映画「沈黙のパレード」を観る

Netflixで観る
作品については一切触れず、ただの雑文です

まず、福山雅治
紅白でトリまで取るイイ男、クセはあるがキレイな年齢の重ね方をしている
わたしのささやかな自慢は、彼のデビュー作「ほんの５g」を公開時に観ていること、更にWikipediaにも記載されている、いしかわじゅんの顔の書かれていない似顔絵が掲載された『フロムK』を読んでいること

ただ、この作品の福山雅治や富田靖子の演技は全く覚えていない
唯一残っているのは布川敏和の棒読みのセリフ回し、しかしパチンコの騒音で難聴気味との設定で、なるほどそれならその演技でもありか、やるなフッ君と感心してしまったこと

なんとなく心地よい空気感の漂う映画だったと記憶している

探したら、Yahoo!のオークションサイトに数点出展されてた、持っていたヒトいたこと驚く、さすがに買わないけど、
古いレンタルビデオ店の片隅のVHSコーナーで見つけトキメク作品です

本題は、福山雅治ではなく北村一輝

どんな役でもそつなくこなし、幅広いジャンルの作品に出ている

主に、強面のヤクザやチンピラ、組織からはみ出した刑事、単純で短気、強情だけど情にもろく、それを指摘されると照れて怒る、
それが定番の演技である
実際は、それなりの立場のヒトならそんなに単純に感情を露呈するコトはまず無い
それを自然に演じる役者もなかなかいない

男が憧れる虚構の世界の虚像を見事に演じる、男が惚れる役者ですね
もっと主演を張ってほしいもんです

ちなみに、シグナル長期未解決事件操作班の大山巡査部長は絶妙です尚、同作品で狙撃される場所は、わたしが以前住んでいた江東区東陽町の住宅街の中にある小汚ない運河に架かる橋です。こんな所で撮影するとは凄いセンスのある監督だと感心したもんです

とにかく、ガリレオシリーズでも、シグナルシリーズでも完全に主役を喰ってる
今のスタイルを変えず、そのまま老けていって欲しい役者です

とりとめなく失礼しました