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コーチングの信頼性と効果の証明〜胡散臭さの正体とは?

はじめに

「コーチング」という言葉を聞くと、どのような印象を持ちますか?
もしかしたら、はじめて聞いた人もいるかもしれません。

コーチングの技術が日本に来たのが1990年代〜とまだまだ歴史が浅いことや
物事を教わる時には、自分の外側に求める「ティーチング」が主流なので、なかなか自分の内側から求める「コーチング」に目がいかないかもしれません。

なので、コーチングにポジティブな効果を期待する一方で、どこか「胡散臭さ」を感じる人も多いのではないでしょうか。
なんでしょうね。。。ちょっと占いに似ている感覚もありますね。

と、いうことで今回は、コーチングの信頼性や効果について具体的な証拠を紹介しつつ、なぜ胡散臭さを感じるのか、その正体に迫っていきます。


コーチングとは何か?

まずは、「コーチング」の基本的な定義から確認しましょう。

コーチングとは、クライアント(被コーチ者)の目標達成や自己成長をサポートするためのプロセスです。

コーチは質問やフィードバックを通じて、クライアントが自分自身の答えを見つけ、行動を促す手助けをします。

あくまでもコーチは手助けなので、
コーチがクライアントの答えを決めることはありません。
そこが意外なところかもしれませんが、大切なことでもあります。

また、どんな立場のクライアントでもコーチが対応出来てしまうのは、
人間の原理原則的な部分にアプローチしていき、根本的なところを一緒にサポートしていくからです。
相手が社長でも会長でも弁護士でも、基本的にはコーチングはできます。
なぜなら、答えを持っているのは「クライアント様」ご本人ですから。

コーチングの信頼性と効果の証明

1. 科学的な研究の裏付け

コーチングの効果に関する科学的な研究は、数多く存在します。
調べればすぐに出てきますので、そんなに多くのことは言いませんが・・・

例えば、2014年に発表されたメタ分析では、コーチングが個人の目標達成、パフォーマンス向上、メンタルヘルスの改善に対して有意な効果を持つことが示されています(Theeboom et al., 2014)。

興味があれば「コーチング、根拠」のワードでググってみてください。

2. 実際の事例

また、企業や組織においても、コーチングは広く活用されています。

GoogleやMicrosoftなどの大手企業は、社員の成長とパフォーマンス向上を目的としてコーチングプログラムを導入しています。
これらの企業は、コーチングの効果を実感し、その重要性を認識しています。


胡散臭さの正体とは?

それでは、なぜコーチングに対して胡散臭さを感じるのでしょうか?
そこを一緒に考えていきましょう。

1. 明確な資格や認証がない

一つの要因として、コーチングには明確な資格や認証がないことが挙げられます。
医師や弁護士のように、厳しい国家試験を通過した資格が存在しないため、誰でもコーチを名乗ることができます。
このため、経験やスキルの乏しいコーチが市場に出回り、信頼性が損なわれることがあります。

2. 主観的な効果

コーチングの効果は、主観的な要素が強いことも胡散臭さの原因です。
クライアントの感じ方や自己評価に依存するため、効果の測定が難しいと感じる人もいます。
具体的な成果が見えにくい場合、その効果を疑うのは自然なことです。
科学的な根拠があっても、個人の成果に依存しているため、目に見える形での数値化がすることができないのもネックになります。

3. 成功事例の誇張

また、コーチングの効果を過剰に宣伝する事例も見受けられます。

成功事例やポジティブなフィードバックのみを強調し、ネガティブな結果や失敗を隠すことがあるため、現実とのギャップが生まれやすくなります。


コーチングの信頼性を高める方法

信用は相手の「過去」やってきたことが軸になることが多く
信頼は「これから先、相手に助けを求められるか」の未来が軸になると考えます。

「あなたを信頼しているのでお金を貸します」とはなりにくいですが、
「あなたを信用しているのでお金を貸します」と銀行から審査が降りることはあると考えるとわかりやすいかもしれません。

1. 資格認証機関の利用

コーチングの信頼性を高めるためには、国際コーチ連盟(ICF)などの資格認証機関を利用することも1つの手段です。
ICF認定のコーチは、厳しいトレーニングと評価を経ており、一定の品質が保証されています。

ただし、資格を持っているからと言って、全てのクライアントを満足させられるわけではありません。
あくまでも見えない「テクニック」の部分だけの評価になります。

2. クライアントの声を活用

実際のクライアントの声やフィードバックを公開することも、信頼性を高める手段になります。
リアルな体験談や評価を共有することで、透明性が増し、コーチングの効果を実感しやすくなります。

自分が求めているコーチであるかどうかは、1度無料セッションをしてみることもおすすめです。

3. 科学的なアプローチ

コーチングのプロセスや効果を科学的に裏付ける研究やデータを活用することも重要です。
エビデンスベースのアプローチを取り入れることで、コーチングの信頼性が向上します。


まとめ

コーチングは、個人や組織の成長をサポートする有効な手段です。

科学的な研究や実際の事例から、その効果は実証されていますが、明確な資格や主観的な効果、成功事例の誇張などから、胡散臭さを感じることもあります。

しかし、資格認証機関の利用やクライアントの声、科学的なアプローチを取り入れることで、コーチングの信頼性は高まります。
一番の信頼はコーチの人柄がわかることなのかもしれません。
そこを

皆さんも、正しい知識と信頼できるコーチを見つけて、自己成長の旅を始めてみてはいかがでしょうか?


記事を読んでいただき、ありがとうございました!

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