般的には目標を1人で立てるけれど
それを達成するには1人ではなかなか難しいことなんだと感じた。

目標は大きければ大きいほど
1人では達成しづらくて、誰かのサポートが必要だということ。
それは応援してもらえる仲間だったりするけれど
その目標をずっと見定めいく自分自身にもサポートが必要で、
そしてサポートに必要なスキルがコーチングというわけ。

この本にはその「スキル」が具体的に多く載っていて
わからない言葉がないように、言葉の定義づけもされていて
コーチングを理解する最初の段階では
とてもいい本だなと思った。

ただ、これはあくまでも組織の中で組織をうまく回すため
いわゆる「人材育成」のためのコーチングかなと。

どういうことかっていうと

人をなるべく優秀な「人材」にするための社会的なシステムが「義務教育」なんです。
じゃあ義務教育が悪かと言われたら

義務教育がまだない時代は、その家系の仕事を覚えればいいだけなのですが
そこに社会的な格差やどう足掻いても「農民の子は農民」みたいな
職業自由の選択がなかったということ。

そこで出てきたのが、平等な教育機会を設けるという意味での「義務教育」
で、その義務教育に対する意見とかは置いときまして、、

社会に出てからの「社内教育」も、また1つの課題で
OJTだったり、座学だったり、1つずつ経験しながらその会社の理念やビジョン合わせて
人材として成長していきます。

それを抽象的でかつ効果的に、どんな組織でも実行可能にした方法が
ビジネスコーチングだと思います。
いい方を悪くするならば「組織の歯車として上手く作用するための人材育成方法」としての
コーチングノウハウがこの本には詰まっています。

僕は組織の歯車が悪いとは思いません。
どんな自由に見える人も、社会の歯車ではありますから。
見方を変えれば「その仕事にいつまでもやりがいを見出して、仕事を楽しくするための方法」でもあります。

この方法をいくらでも応用すれば
自分の人生を上手に動かすヒントが隠されているかもしれません。

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